「自分、成長してないな」そんなときは誰にでもある
皆さん、お仕事お疲れ様です。
今日もお仕事を楽しんでできましたか?
私は、フリーランスになる前のお仕事はどうしても楽しいと思えませんでした。
というのも、苦手な数字の表計算が多い仕事だったからです。
最初の内は、やってみようのチャレンジ精神で楽しく仕事をしていたのですが、1年半もたってしまうと、どうしてもマンネリ化してきてしまい「この仕事をあと40年するのか……」と、がっかりしてしまいました。
私は社会人3年間で2回転職しました。どうしても「この仕事は私のスキルアップになっているのかな?」と、不安が常にあったからです。どうしてもその環境から抜け出したくて、次々と別の環境を求めていきました。
私と同じように事務職や専門性の低い仕事だと「私は本当に成長しているのかな」と、毎日のルーティーンワークで不安になってくる20代は多いんじゃないかと感じています。
でも誰もが私みたいに転職したり、フリーランスになったりできるわけじゃないですよね。
このままでちゃんとゴールにたどり着くのか、ちゃんと進んでいるのか不安な時に、支えてくれる言葉に出会ったので、皆さんと共有したいと思います。
あるイベントで、アナウンサーの弘中さんがおっしゃっていた言葉です。
キャリアが10年目になった弘中さんも「惰性で働いているのではないか」、「他にも成長できる環境があるのかもしれない」と、今のキャリアに迷うことがあったそうです。
キャリアが長くなると、新人のように毎日が成長の日々ではなくなってしまいます。そのため自分はちゃんとスキルアップできているのか、この会社のためにちゃんと働けているのかと、不安になります。
そんな時こそ、「ほんの少しの差」を作る時期になったと考えているそうです。
例えば、陸上の100m走をイメージしてみてください。
100mを走るのに20秒かかっていた人が、15秒になるのは半年ほどでできるかもしれません。
しかし10秒で走る人が9.99秒で走るのは短期間ではできません。
10秒と9.99秒のほんの0.01秒の違いですが、そこには大きな差があります。この違いを作るのが自分の成長を不安に思う時期なんです。
「もっといい環境があるんじゃないか」と、違う環境を求めるのもいいですが、この場所で「もう少しこうしてみよう」と同じ場所で頑張り続ける人にもちゃんと成長はあります。
すぐに「これができるようになった」とはわかりにくいですが、若手から「あの人にはかなわない」と言われる要素を作る時期です。
他の環境に行くと、できることが増えてジェネラリストになれるでしょう。でも一つの環境で頑張る人は、その仕事のスペシャリストです。
どうなりたいかをもう一度考えて、今の環境でほんの少しの差を作る期間を頑張るとまた違う自分になれそうですね。
「今はほんの少しの差を作る時期」そう考えて、明日もまたお仕事頑張ってみませんか?
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ライター 水月ちさと
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