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こつこつ物事を続ける私なりのコツ

このnote、長いですよ~

私の話

私はこつこつ物事を続けることが得意です。ダイエット、英語の勉強、キャリアアップの為の努力、美容など、いろんなことを日々こつこつ積み上げています。いずれも数年間続けて今に至っており、自分として満足できる結果を得られています。まだ道半ばのためこれからも続けていきます。

特にダイエットは大成功しており、努力を始めて2年が過ぎた今、筋肉を維持しながら体脂肪だけをー9kgほど減らすという大きな結果が得られています。見た目はだいぶ変わりました。英語もそこそこの成果を得られており、仕事でAPJ組織向けに行われたグループワークありの技術研修(3日間リモート)に参加し、無事終了証を得ることが出来ました。日本人が私しかいない中で、講師による解説、香港、シンガポール、マレーシアの同僚と英語でデモ環境をセットアップしてプレゼンを行うグループワーク、すべて英語で進行でしたが、ちゃんとコミュニケーションが図れ、何とかチームに貢献が出来ました。英語の勉強も数年がかりですが、少しずつ能力UPが出来ていると感じています。

周囲の話

私がこつこつ続けていることで、この「ダイエット」と「英語」のことは特に周りに興味を持たれることが多いです。自分から特段アピールしなくても、ダイエットの成功は見れば分かるし、英語も使っている姿が人の目に触れることがあります。どんな努力をしたのか、何の教材を参考にしたのか、非常によく聞かれます。特に秘密にすることもないので素直に自分が行っている内容を伝えますが、それらを実行する人は少しで、実際には実行しない人が多いです。なぜ実行していないことが分かるかというと、本人がやってないと伝えてくるか、または、時間をおいて同じ質問をしてくるからです。何故出来なかったのか?質問するとさまざまな回答が返ってきますが、時に「こつこつ努力できるのは才能」とも返答されます。自分にはその才能が無いからできないと。こつこつ物事を続けるのは才能がないと出来ないことなんでしょうか。

努力と結果のバランス、得られるまでの期間

私は専門家ではないですし、これはあくまで私個人が考えていることですが、「努力に見合う結果が得られると確信が持てるなら、その努力を続けられる」と感じています。例えばダイエットなら、毎日お菓子やファストフード等を大量に食べていることが幸福感を生んでいるとして、痩せるためにその行為を止めるなら(場合によっては更に運動という苦まで足すのなら)、その苦行に見合うだけの結果を得られるという保証が欲しい。痩せるための努力が辛いなら辛いほど、得られる結果は自分にとってより魅力的で理想的なものであってほしい。

でも、実際そんな保証はないわけです。しかも、痩せることは出来たとしても、その結果得られると思われる見た目は「自分が理想とするものなのか」「努力に見合う結果なのか」。その理想や求める結果がアイドルやモデルのレベルだとしたとき、自分が痩せてどのように変化するとしても、得られる結果はそのレベルではないと思うなら「こんなに辛い思いをするのに得られる結果が見合わない」となり、努力する気が失せてしまう。努力が続けられない人の一部には、そういった心理がある気がします。

または、短期間で結果を得たいということもあると思います。英語を話せるようになりたいとき「この努力を続けたら5年後に話せるようになる」と言われると、とたんに努力する気が無くなってしまう場合です。極端な表現をすると「英語の勉強を継続した結果1か月後くらいにネイティブレベルになっていたい」という感覚です。他の表現をすると、英語を話せるようになりたいが、その勉強が苦行であるとき、「その苦行をなるべく短時間で終わらせて速やかに求める結果を得たい」という感覚です。

ダイエット・英語の両方で、上記のようなことを実際に口にする人たちもいます。短時間でレベルの高い結果に達したいと。でも、例えば英語の場合、何故そんなに短期間でネイティブレベルの英語を話せるようになりたいのか?その理由を聞くと、別に仕事やプライベートで話す機会があるとか、今話せなくて実際に困っているからとかではなく「英語を話せると格好いいから」「人に自慢できるから」等の理由だったりします。今、英語を話せないことで困難に面しているわけではなく、また今後そのような予定はないものの、何となく見栄えがよいから「英語をすらすら喋りたい」のです。別にどんな動機でも貴賤は無いですが、モチベーションがふわっとしているなとは感じます。

