叱ることと、褒めること

かずです。

子どもを叱るのと褒めるのとでは、どちらが子どもを伸ばすでしょうか?

これは、どちらも子どもを伸ばすとぼくは考えています。
叱ることと、褒めること双方のバランスで子どもは伸びていくのです。

では比重はどのくらいでしょうか?

ぼくが保護者の方にお願いするのは、3:1で褒めるほうを多くしてね、ということ。
つまり、叱る機会があったら、その三倍は褒めるチャンスを見つけてね!ということです。

叱る機会というものは、大人が特に意識しなくても向こうからやってきます。しかし褒める機会というのは、よーく意図していないとなかなか見つかりません。

なので割りと高度ではありますが、それでも保護者の方にもお願いしています。

なぜか?それは前回も書いたように、褒めるということは『自己肯定感』を獲得する上で欠かせないものだからです。

結び付きの強い保護者や保育者などに認められ、褒められることで、自分の存在に対して肯定的になることができます。

叱ることでは自己肯定感は育まれません。

それでも、叱るべき時は叱りましょう。

ただしあくまでも必要最低限。

そしてくどくどではなくさっぱりと。

その子の人間性ではなく行為に対して伝えること。

そしてその三倍、褒める機会を見つけましょう。

褒めるときには行為を通してその子の人間性を褒めましょう。

自己肯定感が豊かに育まれるように。

叱ることと褒めることのバランスを、見直してみるのもおすすめです。

今回はここまで~!

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