仕事が先か?人が先か?マニュアル通りでもうまくいかない世界
コンビニの店員さん。
おそらくある程度のマニュアルがあるでしょう。お客さんへの挨拶しかり、お詫びの仕方やレジの操作方法などなど。
こうしたマニュアルというのは誰がやっても一定のレベルが保てるように作られます。
じゃあ、誰がやっても果たして同じなのでしょうか?
手際のいい人がいればそうじゃない人もいるし、愛想のいい人とそうでない人、人によって違いますね。
マニュアルというのは一定のレベルは保ちますが、人によって受け取り方も違うし、アレンジしたり、応用を効かせたり、あるいはマニュアルとは正反対の行動を取る人もいるかもしれません。
でも、それで成り立つのであれば、そして、相手が喜ぶのであれば万事オッケーですね。
会社勤めの人には「異動」が伴います。
人が異動すると仕事の内容自体は変わりませんが担当者が変わりますね。
「あの人がいなくなったらその仕事回らない!」なんてよく聞く話です。事実、回らなくなることもあるし、むしろよく回るようになることだってあります。
もはや「人に仕事がついている」状態ですね。
そんな状態をみかねて「ちゃんとマニュアルを整備しろ!」なんて言う上役の人がいますが、マニュアル化したところで「人に仕事がついている」状態は変わらないと思います。
マニュアルを否定しているわけではありません。
やっぱり仕事というのは「あの人がいないと…」という状況にするのが「目標」なんじゃないかと思うのです。
人は必要とされたいし、必要でありたいと思うもの。自分の存在価値を求める生き物です。
「マニュアル通りですが、何か?」っていう人、そんなに好かれないような気がしますが、いかがでしょう?
マニュアルをはみ出ても、超えたことでも、対応する人って「機転が利く」とか「気が利く」って言います。
それから、その人自身の雰囲気がいいと人が集まりやすい。同じ仕事でも、雰囲気のいい人に頼みたくなります。
こうやって仕事は人について回るもの。
難しい顔して仕事しないように気をつけようっと。
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