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【LINEヤフーインターンシップ2024】セールス職5daysコースイベントレポート

2024年、LINEヤフーとして初めてのインターンシップを開催しました。開催されたコースのうちのひとつ「5daysセールス職コース」では、LINEヤフーの広告販促ソリューションを用いた施策検討やプレゼンテーションに取り組む「広告・販促プログラム」と、「Yahoo!ショッピング」のクライアントの流通売上目標達成のための課題分析・プレゼンテーションに取り組む「コマースプログラム」の2つのプログラムを実施しました。

今回は、2024年8月26日から8月30日まで、LINEヤフーの紀尾井町オフィスにて開催された5daysセールス職コースのインターンシップの様子をレポートします。


オリエンテーション・課題説明

初日の前半はオリエンテーションとチームビルディングを実施。スムーズにグループワークに取り組めるように、自己紹介とチームビルディングを行いました。

今回のインターンシップでは同一日程で広告・販促プログラムとコマースプログラムをそれぞれ実施しました。オリエンテーション後、各プログラムごとに課題が発表されました。

課題
広告・販促プログラム:スポーツ関連企業を想定クライアントとした施設来場体験価値の向上施策の立案
コマースプログラム:飲料メーカーを想定クライアントとしたYahoo!ショッピングのストア上で新規の若年層を獲得する戦略提案と広告提案

インプット

インターンシップ初日の後半は、講義形式でDXや法人営業の仕事の進め方やLINEヤフーのマーケティングソリューションの特徴や活用例などの基礎情報に加え、今回のテーマとなるクライアント企業についてのインプットを行い、グループワークに備えました。

グループワーク

インプット終了後、2日目からは3チームに分かれ、チームでのディスカッション・グループワークを経て、チームごとに専門分野を担当する社員への質問相談会・ヒアリングを実施しました。その後、グループワークを実施しながら発表に向けた提案内容の作成に取り組みました。各チームには社員のメンターが付き、それぞれの提案についてサポートし、インターンシップ生との1on1ミーティングも実施しました。

インターンシップ生がグループワークに取り組んでいる様子
インターンシップ生がグループワークに取り組む様子
インターンシップ生がグループワークに取り組む様子
インターンシップ生がワークに取り組む様子


発表・提案

3日目の中間発表を経て、最終日には最終発表を行い、全グループの提案後、審査担当社員よりもっとも評価の高かった提案を選定してもらいました。最終発表ではLINEヤフーのマーケティングソリューションカンパニー・コマースカンパニーの部長・本部長が審査を担当しました。

発表をするインターンシップ生の様子
当日の会場の様子
発表当日の会場の様子
審査員の様子
審査員の様子

広告・販促プログラムの優秀チームは、データに基づいた根拠を最初に提示し、ターゲットを選定し、そのターゲットに対してどんな施策を行うかの流れや、施策を整理したことが評価されました。新規性と実現性のバランス、プレゼンテーションの流れは特に高い評価を得ました。

広告・販促プログラムの優秀チームの集合写真
広告・販促プログラム優秀チーム

コマースプログラムの優秀チームは、プレゼンテーションの上手さが大きく評価されました。また、選んだテーマにクライアントの意図を反映させ、クライアント視点に立った提案をしていた点も評価のポイントとなりました。

コマースプログラムの優秀チームの集合写真
コマースプログラム優秀チーム

発表総括

広告・販促プログラム審査員 マーケティングソリューションカンパニー 奥 亮介

インターンシップを通じて、みなさんは1からプロダクトやソリューションを学び、グループワークを通じて1つの成果物をつくり上げる貴重な経験を積みました。こうした経験は、社会人になったときに必ず役立つナレッジです。この経験をぜひこれからの社会人生活に生かしてほしいと思います。

審査員も、みなさんの魂のこもったプレゼンテーションを聞くことができて非常に感動しました。審査員は3人とも、プレゼンテーションの内容に大いに盛り上がり、楽しませてもらいました。みなさん一人ひとりのプレゼンテーションが素晴らしく、内容も非常に充実していました。

特に、「これを本当に実現したい」と思わせる提案がたくさんありました。全体を通して、みなさんの努力と創意工夫が感じられたすばらしい提案でした。この経験を糧に、今後の活躍を期待しています。

コマースプログラム審査員 コマースカンパニー 好田圭佑

みなさんプレゼンテーションが非常に上手でした。定量的なデータをしっかりと出し、そのデータにもとづいて課題を抽出し、実施する意図や意義を明確に伝えていたため、提案のストーリーが非常に聞きやすく、わかりやすかったです。

