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“キングカズが磯野波平に追いついた!” LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略/リンダ・グラットン 他【読書メモ】

2021年2月。キングカズこと三浦知良選手が、54歳の誕生日を迎えました。なんと『サザエさん』の父・磯野波平と、同い年になったのです。
これは、人生100年時代を象徴する出来事ではないでしょうか。

ルース的おもろかったとこ3選

①寿命が延びた現代では、年齢の意味が変わった

『サザエさん』の放送が始まったのは50年以上前。親子3代が同居するサザエさん一家は、当時の一般的な家族構成だったと思います。会社勤めをしているけれど、波平は堂々たるおじいちゃんの貫禄です。
それに対して、キングカズはいまだ現役アスリート。同じ年齢でも、ここまでイメージが違うわけです。

②長い人生、学生時代の勉強だけでは燃料不足

波平の時代は、学生時代に身に着けたスキルで54歳まで一気に働けたかもしれないけど、人生100年時代を生き抜くには、どうしても燃料が足りません。
この本では、休日に『レクリエーション(娯楽)』だけでなく『リ・クリエーション(再創造)』をしましょうと言っています。勉強とかね。

③無形資産(スキル、健康、人脈)を豊かに

現代は、私たちの親や祖父母の時代と、まるで違う世界になりました。従来の知識だけでは役に立ちません。時代の変化に応じて自分も変身できるように、(仕事以外で)スキルや人脈を蓄えていきたいものです。

もし、80歳になった未来の自分が、今の自分に対して「なんでそんな生き方してるの?」と聞いてきたとしても、堂々と答えられる人生ですか?という問いは、とても胸に刺さりました。うーむ。

こんな人におすすめ

将来について不安と期待を味わいたい人
自信はないけど100歳まで生きてやるぜって人

(2021年2月7日読了)

※僕の読書メモは本の”要約”ではなく、僕が個人的に『珍しい表現だ!メモしとこ~』と思ったことベスト3を挙げています。"要約"ではないため、全然ネタバレできていません(いいんだか悪いんだか 笑)


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