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愛と友情、勇気の大作戦〜HeaRへの道(3/3):摩天楼を臨んで

HeaRへの道3部作のラストになります。

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございます。
最後…と言っても結論が出るワケではありません。

何故なら、苦悩の記事だからです(笑)

これは音声SNS、HeaRで一世一代の大勝負を仕掛けようとする男の…その道のりと過去、信条を記した日誌です。

以下はバックナンバーです。

もし気付いた方がいたら嬉しいのですが、
1話:ゼロと表題
2話:標榜たるマテリアル
3話:摩天楼を臨んで

前作のタイトルから、微妙に韻を踏んでいます。
自分そう云う「言葉遊び」好きです(笑)

次の苦悩の前に、HeaRへの道程を

※これは既に何度か言ってる事もあります。
 テンポ良くトントンと書いていきますが、
 ご存知の方は次へ飛んでください。

遡るコト約2ヶ月前をして今を観ると、
自分ですら予想してなかった未来の姿だ。

これでも40歳。行く先々のコトくらいは因果応報の観点で見えて来る歳です。
いつかHeaRにくらいの予定が劇的に早まったのは嬉しい誤算と言えます。

…僕がHeaRへの道を歩めるようになった起点は、
ここからでした。

noteのお題を音声配信でやってみよう!
そこで僕は大好きなゲームを紹介した時に、
なにを思ったのかそのシーンを再現したいと考え、すぐにやってしまった。

真似や再現は少年の折からやってたけれども、
特に精査せずネットに載せると云う、暴挙です。

算段も狙いも全然ありません。
ただ伝えたい、そして「やりたい」と。

改めて聴いたが、寄ってる気がする程度だ(笑)
言い方はゲームを観たら…まぁ近かった。

やった後は貴乃花もビックリな清々しさでした。

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そしたらコメント欄がとても賑わいました。
あの嬉しさは鮮明に覚えてます。

冒頭でも喋っている元の音声記事はコチラです。

これを聞いて「なんて面白い事を考える方だ!」と思い、お願いし快諾され…投稿に至りました。

これも何度となく言ってる通りシノダさんには何回でも感謝を伝えたいくらいだ(すみません)

そして、竹乃子椎茸さん、シノダトウヤさん、おおらぎさんのコメントがスゴく嬉しかったです。
おおらぎさんはゲームを買ってくださるほどで…特に嬉しかったですね。

そのコメントの時にHowaさんから、
「立木文彦さんが出てきた」と言われ、良く聴いてたし、やってみるか…! と。

幕開けがドラキュラXだとしたら、ここからが第1章です。
やったら出来た。内心驚いてました。

そして彼が現れた(笑)

大佐初登場。
実はこの時の声の方が近かったのでは(笑)
今は、段々とクセが強くなっちゃって…。
台本のアクも濃いので、声はムスカ味と云うより、百舌鳥のムスカ風になってるかもしれーぬ。

これもまた反響多数で嬉しくなって、以降様々な声真似をやって行く事になります。

そして、第2章…『Mが目覚めた』
(元ネタが分かった方がいたら同志です)
※決してドMが目覚めたワケではない(笑)

これが、夜明けですね。
ひとつの大きな型が出来た。

ここからです。
しっかりHeaRを意識し始めたのは。

「コレならHeaRに持っていける!」

そしてその意識をここで具現化し始めて今に至ります。

百舌鳥の声真似スタイル

どちらかと言えば僕は「ヒトがやらないモノ」をやる方が好きです。
「細かすぎて〜」のやり方ですね。

以前、その手法について書かせて頂きました。

当然キャラクターの特性を知った上で表面的な声で真似る事もありますが、キャラクターを憑依させる方法も取っています。

メソッド演技法と云うモノがあります。

役柄の内面に注目し、感情を追体験する事等によって、より自然でリアリステックな演技・表現を行うことに特徴がある
Wikipediaより

つまりその役を自己として自然に現実に宿す。
正に「なりきり」そのものと言える。

そこに長年してきた「当て書き」を入れる。
当て書きと言うのは「役者を特定して書く手法」です。だからムスカもシャアも台本段階の言い回しで困るコトは少ない。

一連の長尺な声真似は"ちゃんと聴く"とそこまで似ていないと僕は思ってます。
ただ、節回しや語頭語尾のアクセントで補正して皆さんの耳に届けているので、近いと感じちゃうのです。
役に入っている時はムスカなら姿勢を正して慇懃な態度ですし、シャアであればドコか嘲るような笑みを浮かべながら喋るようにしてます。

