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【小説】韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 それぞれの想い 10

〜〜ヒナとライブ会場へ向かった。

 

 



招待口へ行き

チケットを出して、名前を書き

パスをもらった。

 


これで楽屋へいけるみたいだ。


会場へ来る前にヒナはキラに

差し入れを買ってきてほしいと、

頼まれていたものを購入した。

 


それを届けに楽屋へ向かう。


私もついていった。


楽屋に向かう途中、廊下にいたラビが

こちらに気づき、近づいてきた。

 

 


そして、私の腕を掴んできた

 

 


〇〇:なに!?


ラビ:何で電話でないの?何でいなくなるの?

 

 


そう言ったラビは昨日の怖さは全く感じないほど、

酷く弱々しかった。

 

 


戸惑いながら私は口を開いた。

 

 


〇〇:だって、あんな酷い事をされたら怖いじゃん…


ラビ:ごめんね。


〇〇:(無言)


ラビ:もう嫌いになった?


〇〇:…分からない


ラビ:お願い。嫌いにならないで

 

 

そう言って俯くラビを見てられず、

 

 


〇〇:ねぇ、どうしたの?

変だよ?嫌いにならないから、

元気だしてよ。


ラビ:本当に?離れていかない?


〇〇:?うん。だから元気だして!

ほら!これからライブでしょ!


ラビ:じゃあ、ライブ終わったら会える?


〇〇:みんなと会うつもりだったよ!


ラビ:その後2人で会える?


〇〇:え?それは怖いな(笑)


ラビ:お願い。そうじゃないと頑張れないよ。。。

 

 


そう言うラビは

今にも消えちゃいそうな雰囲気で、

胸がしめつけられた。

 

 


〇〇:どうして、そんなになるまで

落ち込むのよ〜。


ラビ:〇〇も離れていきそうで、怖い。。。


〇〇:??離れるも何も来日したばっかじゃん!

ほら!しっかりして!

 

 


軽く腰をたたいた。

 




ラビはまだ、しょぼくれながら

 

 

ラビ:今夜2人で話せるなら、頑張る。


〇〇:まだ言う?

分かったよ。だから、頑張ってね?


ラビ:うん…約束して…


〇〇:はい。

 

 


小指を差し出して、親指を重ね合い

指切りをした

 

 


ラビ:絶対だよ?今夜ね。

じゃあ、準備してくるね。

 

 


そう言って去っていた

少し元気になったようだった。

 

 



雰囲気を察して遠くでみていた

ヒナが近づいてきた。

 

 

ヒナ:大丈夫そうだったね?


〇〇:うん。全然違った。

なんか昨日とは違って弱々しかった。


ヒナ:まぁ…分からなくもない。


〇〇:???


ヒナ:〇〇は鈍感すぎるよ?(笑)

 まぁ、楽屋行ってこれ届けようか。

 

 


楽屋に届けに行くと、

スタッフや知り合いやらで

ごちゃごちゃしていた。

 

 


アルマと目が合い、微笑まれた。

顔が熱くなるのを感じた。

 

 

ヒナはキラに差し入れを、渡しに行った。

 

 


アルマ:来たんだね。


〇〇:うん////


アルマ:今日の僕はイケメンすぎて、

輝きすぎて見えなくなっちゃうかもしれないなー!


〇〇:はいはい、そうですか〜(笑)


アルマ:ライブは僕から目が離せないよ!キラン


〇〇:またまた〜(笑)

 

 



いつものアルマとの会話だったので

安心した。

 

 


楽屋を後にし

席へ向かった。

 

 


ライブが始まると

本当に全員素敵で、さっきまで

話していた人達とは思えないくらい

かっこよく見えた。

 

 



ライブが終わり、

ヒナと一緒に暫く時間を潰してから

メンバーの泊まっている

ホテルに向かった。

 





メンバーはみんな1室に集まって

ワチャワチャしていた。

 

 


キラ:今日はライブ来てくれてありがとう!


ヒナ:かっこよかったよ!ダンス凄かった!


〇〇:本当に!


キラ:ありがとう!今日は大成功だったよ!

何事もなく無事に終われたし!


スカイ:〇〇〜!ファンサしたのわかった?


〇〇:ごめん。いつかな?全然分からなかった!


スカイ:まじかぁ〜。

それより、連絡返してよ!


〇〇:あぁ、ごめん。忘れてた!


スカイ:酷いな!まぁ後でお仕置きだけど(笑)


〇〇:なにそれ(笑)


スカイ:全部知ってるからね。これは警告だよ?


〇〇:何を?


スカイ:はぁ〜。もう、いいよ。後でね(^^)

 

 


ラビ:〇〇!部屋行こう?

 

 


そう言うラビは犬みたいに

シッポを降ってるように見えた。

 

 

〇〇:え?早くない?

まだみんなと話したいよ。。。


ラビ:え〜!ヤ・ク・ソ・ク!したじゃん!


〇〇:う〜ん

(約束したけど、まだいたいな〜)


アルマ:どうしたの?

 

 


アルマは心配そうに私をみた。

 

 

つづく

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