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組織って誰のことですか?

いつも疑問に思っていることがあります。

「うちの会社は何もしてくれない!」
「我が社はどう考えているんだ!」

「会社」っていう人はどこにもいないような気がするのですが…どうでしょうか?

「会社は何もしてくれない!」
→はい、そりゃ何もしません

「我が社はどう考えているんだ!」
→はい?会社は考えません

結局こうなっちゃうんじゃないかな?

確かに法律の世界では会社のことを「法人」としています。ただこれはあくまで便宜上当てはめているだけです。

「会社は何もしてくれない!」という表現、実はとても便利なことばです。

つまり、直接言えないことを「会社」に置き換えています。本当は「社長は」「経営陣は」「上司は」などが当てはまります。

そりゃなかなか面と向かって言えませんからね…。

ただそれ以外にも「会社は〜」という発言にしっくりこないことがあります。

それは、何者でもない会社、あるいは誰かなんだけど面と向かって言えない相手への文句って、なんだかとっても無責任に感じてしまうからです。

あまり責任という言葉は好きではないのですが、言っている本人も会社に所属しているわけで、いわば会社の一部なのに、あたかも自分には関係ないかのように「会社は〜」という指摘は違和感があります。

ファンが「巨人何やってるんだ!」ならわかります。お客さまですから。

でもオーナーが「我が巨人は何やってんだ!」と言った時に感じる違和感に似ています。「あなたのチームですよね?」って思っちゃうんです。

組織というのはいろんな人がいろんな考え方で、それぞれの役割で動いている「人の集団」です。

組織の決定権が一人に集中しているワンマンリーダーだったら
「組織=ワンマンリーダー」
と言えるでしょう。

ところがそんなワンマンリーダーでもすべてを決定できないと思います。おそらくイエスマンで固められているでしょうが、イエスマンは別人格です。

もしかしたら自分もそのイエスマンの一人かもしれません、その組織の一員であれば。

ですので「会社は〜」という発言に触れると「自分のことですよね?」って思っちゃうんです。

もしかしたら自分が会社の問題点を改善する役割なのかもしれないのです。組織の一員として。

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