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天地(あめつち)ゆたかにムスブもの ❶


わたくしは 見えないヒビキをウタに編む


水の持つおおきな役割が、突然にわかった。

生命の流れ(全存在/神)は、無限を満たし広がっている。全知全能ゆえに零知零能。
 

《 例えば… 》
あなたが「殴られた」と感じられるのは、あなたの意識があなたの中にあるから。

もしも自分の脳と相手の脳の両方に、意識が同時に存在していたら「殴られた」も「殴った」も認識できないはず。
 

そのように、あまねく(辞書:ひろく、すべてにわたって)広がった状態では何も焦点化されない。観測できない。

「個」や「部分」という意識が宿るためには、ある程度の密度の濃さ、質量が必要なんです。

《 例えば… 》
部屋の空気をここからここまで!と区切るのは難しい。
でも密度の濃い部分(物質)があることで、あなた --空間-- わたし -- 空間 -- 植木鉢 -- あの人 -- と分けて認識する(分かる)ことができます。


地球においては海
人においては体液

この地上で重さを持ち、「生命に意識が宿る」条件となるのがお水。確かに、砂漠にだってミイラにだって水分はあります。

お水というのは、天(エネルギー)と地(物質)をつなぐものなのです。


ここでふと、脳裏にひらめいた言葉がありました。

そういば、水を手ですくうことを むすぶ というよね。

水を掬ぶ、わたしの好きな言葉。何かがざわめき、いそいそとネットで辞書を引いてみました。

記事❷へ続きます


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