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天地(あめつち)ゆたかにムスブもの ❷


水のいのちからあなたへ

《 記事❶の続きです 》

そういば、水をすくうことを むすぶ というよね?

水を掬ぶ、なぜだかずっと好きな言葉。何かがざわめき、いそいそとネットで辞書を引いてみた。

むす・ぶ【結ぶ】
1 ひもなど、細長いものを組んでつなぐ。また、結び目をつくる。
2 手の指をからませるなどして形をつくる。
 ㋐(ふつう「掬ぶ」と書く)手のひらを組み合わせて水をすくう。
 ㋑仏教で、手の指でさまざまの形をつくる。
3 開いたものを閉じる。「口をへの字に—・ぶ」「手を—・んだり開いたりする」
4 互いに関係をつくる。
 ㋐交わりを緊密にする。
 ㋑同じ考えの者どうしが一緒になる。組む。
 ㋒互いに約束する。
5 二つの地点をつなぐ。連絡する。
6 まとめて形にする。また、まとまって形になる。
㋐植物が実をつくる。結実する。みのる。
㋑空中の水分などが固まる。結露する。
㋒結果が出る。
7 建物を構える。
8 文章などを終わりにする。締めくくる。
9 係り結びで、文末の活用語を、上の係助詞に応じた活用形とする。「こそ」を受けて已然形とする類。
10 誓いや願いを込めて、草や木の枝の端などをつなぎ合わせる。

weblio大辞泉「むすぶ」より
OK辞典より


そうだそうだ、まさにそうじゃん。

離れたものをつなぎ、重さあるものへとまとめ織りなし、形をつくらしめる。それがムスビ。水、そして糸のはたらきだ…!

仮説ですが、おそらく糸は菌糸のこと(霊的な言葉でいえばエーテルコード)。

どうして菌にハマってから水のことも知りたくてたまらない気持ちになっていたのか、ああつながった!!!

OK辞典より

ちなみにWikipediaで引いてみたところ

むすひは、神道における観念で、天地・万物を生成・発展・完成させる霊的な働きのことである。産霊、産巣日、産日、産魂などの字が宛てられる。

「むす(産)」は「うむす(産むす)」の「う」が取れたものとされ、自然に発生するといった意味がある。「苔生す(こけむす)」の「生す」も同根である。「ひ(霊)」は霊的・神秘的な働きのことである。神道においては、万物は「むすひ」の働きによって生じ、発展すると考える。

Wikipedia「むすひ」より

なるほどなるほど…!苔なんてまさに「水 × 菌のいのち」では!

どうしてわたしは今回この名前を、選んで生まれてきたのかがわかりました。これからどんなふうに命を使って生きたいのか。その扉にようやくたどり着けた。


碧海(マリン)として生を受ける26年よりもっとずっと、はるか昔から続いてきた旅。太古からのコードにいま手がふれている。

嬉しい。やった。よかったなあ。

その感覚は「私」としての喜びを超えています。

やったねわたしたち、ただいま、おかえり!


いちおう続きありですが、個人的な話へと広がります。いいよって方は、ぜひとも記事❸へ!

p.s
『君の名は』観返したくなりました。口噛酒はミキ(神酒)の前身的なものな気がするし、たしかムスビがキーワードだった?いまなら何倍も楽しめそうだ。そうそう腸の勉強をしてたら『すずめの戸締まり』やら日本古代の神話にもつながったのよ〜。書きたい…。 

p.p.s.
菌と水と生命を軸に、情報やインスピレーションをマンダラ化し始めたんだ。研究論文・日本の神話・映画ネタ・海外大学の講義内容・タロットまであちこち飛び交い混じりあい、菌糸のように図がふくらんでく🥺これもいつの日かまとめてシェアできますように!やるぞー!

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