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ひよこのるる
2019年11月28日 20:40
Sully Prudhomme, Le Vase brisé (1865)枯れかけたクマツヅラの花瓶に扇が触れてひびが入った。あまりにかすかに触れたので音ひとつ聞こえなかった。けれどもそのかすかな傷が日ごとにガラスを蝕み目には見えない確かな歩みでゆっくりと花瓶を一周した。きれいな水が一滴ずつこぼれ花がからからになってもまだ誰もそれに気づかない。触れないで 割れた花瓶に
2019年11月14日 21:58
Paul Verlaine, Mon rêve familier (1866)(上田敏・堀口大學・渡辺洋・大熊薫の訳を参考にした。) *レオ・フェレによるシャンソン(1964年)があります。