新卒で教師として1ヶ月働いた結果wwwww

教師になろうと思っているそこのあなた!!!このブログを必ず!!読んでから、教師になってください。

久しぶりの更新です。

1ヶ月、毎日仕事が忙しくしていたため何も更新できませんでしたが、

また今日から更新していきたいと思っています!

2chan風のタイトルをつけてみました。笑


今日は私の仕事について。

私は新卒で教員採用試験に合格し、教師として働いています。

教師になった動機としては、もともと教員を志していたわけでもなく、

他にやりたいことがなかったから


両親がやっていた仕事をそのままやることにしました。

親に勧められたまま大学で教職課程を履修し、

親に勧められたまま教師になることを決めました。

あ、もちろん教職課程をとる中でそれなりに勉強しましたし

子供も大好きですよ。

これは大前提。

教員採用試験は、教育実習を受けるため(免許を取るため)に

必須条件だったため、

1次試験はノー勉で受けました。

2次試験は面接の練習と、

教職教養(5教科のうちの理科のみ)を少し勉強したら

簡単に受かってしまいました。

倍率は3倍ほどでした。

(低!日本の教育のレベルが落ちるわけですね)

(こんな先生、最低でしょうね。こんな人は先生になるべきではないです)


ところで皆さん、

教師といえば、皆さんどんなイメージを抱きますか?

「残業多いんじゃないの?」

「すごくブラックなんじゃない?」

私も同じイメージを持っていました。

でも自分の仕事処理能力には自信があったので、心の中では、

「早く仕事をこなせば、定時で帰れるでしょ」

「暇な学校に運よくいけたら、子供達と、同僚と楽しくやっていけるだろうな」

と思っていました。

そんな心持ちで、4月に働き出した私ですが、、

赴任した学校では、初任者(1年目)は私だけ。

1日目から残業地獄が始まりました。


ああ、この仕事をしている人たちは、残業という概念がないんだ。

2日目には、ここから1年間待ち受ける地獄に絶望し、

学校の印刷室で泣き、家でも泣きました。

正規の出勤時間は、8:30から17:00(休憩が45分)合計 7時間45分

のはずですが、8時には出社して、夜22時まで休憩なしで

働くのが当たり前でした。

(4月は特に忙しいというのもありますが。)

毎日というわけではないですが、

7時より早く帰れたのは研修で出張し、

終わったら家に直接帰宅した日のみ。

あ、5時間残業しているのは私だけではないですよ。

私より遅く帰ってる人はたくさんいます。

12時を過ぎたこともあるとおっしゃっている先生

残業続きで、帰宅時に車で寝てしまい、職質を受けた先生

こんな人たちが当たり前にいる世界です。

しかも、ここからがびっくり。なんと、この仕事は・・・・

残業代が出ません!


その根拠は、

給特法(公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法)

という法律にあります。

簡単にいえば、

この仕事は特殊なので、残業代は出ないよ〜

その代わりに、給与月額の4%「教職調整額」をあげるよ〜

という法律です。

よ、4パーセント?

一日5時間以上残業しているんだが?

初任給は額面24.5万くらいですが、

そのうちの4パーなら、1万円にも満たないだろうが。

そうです。これが現実。

この国の教員はまともに給与が払われていないのです。

「そんな仕事辞めればいいじゃん」


会社員の方はそう思われるかもしれません。

でもそうはいかないのがこの仕事。

1年間、担任として、30から40人の子供を任されます。

子供達の大切な一年という、大きな大きな責任を持ちます。

先生が急に来なくなったら、子供達じゃ勉強できずに困り果てます。

代わりの先生もいません。

(現在ほとんどの学校では教員不足のため、

必要な数より数人少ない中で運営しています。)

何も罪のない子供に、可哀想な思いはさせられない。

自分は潰れてはいけない。

その気持ちで、一生懸命授業準備をし、毎日仕事に早出し、遅くまで残業しています。

この1年間、止まるわけにはいかないのです。

「もともとなりたかったわけでもないのになったお前が悪い」


そうです。進路選択を間違ったのは私の責任です。

ですが、そもそも、1日5時間残業しなければいけない働き方が

常態化していいのでしょうか。

教育学部に行って

教師になるために一生懸命勉強して

子供達のために頑張っている先生たちがいっぱいいます。

そして、私は

これからもこの最低な労働環境はさらに悪化する

そう確信しています。

なぜなのか。

全ての原因は、

文部科学省にあります。

もっといえば、この

トップダウン社会

かもしれません。

さて、長くなるので、そろそろこの辺で終わりにして

なぜ学校現場はここまで疲弊しているのか?

1ヶ月現場を見た

経験不足な22歳の女教師が

次のブログで書きたいと思います。

一人でも多くの人が

この国の子供達と、

この国で教師として働く先生のために

この現実を知ってくれますように。

終わり。バイバイ



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