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本当の意味での「話がうまい人」になる3つのポイント

緊張しててもバッチリ伝わる!本番力アップコーチの藤森みえ子です。

◉あなたは、世の中で言うところの「話がうまい人」の定義とは、
なんだと思いますか?


・スラスラと立板に水が流れるようによどみなく話す人。
・人前でも堂々としている人。
・滑舌もよく、表情が豊かな人。
・起承転結がしっかりしていて、話にオチもある。

私が今、ふと考えただけでもこれだけあげられます。
上記のような条件を思い浮かべる方は多いはず。

これ、どれも正解!

上にあげたような感じで完璧に話したら、だれでも
「この人、なんて話が上手なの!」と感動を覚えることでしょう。

でも、本当に大切なことは別のところに隠されています。 


◉スラスラ話す人の話の内容を、あなたはどれだけ覚えていますか?

つまるところ、これなんですよね。
どんなにうまくても、以外とその内容が覚えられていないことが多いんです。

それは、話をすることにおいてのテクニックは素晴らしくても、
心がともなっていない」
「大事なところがしっかり強調されていない」

ことを表しています。

例えば、終業式で校長先生のお話しがあったとします。
校長先生はいつも話をしていて、人前には慣れているし、スラスラと話すのはおてのもの。

でも、教室に帰ってきてから、担任の先生に
「校長先生の話を覚えている人ーーー?」と聞くと、だーれも手を挙げなかった、
なんてことと同じだと思うんです。

◉しっかり相手に伝えるために

その1:まずは話を聞いてもらう環境を整える

相手は、話を聞く姿勢になっていますか?
1対1なら体を向かい合わせにする、ざわざわした場所なら静かに
なるまで待つ、など相手の注意をこちらに向けます。

その2:要点をしぼる

だらだらと説明ばかりしていたり、意味のない蛇足の話が多くなっていませんか?
本当に大事だと思う要点をしぼって話しましょう。
聞くほうも体力がいるので、長話は禁物。

その3:エピソードトーク、思い入れのある話は感情を大切に

自分が体験したことには感情が伴っているはずです。
「いつ」「だれが」「どうして」「なんて思ったか」を表現しましょう。

先週の金曜日、近所の方から学校に電話がありました。
「おたくの学校のお子さんが、毎朝元気に挨拶をしてくれて気持ちがいい。これからも続けていってもらいたい。」
校長先生はこの電話を受けて、すごく嬉しかったです。みなさんのことを誇りに思います。これからも朝の挨拶運動を続けていきましょう!

この文章には、校長先生の気持ちが感情を伴って表現されています。
自分が体験した・心が動かされた話は、聞いている人にも響くのです。

本当の意味で話がうまくなりたい人は、上記の3つのポイントに気をつけて
話してみましょう!


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