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ギブアンドテイク〜助けられ助ける精神〜

『突然ですが占ってもいいですか?』というテレビ番組があります。

特に占いが好きなわけではないけれど、毎週欠かさず観ています。

過去や現在をズバズバ当てていくのが小気味良く、「あなたはこうです!」
「なんでわかるんですか!?」
というやりとりがたまりません。

人から「あなたはこうです!」とキッパリ指摘されることってあまりありませんから、そういう意味で「言われてみたい…」という潜在願望がくすぐられるのもあって、この番組のファンと化してしまったのでしょう。

この番組の中で「あなたは全然人を信用しないタイプですね」という占い師さんの指摘に対し「そうなんです!」って答えるシーンがありました。

「人を信用しない」

ドキッとしました。自分が万が一出演したら同じように指摘されるかな?という意味で。

そもそも「人を信用しない」で生きていくことはできません。

よくこういうタイプの人で「人は信用していないけど、事実は信用している」という言い訳がありますが、ナンセンスです。

よっぽどの自然現象でない限りその事実さえも人が絡んでいるわけですから。

住む家も、電気や水道も、食料品から衣類まですべて人が作り上げたもの。仮に自然界のものを頂いていたとしても、人が加工しているのです。

音楽が好きな人、映画が好きな人、小説が好きな人、みんな誰かが作り上げている。

釣りだって登山だってキャンプだってスポットとかルートとかの情報、装備品、すべて誰かが提供している。

人は人がいないと生きていけない、というのは事実です。誰かの助けを受けて生きている

そんなことは百も承知なのですが、差し迫った人間関係を目の前にすると、どうしたものかそのことが頭から消え、疑わしい気持ちが湧いてきてしまう時があるのです。

しかし、こういう時にもう一つ思い出すようにしていることがあります。

「誰かの助けを受けないと生きていけないが、自分も誰かの助けになることを知らず知らずしている。だから、人は助け合いながら生きている。」

そうなんです。自分も誰かの助けをしているのです。ギブアンドテイクなんですね。どんなことをしているのか思い当たる節はなくとも、必ず。

最近ではネットでなんでも買える便利な時代になりました。でも、宅配業者さんが自宅まで届けてくれます。

宅配業者さんはたいへんです。繁忙期には休みも取れず一ヶ月働きっぱなしなんてこともあると、知り合いの宅配業者さんに聞いたことがあります。

しかも、せっかく届けたのに必ずしも在宅というわけではなく、宅配BOXがなければ何度も訪ねることもあるそうです。

こうした「便利さ」という事実のみならず、宅配業者さんの助けがあって享受できるのですね。

そして、時間を指定したり、宅配BOX受取を指定する、玄関先に来たら必ず受け取る、という行為も宅配業者さんの助けになっているわけです。

もっと身近なことで言えば、このnoteも「スキ」するだけで、その人の励みになります。これも立派な助けなんだと思います。あ、強制しているわけではありません…。

もし煩わしい人間関係を目の当たりにしたらギブアンドテイクの精神を思い起こし、自分の損得ではなく、このイヤな人を通り越した誰かの助けになるのかな?という気持ちで接するのが良いのかもしれませんね。

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