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『腹黒のジレンマ』 感想、前半戦。

ごきげんよう怜です。


この間買って読んだと言った本のレビューを!

因みにネタバレありなので、今から読むよという方は読んでから!文章引用して私の感想を書いていくのでそれが気になるという方はそのままお進みくださいませ〜(いるんかなそんな人)。

※因みにこれ、前半戦です。

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【本の紹介】

腹黒のジレンマ/ぶんけい

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1章〜5章構成、途中にコラムや対談アリ。

章ごとに気に入った箇所・感想を書きたい箇所を引用するスタイルで書かせてもらいます。


【1章】

基本的に何事も俯瞰していて、結構敵を作ってしまう。(P.23)

普段の自分とテンションが違う飲み会に行ったとしても、参加させてもらえていることの喜びが勝つ。こう書くと、その場を俯瞰して分析している腹黒いヤツと思われるかもしれない。(P.33)

ちょっとわかるかも。
人と付き合っていると「何故こう考えるんだろう?」って考えること沢山あります。

思考回路というか、同じ年代の友達なのに色々なモノへの見方が違うって面白いなって。

何となく派手な子はK-POPが好きで地味な子はアニメが好きというイメージがあるんですけど、たまにその枠に収まってない人がいて興味わく。

今のところ私の興味はK-POPでもアニメにもないので、フラットな立場から俯瞰しながら面白いなぁと付き合ってる人が多いです。


【2章】

人間の感情が動くのは、ずっと一定ではない、いい意味の「裏切り」のリズムを感じたときなのだ。(P.73)

確かに。昔何かで「期待には応える、けど予想は裏切る」みたいな言葉を見たことがあるんですが(GACKTさんだったかな?)、それっぽいですね。

3つくらいのチャンネルを例として挙げられていましたが、確かになぁと思いました。どのタイミングでどう出したら喜んでもらえるか、といった分析力が素晴らしい。 

…ただ個人的な話、体育の技術点Cの人間からするとに「シャトルラン」という単語は聞くのも見るのも打つのも嫌な単語なのです。

何処からか、ぞくっとした寒気が…

しかし!ぶんけいさんは!
シャトルランの意味を広義的に捉えてらっしゃる。体育のアレじゃなかった。愉快とエモのシャトルラン、そして早くならないですって?なんて魅力的な響き…シャトルランに魅力を感じるなんて…くっ…。


【3章】

今の世の中にはカテゴライズ癖が蔓延している気がしている。(中略) カテゴライズを取っ払い、一人ひとりをもっと「個」として見た先に、個人が認め合える社会がきっとある。(p.77)

なかなか結構理想論です。正論だとも思います。

ただ、ぶんけいさんも使ってしまうと仰ってるし、なんなら私も3,40行前で使ったばっかりだし。

YouTuberというカテゴライズはカテゴリーの中でも相当幅の広いジャンルだとは思いますがそれでも尚、というのは…なかなか贅沢だなぁと思わなくもないですが(贅沢を悪い意味には捉えないでほしい)。

可能性の塊、幅の広すぎるメディア。
それこそ、カテゴライズを要らないと思う方が多いのでは(勝手なイメージ)と感じるYouTubeですらYouTuberのいう単語がある。

外部からの名称付けを受けた可能性も否めませんが、今はまだ、カテゴライズの必要性がある世界なんだなぁと改めて感じてしまいました。

んー、難しいですねぇ。邪魔だなぁと思う瞬間もありますが、私は要らないとはまだ叫べない部類の人間です(面白いです、こういうところ)。


【対談】

そらちぃさんがいつの間にかそらさんになっていたという驚き。お互いそこまで褒め会える関係…私は持ってないですね、まだ。

…恥ずかしいなぁとか、感じちゃいますよ?頑張って電話越しです。顔合わせて心の底から褒め会える人はまだいない。

YouTuberさんって普段何考えてるんだろう?と思うことは多いので、こういう対談はとても興味深かった。

お互いの人間性を理解できているようで、でも付き合っていく驚きを感じるという関係性はとっても素敵。

表現の方法は違えど最終的にどこに届けたいのかというベクトルはが共通しているといった感じ。

私、書籍の特集の対談って2種類あると思っていて。
1つはインタビュアーさんがいる対談。読者に向けて話していると言ったイメージで付いていきやすいやつ(私たちに向けて話してる感じ)。

もう1つは、その方々だけで話している対談。インタビュアーさんがいないので、軌道修正があまりなくて途中で会話があっち行ったりこっち行ったりしてるやつ(私たちはそれを横で聞いているって感じ)。

私は後者の方が好み。今回の対談は後者でした。彼らだけが織りなす世界をそっと覗き込む感覚が好きなのです。まぁこれは人によると思うけどね。


・・・・・

はい、前半戦終わり。全然足りんかったわ。笑
次回のnoteでお会い致しましょう!

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金曜日。お仕事お疲れ様です。
1日の終わりに、
皆さまのひとときに寄り添えますように。

❦ஐ**・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・**ஐ❦  
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