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光の粒

#子どもに教えられたこと #とは  でおめでとうございます!をいただきました。
 いつも、読んできただいて本当にありがとうございます!

 考えてみたら、娘の誕生日は、私が頑張った日でありました(笑)。
 
 息子は3歳の時に、
 「もっとお腹の中で眠っていたかったんだよ。でも、にがにがのお薬が流れてきたの。苦いから出てきたの。」
と言いました。
 にがにがのお薬とは、陣痛促進剤のこと。
 予定日を1週間も過ぎ、陣痛促進剤を点滴して丸一日経っても何の動きもないため、明日は帝王切開ですよ、と言われていました。

 娘はやはり3歳の頃、
 「早くママに抱っこしてもらいたいから、早く出てきた。」
と言いました。
 とにかく、兄を押しのけてだっこにこだわる娘でした。

 こういう話を子どもに聞くのは、私の楽しみでもありました。
 絵本を読んだ後で、「昨日の続き」を聞くのです。
 人間って、不思議なものだと思っている母のところに来たのですから(笑)。
 
 子どもは、私より色々なことを識っています。

 この叡智はどこから来るのか。
 素直だから、素直に降りてくるのでしょう。

 
 私は、大人になって頭で考えてしまうようになり、大事な叡智を降ろせなくなってきていました。
 光の粒を。
 私の師は、よく私に言いました。
 
 「あなたは光。直感で動きなさい。思考に頼ってはいけない。」
 
 どうしても思考に行ってしまう人には、心理士になることを勧めるのに、私には向かないみたいです。 
 それは、良し悪しではなく、向き不向きなのだと思います。

 スズメをとる原始的な罠を考えていた子どもだった私は、結局、スズメを捕まえることなんか、出来ませんでした。
 でも、そのことを忘れていたある日、傷ついた鳩が手元にやってきた。

 ふと、そんなことを思い出しました(笑)。
 
 




書くこと、描くことを続けていきたいと思います。