○○は本能寺…いや、社内にアリ⁉️
思わぬところで足をすくわれる。
そんなことがよく起こるものです。
仕事上、社外の人と折衝することがあります。
思い通りに、あるいは想定内に交渉が成立することもあるし、うまくいかないこともよくあります。
問題はうまくいかないとき。
難しい相手だったり、営業さんであれば大型案件だったりすると、条件が厳しくなることがありますね。
そんなとき、たいてい社内のサポート部門の人たちがいろいろと援護してくれるはず。
「援護してくれるはず」
そう、「はず」なんですが、そんな淡い希望を打ち砕かれ、むしろうまくいきそうなものをややこしくしたり、ネックになったりするケースがあります。
交渉相手に「たいへんですね」と同情の言葉をもらうことも…。なんだかなぁという感じです。
会社というのはそれぞれのセクションごとに役割が違います。
営業部門ならイケイケのオフェンシブなスタンスですし、間接部門はコストやリスクを考えディフェンシブ。
でも一つの会社としてみれば、基本的には利益を上げていくという共通の目標がある。
オフェンスとディフェンス、水と油の関係でもありますから、会社としてはバランスが取れているように見えてたも、現場では決して交わりません。
まさにそのバチバチに遭遇すると「あなたは一体誰の味方ですか?」と言いたくなるシーンがあるわけです。
おそらく先方も同じことを思っているのでしょう。ああ厄介ですねまったく…。
こういう状況になるといつも思うのが「相手の立場になれるか」ということ。
意外とコレができない人が多いのです。おそらく相手の立場になれるのに、ならないだけな気がしています。もう意地ですね。
それから専門知識を必要とする部署に多いのが上から目線。
専門用語を多用したり、知らない相手に高飛車な態度を取るケース。
コレは正直言うと人としては論外ですが、それでも対応しなければなりません。
ただ、実は自分もそう思われているかもしれません。
相手の立場に立たず、なんでわからないのかとイラッとすれば、同じように思われているでしょう。お互い様なんです。
会社のバランスは現場のアンバランス。思わぬところに落とし穴。
なんでこんなに社内に手こずるのか?なんとも情けない話。
とはいえ、全部が全部そんなことになっているわけではありません。助けられていることだってたくさんあるわけです。
そんなふうに自分をなぐさめながら、明日も辛抱強く対応します。
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