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ストレスについて改めて考えてみる。

こんばんは。あーnote全然更新してないな、そろそろしないときっと自然消滅(?)してしまう...なんて悶々としていたらあっという間に9月が終わりそう。

このままじゃ駄目だ、とりあえず何か書こう!ということで、今回のテーマはストレスにしてみます。

「同じような厳しい状況にあっても、ストレスに押しつぶされてしまう人と、全然平気そうに見える人がいるのはなぜだろう」

そもそも私が心理学(臨床心理学)の勉強を本格的に始めたキッカケのひとつは、誰しも一度は考えたことがあるであろう、こんな単純な疑問からでした。

人によってストレスに差があるのはなぜだろうか?なんであの人はあんなに強くて、あの人はどうして弱いのだろう?どうすればストレスに負けない強い人間になれるのだろう?

もう本当、みんな感じたことはあるだろう素朴、だけれども切実な疑問や願望がふつふつと湧いてきたんですよね。

そんな素朴なキッカケから、「みんながストレスに負けずに健康に働いて、幸せで楽しい人生を送るため」に何かできたらいいな、したいな、という思いがふわっと芽生え、そこから色々あって、心理職を目指す今に至る。というね。

その辺のあれこれはとりあえず置いておいて、じゃあストレスってなーに?という問いについて、改めて心理学的な理論をまとめてみよう!というのが今回のテーマ。

今やみんなが普通に使っている「ストレス」という言葉。実は、心理学や医学よりもずっと前から、工学分野で使われていた用語なのです。

たとえば金属の棒に両側から機械でめちゃくちゃ強い圧力をかけていくと、その棒は曲がっていくけれど、圧力を少し弱めると、反発してまっすぐの状態に戻ろうとする。もしも圧力を加え続ければ、もちろん最終的にはパキッと折れてしまう。

その金属の棒が圧力による歪みに反発している緊張状態のことをストレスといいます。

そして、その両側から圧力をかけている機械がストレッサーという、つまりストレスを生み出している要因。

だから、「毎週の課題が本当にストレスなんだよね」とか「あの上司がストレスすぎてつらい」とかのストレスっていうのは、心理学的にはストレスじゃなくてストレッサーというわけです。

じゃあ、ストレッサーがストレスを生み出すのはどんな仕組みによるのか、ストレス(状態)から脱出するためにはどんな要因が必要なのか、などなど人間のストレスのメカニズムを解明することを目指してストレス心理学という分野が生まれ....。

と、こんな感じでストレス心理学についての概要をまとめていこうと思います。全然1回では終わらなかった(もうすでに疲れた)ので、小分けにしてちょっとずつ更新していこう。そうしよう。

なんでストレスをテーマにしたのかは、冒頭に書いた理由もあるのですが、もう一つの理由として、やっぱりストレスについてちゃんとした知識を持つことって大事なのでは、と改めて思ったのです。

見慣れた、身近な言葉だからこそ、正しい知識があれば何かしら為になることもあるのではないのかなあと。

もう本でもネットでもストレスに関してはさんざん情報がありふれているから、私が学んできた中で一番必要だなと思うポイントを、復習もかねて自分なりにまとめていきたいと思います。

ということで久々のnoteは一旦ここで締めます。次回はストレスが生まれる仕組みについてまとめる予定!

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