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迅速で信頼性の高い認知機能障害検出を開発するBrainCheck約11億円調達

【会社概要】
会社名:BrainCheck
業界:ヘルスケア
所在地:イギリス
CEO:Yael Katz
ラウンド:シリーズB
調達額:約23億9000万円(調達合計)
調達先:Next Coast Ventures、S3 Ventures、Nueterra Capital、Tensility Ventures、True Wealth Ventures、UPMC Enterprises、SelectQuote
企業URL:BrainCheck
参考記事:コチラ


【会社概要】

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同社は、認知障害の検出とケアを専門とする医師をサポートする認知ヘルスケアソフトウェアの開発をする。今回の約11億円の資金調達用途は、アルツハイマー病やそれに関連する認知症を検出、解決するために新しいデジタル治療法の研究開発と市場開拓のために使われる。資金調達の投資に参加したのは、Next Coast VenturesとS3 Venturesがリードし、Nueterra Capital、Tensility Ventures、True Wealth Venturesである。さらに、UPMC EnterprisesとSelectQuoteが戦略的投資家として新しく参加している。


【同社の特徴】

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参考動画:https://vimeo.com/540327656

★プロバイダー向けの高度な認知健康プラットフォーム
同社は、早期発見を促進し、認知的懸念に対する診断の特異性を改善し、適切な場合には認知ケア管理を促進を示してくれる。また、同社はiPadを使うので、10〜15分のテストで認知機能障害を迅速かつ的確に認知機能障害を検出することができる。

★医療システムのための認知的健康技術
同社は、医療機器としての米国FDAクラスIIソフトウェアであり、あらゆる規模の病院や医療システムに合わせて簡単に拡張できる。さらに、多様な集団にわたる層別化とケア計画をサポートするために、豊富で信頼性が高く、偏りのないデータのソースを提供。また、効率的な診療所およびリモート管理で、診療所や病院にコスト削減を提供しながら、医療助手や介護者が診療所内や遠隔地で管理できる。

★患者のための使いやすい認知評価
患者の認知障害の早期発見はもちろん、患者の記憶、注意、実行機能などの変化を追跡し、患者とそのプロバイダーに、認知の健康に関するリアルタイムの実用的な情報を提供することができる。また、プラットフォーム内にゲームがあるので、患者は、そのゲームで評価が直感的でアクセスしやすく、さらに楽しいや脳に刺激を与える1つのツールにもなっている。


【同社のビジョン】

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同社は、誰もが自分の認知機能についての洞察にアクセスできる世界を想像している。また、認知機能の変化が早期に発見され、アルツハイマー病やその他の認知症などの病気が予防および治療できる場合、認知障害のない世界を作っていきたいと考えている。

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