特に審査員全員が驚いたのは、たった5日間でこのような質の高い資料を作成できた点です。課題を定量的に出すことは非常に難しいのですが、LINEヤフーのプロダクトを使ってそれを実現し、そのうえで提案の意義もしっかりと伝えられていたように思います。

このインターンシップを通じて、みなさんは非常に高いスキルを身につけられたはずです。審査員も新しい視点で多くのことを学べて、本当に素晴らしい会でした。

懇親会

発表が終わった後は広告・販促プログラムとコマースプログラムの参加者合同の懇親会を実施しました。懇親会には2025年入社予定の内定者も参加し、会を盛り上げました。

懇親会で乾杯をしている様子
懇親会の食べ物を選んでいる様子
懇親会で食事を楽しんでいる様子
懇親会でLINE FRIENDSとけんさくとえんじんのパネル・ぬいぐるみを持っている6名の集合写真

参加した学生の声

・インターンシップのグループワークでは、チームで協力してクライアント企業の分析を通し、皆が納得できる施策について検討できました。序盤は最終発表までの過程がうまくいくのかが不安でしたが、時間の経過とともにチームメンバー全員が自身の役割や何が必要であるのかを考えるようになり、日に日に建設的な議論に進化させることができました。個人としても、グループ内で自身に求められている役回りを俯瞰することや、コミュニケーションできるようになったことで人間としても成長したように思います。

・LINEヤフーについての講義やメンターの先輩社員との1on1を通して、説明会だけではわからなかった会社の中身についてよく理解できた点も非常に満足度の高い経験でした。講義では、LINEヤフーがクライアントやユーザーに提供している具体的な製品について学べました。LINEとヤフーがひとつになったことで、クライアントに提供できる施策の幅広さや、データ根拠の情報量の多さなど、より一層会社に強みが生まれたのだと実感しました。1on1では自分個人のフィードバックや就職活動の相談にも乗っていただき、今後に生かせるような貴重な意見をもらえました。

これまで参加したインターンシップの中で、最も脳に汗をかく経験ができました。チームメンバーと1つのアウトプットを作り出すことで、解決策ありきの課題解決ではなく、クライアントの依頼背景や理想状態などを汲み取る中で導き出す潜在的・顕在的な課題を改善・解決できる手段として、幅広いソリューションや解決策があることを強く体感できました。また、期間中に関わる全ての社員の方々が「業務体験」ではなく「実務」としての目線・視座から講義・アドバイスをしてくださったため、社員として責任感や期待を背負って働く自身の姿を想像できました。

・実務に近いワークを5日間を通して経験できた点がとてもよかったです。課題解決に至るまでの提案をLINEヤフーのデータやツールを用いることで、社員の方が普段どのようなアプローチで実際の課題に取り組んでいるのかを学べました。5日間、常に「楽しさ」を感じられたインターンシップでした。ときにはワークで困難なこともあり、チーム内で意見が割れることもありました。しかし、メンターの方や社員の方に常に寄り添っていただき、最終日に自分たちの中で最高の発表ができました。この困難を感じたときでさえ、私は楽しさを感じながら5日間を過ごすことができました。これは、社員・メンターの方やチームが常に「楽しみながら全力を尽くす」雰囲気であったからだと考えています。楽しさ、難しさ、感動を感じられた5日間でした。本当にありがとうございました。

コンテンツ自体の質の高さと人の良さがとても印象に残りました。新規事業を考えることだけで終わらず、実際のデータに触れることで、実務の追体験ができる点に大きな魅力を感じました。データを触ることが初めてだったこともあり、難易度の高いものではありましたが、LINEヤフーのセールス職のやりがい・難しさをギュっと詰め込んだ5日間でした。また、社員の皆さんから学生の糧にしてほしいという強い意図が感じられた点も印象的でした。インターンシップ前の目標設定に加え、実際に参加する中で自分を省みる機会が何度もありました。自分自身の弱みと向き合うことができた有意義な5日間でした。

最後に

セールス職のインターンシップは、実際の業務を体験できるだけでなく、社会人としても役立つビジネススキルやマーケティングスキルなども身につけられます。インターンシップ生のみなさんにはインプットを通してLINEヤフーのサービスについて理解してもらうだけではなく、メンター社員との1on1ミーティングで自身の良い部分と改善点をお話しいただくことで自己分析の場にも活用してもらえたように思います。インターンシップ生にとって、市場のトレンドや実践的な提案について学び、実力を試す場となりました。


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