【新規事業開発】「エムスリーキャリアって実際どう?」医療業界に飛び込んで半年のリアルな心境
当社は、コロナ禍の影響を受けるものの新規事業の成長もあり、2021年度に過去最高益を達成することができました。
医師・薬剤師の人材紹介サービスだけではなく、医療機関向けSaaSのプロダクト、健康経営事業をはじめ多くの事業をグロースさせ、これから実施したい事業の「種」がたくさんあります。
その事業の「種」の「芽」を出していただける仲間を募集しています。
今回は、事業開発部に所属されている中川さんご本人に、入社エントリーをかいていただきました。
医療の知識、経験はない。人材業界もわからない。と思われている方に是非読んでいただきたいです。
そして、中川さんの人柄・考え方に共感するものがあれば、ぜひ、ご応募ください。
応募のきっかけ
「医療業界は自分に合わないのでは?」が第一印象
みなさま初めまして。2022年3月に入社しました中川と申します。入社して約半年という、二度と訪れない新人期間のなかで私が率直に感じた「エムスリーキャリアって実際どうなのよ?」や、いま私が感じている様々な思いなどをリアルにお伝えできればと思います!
まず私がエムスリーキャリアをエージェントから紹介され、一番最初に知った際の感想は「うーん。医療業界なんて絶対に合わない。縁がないし、知識もない」でした(笑)
だからこそ、医療業界の会社の話を聞くことは一生ないだろうなと思い、一つの経験として一次面接を受けてみようかな、というなんとも失礼な始まりでした。
前職は通信サービスのweb代理店で、新卒からずっと同じ会社で働き、仕事に必死に食らいつき続けていました。数億の予算を任され、立ち上げたサービスも15を超えました。部下にも恵まれ、泣けるぐらい嬉しいことも二度と思い出したくない失敗もたくさん経験できました。ただ「私が生涯で体験するのはこの業界、このビジネスモデル、この人脈だけなのか?」というもったいなさのようなものも感じていました。だからこそ、興味がない業界でも
触れてみる、ということは当時の私にとって大事だったのだと思います。
エムスリーキャリアに転職を決めた理由
もともと「働く業界はなんでもいい」という考えもありました。大事なのは「思考(頭の中)」であり、その頭の中のスキルや引き出しをどの業界でも沿うようにしていくのがビジネスだと。そしてまさに、「あぁ、この人の頭の中は最高だ!」と感じたのが代表の沼倉との最終面接でした。それまで転職するかどうかウジウジしていましたが、「あ、もうこの会社にしよ!」と面接が終わった瞬間バチっと自分の中で決められた感覚を今でもしっかり覚えています。「最高」という非常にあいまいな表現をしていますが、会社の柱である「誠実かどうか」をきちんと軸にビジネスをしているというのが伝わってきたんです。
「全く経験のない医療業界で不安はなかったのか?」とよく聞かれますが、全くありませんでした。というか、そんなこと考えていませんでした(笑)。私にとって大事なのは「どんな人と一緒に働けるのか、その人たちはどんな頭の中(考え方)をもっているのか」ということだけであり、知識や業界理解は「なんとかなるだろう」と適当に考えていました。ごめんなさい。
M3Cに入社して半年を振り返って
入社して半年、実際に思うのは「知識はあったほうが断然良い」ということです。誤解のないように言っておくと、”Must”ではなく、限りなく”Better”です。もちろん、基本的な部分は押さえておかないと顧客と会話が成り立たない部分があり、周囲の皆さんに助けてもらっています。逆に助けてくれるので問題ありません。
それよりも相手は”今””何で”困っているのかを本質的にとらえようという意識のほうが何億倍も大事です。私は事業開発という立場で、新サービスの開発や既存事業をもっとスケールさせていく役割がありますが、この半年でやってきたことはとにかく現場の空気に触れるということです。今の最優先事項は何なのか、やりたいと思っていることは何なのか、でも実現できていないのはなぜなのかなどを医療機関と社内の方々双方に聞いて、自分なりの仮説を立てて答え合わせをしていきます。個人的にその中で一番大事だと考えているのは「絶対やったほうがいいだろうと私が感じたけれど現在実現できていないこと」の理由をきちんと探ること。チャレンジしたけど外部要因で実現できなかった過去や、国の規制や、会社ビジョンへの不一致や優先順位の変更・・・本当にいろんな理由がでてきます。私がいつも事業アイデアを考える際に感じていることは、「自分がパッと思いつく良案は必ず先人の誰かが思いついているはずだ」ということです。そして答え合わせをしていくと大体そうです(笑)。そしてありがたいことに、この私の答え合わせの作業にしっかりじっくり付き合ってくれるのが、このエムスリーキャリアのメンバーのすごいところです。本当に、とにかく誠実。とても薄っぺらい表現になってしまいますが「本当に良い人ばっかり!」をこの会社に入って何度言ったことか…!(笑)。
エムスリーキャリアは創業12年目に入りましたが、先人の方々が120%の知恵と体力を使って築き上げてきたこの環境において、「知識がない、ビジネススキルも凡人のわたし」が”今この瞬間から”どうかかわっていけるか、どう貢献していけるか考えることはとても重要だと思っています。医療知識や人脈があるから貢献できる、ないから貢献できないということではなく、極端な表現をすると「今持っている力をどう活かしてもらおうか?」ぐらいでいい。だからこそ自分が何をやってきたかや何が苦手なのかをちゃんと伝えることは大事だし、私は直属の上長にあたる代表の沼倉には「仕事はなんでもいい、色んなことに携われること」と自分が好きな仕事のスタイルをはっきり伝えています。
未来の仲間に向けてメッセージ
異業種への転職を検討している際、気になっているけど業界知識もないし転職して本当についていけるのかどうか不安…と思っている方はたくさんいると思います。私は半年を振り返ってみてそんな方々に一言声をかけるとすれば「仕事って結局はどの業界も大して変わらないよ」ということです(笑)。 新施策実行でチームメンバーの理解を得るのが難しかったり、ルールがうまく浸透しなかったり。反対に思わぬところで顧客の好評価をもらえたり、予想外の理由で売上を達成したり。どちらにせよ、仕事を作りあげているのはそこにいる”人”なんです。だからこそ、ぜひ当社を検討する際「エムスリーキャリアの人々」が自分の人生に好影響を与えてくれそうなのか、ぜひじっくり見極めてみてください。そしてもし少しでも、私と同じように「最高!」の片鱗を感じていただけたのなら、今持っている経験と知識を小脇に抱えてぜひお気軽にお越しくださいませ。全国の病院の特徴を勉強中の私と一緒に、医療業界の変革をとことん楽しみましょう~!
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