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安心して。なにを感じてもいいんだよ

こんにちは、Mihoです。
いや~、すごーくあったかくなりましたね!
昨日はとうとう暖房なしで過ごすことができました。
しかも、今日は薄いヒートテックにカーディガン、上着ナシの姿で買い物に出かけましたが、途中で汗がだらだら出てきてびっくり。
でも、今まで寒さのせいで硬くなっていた身体のスイッチが切り替わって、軽やかになっていく感じがしました。
これからはお出かけが楽しくなる季節、とっても楽しみです😆

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菜の花も蜂もかわいい~🥰


お友だちの仕事場であった話を聞いていました。

お友だちがお仕事で「この処理やっといて」と急に頼まれたらしいのですが、その処理はルールで途中で誰かに頼むのがNGとされていました。
お友だちは困って上司に相談して退社したけど、お仕事が終わってももやもやしているそう。

わたしは「〇〇ちゃんは何も悪くないじゃ~ん😆」とか「次出社したら、上司さんにありがとうございます~ってお礼言っとけば?」と適当な相槌を打ちつつ話を聞いていたのですが(私生活では適当です、笑)、お友だちは

「私は別の仕事があったし、ルールも守ってる」
「でも上司に任せて悪いことしたかも」
「代わって欲しかった相手の気持ちもわかる」
「でも私は本当にその仕事はしちゃいけないから」

とわたし相手に一生懸命、自分ができなかった理由を説明しているのです。

これは心理学でいう典型的な合理化です。
合理化というのは、わたしたちが何らかの感情的な葛藤を抱えた際に、「だって〇〇だったから……」と自分が納得できる理由を付けることで、その葛藤を回避しようとする態度のことです。
これは必ずしも悪いことというわけでもなく「起きたことは仕方ないから、またがんばろう」とか「これも経験だ」みたいに、気持ちを切り替える方法の1つでもあります。

合理化

ただ、乱暴に合理化すると、自分がその時に感じた気持ちを置き去りにしてしまいます。

この、自分の気持ちを素直に感じようとせず、なかったことにしてしまうことを、心理学では「抑圧」といいます。

抑圧

抑圧は、ある感情や衝動(望みなど)を認めることが難しいときに、その感情や衝動を感じたこと自体を忘れてしまう・排除してしまうという対処法のことです。

基本的に人は、自分の感情や衝動を満足させることを目指しますが、それをしようとした場合に不都合が出て、さらなる精神的な苦痛や負担につながる恐れがある場合には、いわゆる顕在意識(自覚的な意識)から潜在意識(非自覚的な意識の領域)へ感情や欲求を抑圧して、なかったこととして対応しようとします。

しかし重要なポイントは、抑圧された感情や欲求は消滅せず、むしろはけ口を求めるということです。
なので、自分でもコントロールできないタイミングで爆発してしまったり、昨日の記事で書いたように、まったく関係ない人や物事に対して投影し、いわゆる八つ当たりという形で発散してしまう可能性へつながります。
ちなみに、ココソマセッションが参考にしているキネシオロジーの分野では、ストレス(自分のなかでの葛藤)が強くなり過ぎると、怪我や病気、痛みなどの形で表現されるといわれています。

ではどうすればいいのかというと、自分の感情をまるっと認めること。

わたしたちにはあらゆる感情をもつ自由があります。
心の中まで監視して、いつもいい人でいる必要はないのです。
そしてどんなことを思っても、あなたの価値は変わりません。

これまで、わたしたちは一生懸命いい人になろうと努力してきたのかもしれません。
でも、自分の感じる自由を犠牲にし続けた結果、もっともらしいことをいって誰かを傷つけるとか、そういうことをしては本末転倒です。

わたしたちはいいところもあれば、わるいところもあります。
調子がいいときもあれば、悪いときもあります。
誰も悪くないけど残念な出来事が起きてしまう日もあります。

だから、安心して自分の感情を大切にしましょう。
そうすることでむしろ、たとえ腹が立っても優しくすることを選べる余裕ができると、わたしは思います。

お友だちには
「何を感じるのも自由だよ。一生懸命言い訳しなくていいんだよ」
と伝えました。

伝わっているといいな😊

そして、人に伝えたいことは自分に一番言ってあげたいことだといいます。わたしはなにを一生懸命言い訳して、感じないようにしているのかな。
今夜はゆっくりお風呂に入りながら考えてみたいと思います。

ここまでこの記事を読んでくださったあなたはどうですか?


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