水を変えたらお茶が苦く無くなるかも
画像は釣りです。
この前硬水と軟水で紅茶を入れてみたのですが、「他のお茶やコーヒーでは変わるの?」とのコメントをいただいて気になったためやってみました!
前回の記事↓
ほうじ茶と緑茶を使ったのですが、結論から言うと緑茶の変化がすごかった!!
①ほうじ茶
ではまずほうじ茶で淹れていきます
ティーバッグを入れて3分放置しました
<ここで観察できたこと>
水道水の方は真ん中が濃く外側が薄いのに対し、Evianは満遍なく茶葉が行き渡っていますね
どちらも茶葉を入れて放置なので、水質による違いだと考えられます
①飲んでみた感想
あまり変わらない、といったところでしょうか
強いていうと硬水の方は味の強弱が少なく、「あ〜お茶だあ〜」くらいの感想だったのに対し、軟水は「ほうじ茶だ」と認識できる味でした
②緑茶
同じく3分放置です
あとお気づきかもしてませんが、ほうじ茶のような茶葉の広がりは観察できませんでした
<観察できたこと>
特になし!!
②飲んでみた感想
軟水の緑茶はものすごく苦いのに、硬水の方は全然苦くない
という風にほうじ茶とは比べものにならないくらい味が違いました
なぜこのような現象が起こるのでしょう??
なんで味が変わったの!?
少し学術的になるのですが、ここには「キレート作用」というものが関係しているらしいです
ちょっと図にまとめてみました。まず硬水というのは、軟水に比べてカルシウムとマグネシウムの量が多いです
で、その中のマグネシウムは、カテキンと結合する性質を持ちます
苦味成分はカテキンなのですが、キレート作用によりカテキンが外部に排出されたことで、硬水の方は苦くなくなった、といえるわけです
なぜ緑茶にだけ起こったのか?
上のデータは、お茶のカテキン含有量を示しています
今回の緑茶がどの種類だったのかはわかりませんが、全ての緑茶よりもほうじ茶のカテキン含有量が少ない、というのがわかりますね
カテキンの量が少ないためキレート作用の回数が少なくなり、苦味の差がそこまで現れなかった、という理由が一番納得できそうです
苦くて飲めないお茶は硬水にすればいいかも??
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