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ある日涙が止まらなくなった

涙もろいのがコンプレックスだった。


いつからだろう
子どものころはこんなではなかった気がする。
私は人より涙もろい自負がある。
自分が人より涙もろいと感じたのは社会人になってからと記憶している。

当初は、
 感動系のドラマ、映画を見た時 くらいだった。
そのうち、
 優しくされても、怒られてもすぐ涙がでるようになった。

そして現在はうつ病で休職している。

HSPとADHD

精神科では、うつ病のほかにADHDの傾向があると言われた。

ADHDとは
発達障害のひとつで【注意欠如多動症】と言われている。
特徴としては、

  • 不注意性

  1. 活動に集中できない

  2. 気が散りやすい

  3. よく物を無くす

  4. 順序だてて活動に取り組めない

  • 多動性、衝動性

  1. じっとしていられない

  2. 静かにすることができない

  3. 待つことが苦手

  4. 衝動的な感情や行動を抑えられない

上記が主な特徴のよう。
ADHAという言葉は昔は聞いた事が無かった。
近年その言葉を耳にするようになってからは、「もしかしたら私もそうなのかも」と思うことがしばしばあった。

特に、【不注意性】に関してはほとんど当てはまる。

  • 作業中に他の抱えている仕事のことが頭から離れない

  • 財布、カギ、その他私物多数を、家・外出先問わず紛失(大体見つかる)

  • 一つのことをやり切る前に他の仕事が気になって複数案件を同時並行して行うことになる

  • 電子レンジの「あと数秒」が待てずに開けてしまう

さらに思い返せば子供のころは、
先生が話しているときに発言してしまうこともあったが、記憶している中だと1,2回で注意されて「まずかったな」となった。
社会性を学ぶ中でコントロールできていたようだ。

今思えば明らかなのだが、当時はあまり困ってなかった。
というか幼少期は人より勉強ができたし、学級委員や委員会、部活等勢力的に活動していた「優等生」タイプだったし
社会人になってからも人より仕事を任されることが多く、主任業務もこなしていた。

HSPとは
繊細で敏感な「気質」を持っている人
特徴は、

  1. 深く考える  考え事すぎて行動できない、物事を複雑に考えてしまう、あらゆる可能性を想定しなかなか決断できない

  2. 過剰刺激  常に気が張っている状態、些細な言葉や行動が頭から離れない

  3. 感情反応の強さ、強い共感力  涙もろい、他人の感情に対して非常に共感的、他人の反応がとても気になる、自分より他人を優先してしまう

  4. 微細な刺激への感受性  五感などの感覚が鋭く強い刺激が苦手、人が気づきにくいことに気づく

上記4項目は、実に良くあてはまる。
悩まされてきたことも多いが、それだけではない。
この気質のおかげで良いこともあった。
他人の気持ちがよくわかるから友達もたくさんできたし、
仕事でも多くのトラブルは未然に回避できたり、相手が何をしてほしいのか感情を読み取って対応してきたおかげで評価された。

ADHD・HSP、それぞれの特性を補い合ってバランスを保っていた

ADHDとHSP、それぞれの特性がある私だが、今まではそれぞれの「生きづらさ」を上手く補い合い、バランスをとっていたように思う。
だから自分の特性とあまり向き合わないで生きてこれた。

だが今回うつ病になって、向き合わざるを得ない状況になった。
今後は少しずつ自分と向き合い、自分のために人生を歩んでいけるように、記録としてnoteに記していきたいと思う。

私と同じように悩んでいる人や、生きづらさを感じている人がいれば、今後も自分のペースで続けていくので、フォローやスキで見守ってくれると励みになります。

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