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北海道で感じた人の優しさ2

とりあえず

やすべえ

 に泊まり込むことを決めた私は、そこに向かった。行く途中にはさっぽろ駅で有名なちゅんちゅんも聞いて来た。

チェックイン時間外にも関わらず、荷物を置かせてもらった。これは本当にありがたい。

だって、今の私はオスプレー(OSPREY)/ケストレイルとトートバッグとその他諸々を背負った重苦しいヤバいやつであった。

やすべえは日中はコーヒー屋さんをやっており、コアなコーヒー通の方だけでなく、地元の人も気軽に来店していて活気に満ちていた。

しかも、私が当時予約したときには朝食付きで4000円程度であっただろうか。安すぎる!

まだ、午前中ということもあり、桃岩で仲良くなった友人や元々札幌に住んでいる友人たちに、なんとか札幌に着いた旨を伝えた。

札幌の友人達は、そんなに台風の被害は無かったらしく、安堵しつつも何故道北のみ甚大な被害だったのか謎のままだった。

彼らは、「早くおいでー!」と言ってくれたのだが、そこの友人家族はどちらも子育て真っ只中!
お邪魔するのは、会う予定日にすると決めていたため、札幌散策に変更。

稚内の台風が落ち着いたら、利尻に行くつもりだったので、短い札幌観光がはじまった。

そもそも、私は大のジンくんとキュンちゃん推しである。それだけのために札幌を訪れることもしばしばである。つまり…グッズの買いだめをしに行った。

まず、定番の駅ビル周辺を探索。

さっぽろTV塔のお土産コーナーにジンくんを発見✨ 大量買いをした。
何せ、当時のジンくんは中々内地ではお目にかかれないため、地元の友人にもお土産にと買ったのである(決して散財の言い訳ではない)。

次に向かったのは、ジンくん専用の?ジンくんの作者さん専用の?工房である。

工房アルティスタ

札幌観光の目的がここであると言っても過言ではないほど1番行きたかったところだ。

そこまで行くのも、地元民の力をお借りした。

なんせ、私は大の方向音痴である。Googleマップを開いても行きたい方向の反対を歩くのだ。

朝のラッシュ時だったため、驚くほどの会社員の数!こんな忙しい時間帯に道を聞くのは烏滸がましいが、この性格である。誰かれ構わず道を聞いた。

みんな、忙しそうにしてるのに、誰1人として無視する人がいないのだ。親身に道を教えてくれた。中にはこの工房を知らない人がいたが、方角を教えてくれた。

なんて道民は優しいんだ。赤の他人、しかも忙しい時間帯である。心が広すぎるのではと逆に心配になるほどである。

また、札幌は観光地だけあって大通り周辺には観光ボランティアさんもいる。その方々に聞いたが、わからなかった。しかし、市内マップとティッシュをもらった。いや、本当に優しすぎる。

そして、5人目くらいだろうか。工房で働いている人が知人だという真にレアな方に教えて頂き、無事に到着した。本当に感謝。

工房についた私は爆買いした。

同時進行で動いていたのが、キュンちゃん探しである。
駅ナカやテレビ塔など有名どころのショップに行ったが見つからなかった。すると、ショップの店員さんが「ここならあるかも!」と在庫の確認の電話までしてくれたのだ。それが、

赤レンガ庁舎

 まさに映えー✨という感じである。
ただ、私はそれが目的ではない。あくまでキュンちゃんグッズを買うためにここに来たのだ。

道民は主にその裏の道庁目的の人が多いだろう。庁舎周辺の公園は趣きがあり、北海道大学とも近いため、学生や親子が自然を楽しんでいた。

 そのため、赤レンガだけでなく、その公園の雰囲気に心をうたれた。


 話を戻そう。
赤レンガ庁舎では、館内の観覧だけでなく、当時は北方領土の展示会を行っていた。

ここで気づいた方もいるだろう。北海道は当時、ゴールデンカムイに全力投球していた。絶賛売り出し中であったのだ。道内の至る所でゴールデンカムイをお見かけした。

それと同時に、国の政策であるウポポイ計画も重なっていた時期というベストタイミングだったらしい。あのウポポイ、ポイ、ポイである。

ウポポイ

といっても、私も知人の地元民達も行ったことないので、感想は正直無い。ただ、かなり問題になっていたようだ。

そして、赤レンガ庁舎にて、ついにキュンちゃんのぬいぐるみをゲットだぜ!

ラス1だったので、とても焦った。
ショップの方々ともキュンちゃんの魅力を語り合った。

ともかく、赤レンガは正直時計台よりも行ってみて欲しい←(もちろん時計台もオススメである)

おっと、話が長くなってしまった。
私が今回メインで話したいことは次回に取っておくとする。

まあ、ここまで来たらお察しの通りのことが起こるので、トラウマがある方は見ない方が良い。
私自身でも今だに1番思い出したくないがそれと同時に道民がいかに人情深く稀有な存在であるかは語れると思う。

そもそも、上記の友人という方々との出会いも不思議な巡り合わせだったため、いつか記していきたい。

#わたしの旅行記

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