親切を考えてみる。答えは「笑顔」⁉️

親切って一体なんだろう？

人には親切にしなさい！と子供の頃から耳にタコができるくらい言い聞かされました。

ただ、大人になると意外にもあまり耳にしなくなったような気がします。

「親切」という言葉ではないけれど、自分がされたら嬉しいことを人にする、こんな言い回しになっているかもしれません。

そう、親切というのは自分にされて嬉しいこと、なのです。

こんな話があります。

「あまり人に親切にすることはない。なぜならその親切が当然となり、やがてあなたへの甘え、依存となって、ちょっと親切じゃなくなるだけで文句を言い、関係が壊れるから」

うーん、確かに。この場合の親切はその人が望んでいないにも関わらず受けた恩恵のように受け止められたのでしょう。

あなたが勝手にしたことだから、ついでにあれもこれも、なんてことなのでしょう。

こういうことって仕事上よくありませんか？担当の決まっていない宙ぶらりんの仕事。

そんな仕事に誰かが手を出したら「よかった」と周りは安心して任せ、そのうちあの人がやるのは当然、他の宙ぶらりんなものもやるよね、みたいな…。

でも、

「それでみんなが楽になるなら進んでやります！」

という精神ならいいわけです。

そもそも「親切」というのは打算というものがないはずです。つまり、心からと言いますか、見返りを求めないちょっとした気持ちです。

相手の反応はもはやどうでもいい。そんなことに関係なくできるか、という問題です。なかなかできません。

正直宙ぶらりんの仕事なんて、見て見ぬ振りをしてしまうこともあります。胸を張っていうことではありませんが…。

じゃあ誰にでもできる親切ってないのだろうか？

ある人が教えてくれました。「それは笑顔だよ、微笑むこと」って。

今はなかなか難しい時代。ちょっとした親切心が仇になってトラブルになるなんていうニュースも見かけます。もうコワくなっちゃうのです。

でもちょっとした笑顔、微笑みだけで場が和むことも多いのです。雰囲気が変わります。

雰囲気一つで気が楽になることってあると思います。とても大事なことですよね。

同僚に一切笑わないぶっきらぼうな印象の男がいるのですが「なんで笑わないの？」と聞くと「男が笑ったら気持ち悪いじゃん」って言うのです。

そのポリシーは尊重するけど…。

だから彼を笑わせるためにいろいろと試行錯誤しています。これがわたしの親切なんだと信じて…。

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