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秋いずこ トレンチ出番はひと月たらずニットが早くも第一線 〜今週の短歌〜

 いやー、もうすっかり冬の風だよ。今週はnote関連でとても充実した1週間だった。
 感想文をいただいたり、お守り短歌をいただいたり。感動と感謝の嵐だ。

会いたいと思ってるのはわたしだけ 分かっていてもどうしようもない

時計の針進む速度が遅すぎる  来るか来ないか分からぬ夕べ

誕生日 これまで毎年祝ってくれた 今年からは記憶だけ

懐かしい本を読んでは思いだす これまた原点回帰だと

夜の風 やおら吹いては拭ってく 顔の熱と心の熱と

言葉でも伝えきれないものがある それでも言葉で伝えたいこと

未だ見ぬnote仲間の贈り物 感謝の気持ちどう届けたものかな

遊びにきてという言葉に希望を託し 決めない私は臆病者だ

ラウンジに私を誘う神経が理解不能で殴っていいかい

スパイスにまみれたカレーを食べながら これぞ人生と汗を流す

不安過ぎ安堵が来てまた不安呼び 気持ちってやつはめまぐるしい

紫にふと目がいくこの頃は お墓参りに行こうと思う

歳を取ることはそう悪くはないと 断言できる自信がほしい

紅葉に透ける夕陽の紅に去年と違う感傷が化け

文字を打つ指がさまよい立ち止まる 心の声の現在地不明

ワイン色しただぼっとニット 祝いの席の残り香かおり過去になる

誕生日だからとかこつけて  迷いもせずにレジへと進む

あなた待つ時間をもっと有意義に使えるはずでもただ待つピエロ

いい夜を    声掛け部屋を出るあなた   祝いの言葉期待してたのに

 とうとう27歳になったよ今週。
 25歳から26歳になったときは劇的だと感じたけれど、26歳から27歳になった今は、切実だと感じる。
 私は焦っているのか、そうかそうか。けれど今気持ちはあったかいし、進んでいるからきっと大丈夫。
 そう言い聞かせる夕べ。


    過去にこだわって過去を暴く、そんな小説を書きたい気分。構成を練って、伏線を張って、きちんと作業をするような。

読んでいただきありがとうございます❁¨̮ 若輩者ですが、精一杯書いてます。 サポートいただけたら、より良いものを発信出来るよう活用させていただく所存です。