「その状態で笑いを取ろうとする」

本人は疑いもせず大真面目に言ってます(笑)
真面目に"バリウムと戦っている"

皆さんのキャラに対するイメージは固まっているので、それを逆手に取る。
だから滑稽だし、悲哀だし、カッコ悪い。

このやり口は正解だったと言えます。

苦悩その4、HeaRでやるコト(創作編)

当然、声真似です。
ただ編集環境が無くソフトもスマホ内で完結させて挑むとなると…出来ないコトの方が多い。

ですからあくまで作品を出す場として考えています。

ではどんな作品を出すのか。
まず「ギリギリまで地声を出さないでいよう」と決めました。
地声配信はnoteがあるからそれで良いのもありますけど、単純に地声がコンプレックスだからです。

とは言え、声真似は短命でなので段々と苦しくなるでしょうし、大佐と少佐だけでは足りないかもしれない。

だからってロングスピールに僕の体が耐えられるキャラも居ない。

そこで、Howaさんがヒント教えてくれた記事があります。

初めて仕組みが分かったんですよね。
だからってVTuberになりたいんじゃありません。
読んで思ったのは、
「自分でキャラクターを作って、その声でやれば良い」と。

そうすればムリが無い。
キャラを作るコトは声を作るコトでもあります。

「常に声を作った状態を維持する」
それはコレです。

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最近のムスカ声真似はこの境地です(笑)

僕はプロではないのでいきなりゾーンに入れません。だから一定のチューニングをしてから真似に入ります。
でも、なるべくそれは無い方がいい。

だからnoteアプリ録音と云う編集が効かない録りで、雑談を入れながら声真似する。

録音のアタマから真似る事より一通り喋った後に真似る方が僕にとってはずっと難しくて。
だから役に入れず、変調も変声も効かずと云うコトがたまにあります。

HeaRはスマホからファイルがアップデートが出来るし、その音声もアプリで切り貼り程度の編集が出来ます。
だからキャラになってその声でセリフだけを吹き込んでと云うのも可能ではないかと。

さて、そんなキャラ作りをしたとしていきなり声を作った状態で出しても、何者か分かりません。

ただのイテェヤツになる恐れもあります(笑)

思い付いたのが「オムニバス形式の創作」
※なんかフワッとした言い方にしました。

タイトルも構想も言わない方が、出た時に楽しんでくださると思うので。
とは言えお芝居は素人だし、どうなるのかさっぱり分かりません。

その作品に出て来る登場人物を別のコーナーに派遣させる…ってカンジですね。
そのキャラも「誰とは言わないけど、明らかに誰かを意識した声」であるコトは確かです(笑)

気付かなければ演技だし、
気付いたら声真似芸にも受け取れる。

僕のアタマの中はその人の声で再生されてるが
あくまで出力者は僕なので芝居でもあり声真似でもある。

洋画の吹き替え…みたいなモノですね。

地声の可能性、表現を広げる方も居るでしょうが、僕は「作った声だけで挑む」ってカンジです。

それと、、シャアは少佐は(笑)
レポーターシリーズとして、アクシズの忌まわしき記憶と共に体当たりしてくれると思います。

苦悩その5、HeaRでやるコト(それ以外)

※説明もあるので文章激長いです。
音声配信でやれる内容はほぼ定まります。

ラジオ(雑談)、お芝居、プレゼン、レビュー、歌。

ここからは、やるかやらないか分かりませんが、
あくまで構想として読んでください。

1.ムス歌(黒歴史生産)
"ムスうた"と読んでください。
……多くは語りません(笑)

2.ラジオ
声を変えたまま長尺喋るのは難しいけど、
7〜8分程度のムスカの日常ならそのまま持っていけるのではと考えています。
キャラソンならぬ、キャララジ、ですか。

