見出し画像

やっと毎日投稿を始めようと思った【0言目】

毎日投稿はずっとしたいと思っていた。
ライターさんに直接お話を聞いたり、記事を見たりする中で「毎日書いていた」という言葉に多く触れるのだ。

継続すること。
毎日書くこと。

毎日。

毎日、書こうと思った。
とにかく、noteでもInstagramでもTwitterでもいいから書こうと。
そして、取り組んでは毎度、清々しいくらいに三日坊主だった。

私には無理だと思った。

でも、また毎日投稿を試みようとしている。
今度こそしたい。
本当は5月から始めようと思ったけど、その熱量が未来にあるとは保証できないし、思ったときにやろうと思って今書いている。

毎日投稿をしようと思ったワケ

やろうと思えたことにはきっかけがあった。
ある取り組みの中で、長崎の対馬にいる経営者の方と話した。
その人は、環境学の博士課程を修了していて、研究者でありながら漁師。取り組みのメンバーからは離島のプリンスと呼ばれていた。

会社で広報を担当していることもあって、その人とは発信の話が中心の中、彼は「書くの嫌いだったけど、毎日ブログを更新してた」と言った。

研究論文を完成させるには必要だと思ったと。
短くても長くても毎日ブログを書いたと彼は言った。

私にとって衝撃だった。
「好きだから毎日書いてます」というのはよく聞く。けど、「嫌いだけど毎日書いている」という人は初めてだったから。

それからその人は「noteは信頼貯金」だとも言っていた。
蓄積されていく記事は、自分が思っているよりも影響力があるんだと。何年も前に書いていても読んでいる人はいるんだと。

「たとえ、みんなが関心を示さなくても、たった一人でも「いい」と言ってくれれば、それでもいいじゃないか」
「こんな自分だと思っていても、そんな自分に救われている人はいるものだ」

今まで言われてきた言葉が重なって、無力感に襲われていた気持ちが奮い立った。

最初から無理だと決めつけていたから、始めても逃げてばかりだったなあと振り返ってみて思った。
自分で自分の可能性を殺して逃げているんじゃないかと。

書くのは好き、だけど、続けられない。
好きだけでは続けられない。

今回、話を聞いたことをきっかけに「好き」だけが理由じゃなくていいんだと思った。当たり前のことかもしれないけど、灯台下暗しという感じなのか、見落としていた部分をやっと見ることができた気がする。

今までは、好きなら書き続けられるでしょう?と自分の勝手な偏見に苦しんでいたけれど、これからは目的を明確にして書こうと思う。

毎日投稿の目的

注目される会社の一社員としてでもなく、一卵性三つ子の一人でもなく、私自身の話を聞きたいと言ってくれたインタビュアーさんがいる。

はじめて言われたとき、じゃあ、何を話せばいいんだろうと分からなくなった。
そこではじめて、私は会社や三つ子である自分にしがみついていたと気付いた。三つ子の一部というのに反発心があったのに、それに縋っている自分がまだいた。
一度は抜けれたと思ったのに、まだまだだなぁ。

今は社会人になって、どこで働いているの?と訊かれることが多いから、会社の一部のように話すことも多い。

会社のことも三つ子のことも反応はいい。
だから、そこに逃げて自分の存在を確かめている弱い自分がいる。
それもまるっと抱きしめたうえで、私は自分を見つけるために自分と向き合う毎日の記録を残したい。

これから書いていくこととルール

これから書いていくことは自由。

その日の出来事についてだったり、自分の中で沸いた考えだったり。
自由だけど、絶対に入れるのは「自分の考えを書くこと」。
この人がこうしていた。こんなことがあったのを見た。こんなことがあったらしい。
そういうこともあるけど、それだけを記録するんじゃなくて自分の考えも絶対に書くこと。

理由は、この記録の目的が自分と向き合うためだから。
自分がどう思っているのか、どんな感情になっているのか。直ぐに出てこなくても漠然としているだけだから、時間が掛かったとしても絶対にその感情や想いを掬いだすこと。

ルールは、自分に厳しくしないこと。
文字数が多くても少なくても気にしない。
毎日と言っていながらその日書かずに寝てしまっても、怠けているわけでなければ許してあげる。体を労わることが一番。

それから、見栄を張らないこと。
見栄っ張りの私には最初は難しいかもしれない。

けど、この前、その日同じボーダーの服を着ていた経営者の人が言っていた。
「自分の課題を見せたら、みんなタダで自分の知見を曝け出してくれる。だから、自分の弱いところをどんどん出しなさい」と。

いいところを見せようとし過ぎない。
自信は持つけど、弱いところは弱いまま。
それを見せていこうと思う。

一度決めたら変更するのが気持ち悪くてなかなか変われない私へ。
無駄な現状維持かどうか、変わった方がいいのかどうか、それを考えて変化が必要だと少しでも思ったら目を瞑ってでもその変化に飛び込むこと。

ルールは以上。

これから自分なりにゆっくり書いていこうと思う。

「強くて弱い私へ」というマガジンにまとめていくので、温かい目で見守ってくれると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 自分の記録やこんなことがあったかもしれない物語をこれからもどんどん紡いでいきます。 サポートも嬉しいですが、アナタの「スキ」が励みになります。 ……いや、サポートとってもうれしいです!!!!