こつこつ努力をして結果を得るには

私の場合、こつこつ努力が出来るのは
 ◆求める成果を現実感のあるものにする
 ◆努力のサイズを自分が続けられるレベルに設定する
 ◆マイルストーンを細かく設定し、成果を小刻みに得る
 ◆何のために結果を得ようとしているのか意識する
これらのことがポイントではないかと思っています。どれもネットで検索すればよく出てくる文言ですが、本当にこれらの要素が重要だと思います。

例えばダイエットの場合、私が求めている結果は、自分の素材を超えた美麗な存在ではなく「自分が成れる範囲での最大レベル」と設定しています。私は骨格からして、薄くて華奢な体型、いわゆる韓国アイドルみたいな見た目には決して成れません。その代わり、インスタに出てくるフィットネスモデルみたいなウエストがギュッと細い体型にはなれる可能性があります。実際体脂肪を減らしている現在、そのような体型に近くなっています。目標を「フィットネス体型」にするのは私にとって「現実感のある結果」です。

上記の目標を達成するための努力として私が継続できるレベルのもの。それは「食事を極端に減らし過ぎない」「運動の比重を大きくする」「室内で出来る運動にする」の3つでした。
 ◆食事を極端に減らさない=減らし過ぎると続けられない
 ◆運動の比重を増やす=食事の事を考えるとこうなる
 ◆室内で出来る運動=外出が面倒でしなくなることを防止
この努力の方法だと短期で結果を得ることは難しいです。元々、私は脂肪細胞増殖型肥満のため痩せにくい。これらを鑑み、ダイエット当初から「目標達成には2~3年くらいかかるだろう」と考え、スケジュールを置きました。方法を考えると、結果を得られるのに時間がかかるのは受け入れざるをえません。

そして、長く続くと想定された自分の努力が実っていると実感できるように「以下なら成功」としました。
 ◆週次平均で状況を確認(日々の変動で一喜一憂しない)
 ◆前月より体脂肪量が減っているか、減った状態を維持なら成功
 ◆-3kg、-5kg、-8kg、-10kg、-12kg(←最終目標) 減ったら成功
これらを確認したり自分を励ましたりできるように、変化をモニタリングするために体重・体脂肪率・体脂肪量・運動量・食事のグラフを作って可視化することにしました。細かくマイルストーンを設定し、数値で成果を感じるためです。この2年間、5か月ほど停滞状態に見舞われたりもしていますが「減った状態を維持なら成功」として自分を評価し、努力を続けていたら停滞期を脱してまた減少トレンドに戻りました。

そして、何を得るためにこの努力をしているのか。私の場合は「私が満足するため」です。自分が自分の体型を見て満足するために努力をしています。一種のナルシズムだと思いますが、別に自分が美人と思ってのことではないです。毎日鏡やビデオ会議で自分を見ざるを得ないとき、今よりも満足度の高い見た目になりたいのです。モチベーションが落ちるとき、いつもこれを意識しなおすようにしています。

これらはダイエットの例ですが、英語でも同じようなアプローチをしています。

努力は才能なのか

私なりの方法を人に話すとき「そんなこと良く続けられるね」と、若干呆れ気味に言われることもあります。人に詳しく方法を教えてと言っておいてその反応はなんだ、と思わなくもないですが、「じゃあ自分もやってみよう」と軽く実践できるものではないことは分かります。でも、それが才能、つまり生まれ持った何かに影響されることなのか?というと、私は違うと思います。

私がしている努力は私にしかできない特殊なことは何一つなく、一つ一つは誰でもできることです。やるのに才能も何もいりません。ダイエットに至っては、体質を考えるとおそらく他の人のほうがずっと結果を得やすいはずです。同じ努力をしたとき、同じ結果を得るのに2年もかからないだろうと思います。

ただ、「自分をコントロールする」ことは必要だと感じます。私だって「やりたくないな~、今日はなんだか面倒くさいな~」と思うときがたくさんあるわけです。例えば今日その努力は休むとしても、明日また再開できるか。そこで自分を「やる方向」へコントロールする。努力が続かない人はこれが苦手な場合が多いんでしょうね。でもこれも才能などの生まれ持ったものではないと思います。誰でも意識次第でこうなれると私は考えています。

努力を続けるためのアプローチ方法は人それぞれなので私の方法が万人に向くかは分かりませんが、一つの例として書いてみました。誰かの参考になれば幸いです。

#努力 #自己啓発 #ダイエット #勉強 #ノウハウ #体験談

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