問題点はキャラの世界観を大きくは外せないので、話題や内容に制限が掛かるコト。
あとコメントされない怖さがあるコト。

百舌鳥に返して欲しいならコメントで、
ムスカに返して欲しいならお便りで、とかにしたい。

1回と言わず何通でもお便り欲しいです(切実)

3.伝統芸能(これ超長いです(笑))
表現の舞台に立てたら是非挑戦したいと思っているのが、日本の伝統芸です。

詳しくは無いけど落語にしろ能や狂言、歌舞伎、神楽、流鏑馬とかもう色々観るのが好きで。

じゃあなにかと言ってポッと出るのは「落語」
好きな話しはありますが、結構出回っていますし百舌鳥的には…腰が上がりません。

そこで「講談」をやってみたい、と思います。
今となっては神田伯山さんのお陰もあってご存知の方もございましょうが僕が初めて講談を知ったのは10歳(1990年)の時。

忠臣蔵が大好きな親父の影響で、
「南部坂雪の別れ」と云う演目でした。

大内蔵之助が吉良上野介へ討ち入りに行く前に、亡君浅野内匠頭の奥さんに挨拶へ行くが、そこに敵の間者がいる事を察知して、仇討ちなどしないと芝居を打ち、それに気付かぬ奥さんは怒ってしまう。せめてこれをと巻物を渡すが拒否されて家来に預けて帰っていく蔵之助。
その日の夜、間者がその巻物を盗まんとする所で見つかり、不意に開かれたそれは赤穂浪士四十七人の連判状だった。
なにも知らず無碍に追い返した事を奥さんが悔やむ。

…と云うお話し。
見せ場は四十七士全員の名前を読み上げるシーンです。

↑参考までに。

親父はこの演目がとても好きで、僕も「これはスゴい!」と思い「いつか親父の前でやろう」と決めてはいるものの、30年間やってません(笑)

確か高校受験の頃だと思うんですが、なにかしらな手段で音源だけ持っていて、全部書き写した覚えがあります。(勉強しろ)

擦り切れるほど聴いてきたから、今なら出来るかもしれない…と思っています。
やるとしたら忠臣蔵の季節、12月です。

もちろん今でも講談は好きで、何度かは聴きに行った事もあります。
それで先日絵本を探していたら「へぇー」と思う書物がありました。

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講談は軍記物等の歴史的な題材が多く、あの出版社の「講談社」も社名の由来はこの講談からです。

中でもこの山田真龍軒はかなり好きです。

神田伯山(前、松之丞)さんの節回しも好きで本もあるなら、やってみたいものです。
(狂言用の舞扇はまだあるので使える)

武蔵伝(ゲームじゃなくて)だけでもかなり数ありますので、なにかは出来るかもなぁと。

果たして役に入れるかが問題ですが、なにか伝統芸能はやりたいと思ってます。

…今のトコロはそこまでしか考えが及んでません。
これは自分でも分かっていますが、僕はエンターテイナーの端くれではあっても役者ではありません。

やはり役者さんの発声や滑舌、通りは素晴らしいので太刀打ち出来ない。
HeaRは前も言いましたが本当に猛者ばかりで、僕如き感が今でもあります。

でもまぁ「やりがい」があります。

これらアイデアはあくまで「やりたいなぁ」程度ですが実現出来るように頑張りたいと思います。

愛と友情、勇気の大作戦

僕がこのタイトルにしたのはFF8が好きなのもあります。
しかしそれだけじゃない。

愛、物作りとエンターテイメントへの愛。
友情、noteで出逢った人たちの応援と助言。
勇気、HeaRに挑もうとする気持ち。

これらがあったからこそ、書けています。

名前を挙げたらキリが無いですがとても感謝しています。

僕がこれまで生きた中で自信を持って言えるのは

「ヒトを楽しませるコトだけは、頑張ってきた」

その頑張ってきた全てを投入したいです。

HeaRへの道はこれで以上です。
今度書く時は(もう固まってはきてます)色々決まった時にご報告します。

現状、ブンチャカ系の音素材が全然無い。
とだけ申しておきます。

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。

…やっと、他の(ゲームとか)の記事が書けるな(笑)

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