急がなくていい幸福
こんにちは、Mihoです。
11月は本当に忙しかったんだけど、無事乗り切れて嬉しい~。
ほっとすると共にちょっと自信がついたかも。
荒れている家はこれからなんとかします…😋
偶然この動画を見ました。
鏡文字のある子を塾に入れたら、先生がうまい対応をして、勉強が好きになった。
保護者は「鏡文字が良くなっただけ」と不満を抱いて塾を止めさせてしまった。
その先生は発達障害の子の対応には最低1年くらいは欲しいけど、短期的な成果を求める保護者に悪い評判をつけられて事業が成り立たないので、教育を止めた。
という内容です。
これね、本っ当にそうだと思います~!!!
幸い、わたしの勤め先は、子どもの課題に対してむしろ
「まあ、そのうちよくなるかもしれないからね。
長い目で見て対応していきましょう」
「ずいぶんよくなってきたからね。人は何歳でも成長するんだね」
と、声をかけてくれるし、保護者もそれを信じて通所し続けてくださっている人ばかり。
急がなくていいのって、幸せだな。
贅沢だな~って感じました。
世間的にはやっぱり早くて、簡単で、すぐ効果のある解決策が求められるんだろうな、と思います。
でも、人間って複雑というか手間がかかる存在で。
1回のスペシャルなケアよりも
日々の生活や何気ないやりとり、経験や学習の蓄積で
段々と形作られたり変わっていくのだと思っています。
わたし自身も人生がとても苦しかったときや
今も具合が悪くなるとついなんかすごいマッサージに行こうとか
すごいカウンセリングを受けて、今すぐ楽になりたい!
っていう欲望を感じるときはあります(笑)
要はそれくらい、ストレスが高いってことだから。
確かに人に触ってもらったり、優しい言葉をかけてもらうと
そのときは楽になるし、爽快感もありますね。
本当に苦しいときに誰かを頼るのはよい選択だとも思います。
でも。
身体を悪くしたのは、ずっとそういう生活をしたからだし
こころの元気がなくなったのは、昇華されていない考えや想いがあるから。
その根本を見つけて改めないと、元の木阿弥(もくあみ)だなとも思います。
それに、その今自分を苦しめている習慣や考え方も
たとえばどこかの時点では楽しかったり、楽にしてくれたりしたものだったりします。
今考えるともっと良い選択はあったかもしれない。
でも、それはそれとして、そのときのベストだったかもしれないのです。
だから、慣れ親しんだあれやこれを急に変えるのもストレスだったりして。
やっぱり急に変われ!ってされるのは、自分に対してもつらいことだったりします。
わたしのセッションは1回でもストレスの緩和にかなり効果的だと自負していますが、何度か通ってくださる方もいます。
それは、ゆっくり生き方を整えていくことができるからだと思っています。
今すぐ楽になりたい!の気持ちを緩めたら
どこかの段階でじっくり自分を見つめて整理していく
狭くなった視野を高くして広く眺めていく目線に移していくことができたら
可能性はもっと広がっていきますね。
動画には「わかる~!」とものすごく共感しつつ
より大きなフレームへの移動もうまくアシストしていきたいなと思いました。
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
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