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意外と言えない「マーケティングって何?」

こんにちは、松本充(@mitsuru2126)です。

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僕たちがビジネス用語でよく使う『マーケティング』ですが、
いざ「マーケティングとはなんぞや」と聞かれると答えられる人はそう多くはありません。

当然組織で動くとなると、仮にあなたが正しいマーケティングについて理解していたとしても10人に聞けば10通りの答えが返ってくるでしょう。
使われる頻度とは裏腹にマーケティングという用語は、ひどく曖昧でふわふわ浮いた概念になっています。

「別にそんなもの曖昧な解釈でいいじゃん」

と思われたあなた!
仮にウェブマーティングの提案をABCに依頼するとしましょう。
するとそれぞれ、
A「コンテンツについての提案」
B「SEOについての提案」
C「UI/UXについての提案」
をされました。

『ウェブマーケティング』という便利な言葉が故に、ABC側が考えている自分なりの『マーケティング手法』がそれぞれ提案として返ってきているためどれも今すぐ必要なもののように見えますね。
当然依頼したあなたも『マーケティング』の定義が曖昧なので、何が必要で何が不必要かの区別もつきません。
『マーケティング』という便利な言葉を使うせいで、上の例では提案の段階で既に各々が別々の狙いに向いています。

もっと最悪なのは、Aに依頼した後少し様子を見てダメだと判断し、次はBに依頼してみるけどこれもダメ。じゃあやっぱりCかーみたいな『数撃ちゃ当たる』パターンに陥ることです。
このパターンは、どれも短い期間で良し悪しを判断してしまう傾向にあるので、中途半端な成果しかだせず本末転倒になりかねません。

逆に「マーケティングとは〇〇である」と全員が一致して答えることができる組織は、この施策はどこでどのように重要なのかが共通して分かっているため、運任せではなく狙って成果を生み出すことができます。

この記事では、言語化が難しい『マーケティングとは何か』をマーケティング業をしているウチの会社がどのように定義付けしているかご紹介したいと思います。この記事を読み終える頃には下記の内容が手に入ります。

・マーケティングとは〇〇であると自信を持って言えるようになる
・情報の取捨選択ができるようになる
・自分のチームにアウトプットできる

マーケティングって何?

みんなに聞いてみた

社外のプライベートな知人に「マーケティングって何?」って聞くと、

・市場調査
・売上をあげるための何か
・ステマ
・口コミを呼ぶもの
・ノリ

というブッ飛んだ回答が返ってきました。。笑
また、Wikipedia先生によると、

商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称。市場活動。販売戦略。

と書かれていました。
当然Wikipediaに書かれている内容が100%の答えなのですが、まだ腑に落ちません。
というのもやはりマーケティングの概念が幅広く、解釈次第で『どこまでがマーケティング』なのかが分からないので概念としては理解できますが実践的ではないと思うんです。

マーケティングの起源から考察しよう

ようやく本題です。
マーケティングの起源を辿っていくと、

商品志向のマスマーケティング(マーケティング1.0)

顧客志向のマーケティング(マーケティング2.0)

価値提供志向のマーケティング(マーケティング3.0)

と時代に合わせて目まぐるしく変化しているのが分かります。
手法はバラバラですが、どのマーケティングにも本質を辿ると、たった一つの目的にたどり着きます。
もっというとマーケティングを行う理由が分かればマーケティングの目的が理解できるはずです。
僕の知人等が言っていた

・市場調査
・売上をあげるための何か
・ステマ
・口コミを呼ぶもの
・ノリ←これは謎です

これらも結局は成果を上げるためにやるものです。

マーケティングとは〇〇である

なのでウチでは『マーケティング』をこのように定義付けしています。
『マーケティングとは、目標に対してより成果を生み出し続けるための仕組み作りである』

・市場調査だけで成果を生むことはできません。
・SEOを実施する理由は検索順位を上げることだけが目標ではなく、検索順位を上げてアクセスを増やし売上を伸ばすことが目標です。
・ステマをしても成果を上げ続けることはできません。

大切なことは全体像を共有することです。
ウェブマーケティングをABCに依頼したのはそもそも何のためですか?
いまあなたがやっていることはそもそも何のためにやっているのですか?

「そもそもなぜ?」を自分に問いかけてみてください。
簡単に本質に辿り着ける魔法の言葉です。

ウチの会社では『マーケティング=目標に対してより成果を生み出し続けるための仕組み作り』と定義してから、いまやろうとしていることが目標を達成するためのどの部分になぜ必要なのかが説明できるようになりました。

マーケティングに関する書籍もたくさん出ていますが、なかには集客の手法のことしか書かれていない本もあります。
集客はマーケティングのまさにマスの部分であって部分的な手法にしかすぎません。
集客方法から成果をだすまでのAtoZの仕組みやロジックが書かれている本が本物だと個人的に思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はマーケティングの定義について話しましたが、マーケティングについての詳細は反応を見ながら執筆したいと思います。
みなさんの参考になれば幸いです。
もし気に入ってもらえたらフォロー等よろしくお願いします。

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