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整える習慣 

今回読んだ本は、自律神経を整える方法を教えてくれる「整える習慣」(小林弘幸さん著)。今回は私自身がピックアップしたいことをまとめました!

自律神経を整えるとは

自立神経を整えるとは、「交感神経と副交感神経が正しく機能している」状態。
さらに、私たちが目指すべき状態は、「今の身体の状況をこれから良くしよう!ではなく、今持っている身体を「最大限」に活用する」こと。


①自律神経を整えることのメリット


「血流が良くなり、頭も良くなる」
自律神経を保つ(交感神経と副交感神経のバランスを保つ)ことができると血流が良くなる。
その理由は、交感神経が高まると血管は収縮し、反対に副交感神経が高まると血管が緩和される。2つのバランスを保つことで血液に流れが生まれるから。
さらに、血液は酸素や栄養を運んでくれるので、酸素不足を防ぎ、脳のパフォーマンスの向上、集中力や判断力、感情のコントロールができるようになる。

②すぐに実践したいTo Do


【身の回りを整える】


★カバンにこだわる
ものを取り出すためにカバンの中を探し回っているとき、私たちの自立神経は乱れ、仕事への集中力が大きく下がる。
例えば必要なものを忘れてしまったと焦ってしまうと自律神経が乱れ、その後のパフォーマンスに大きく悪影響を及ぼします。
だからこそ常にコンディションを整えることが重要で、身近に始められるのがカバンの整理。自分にとって使いやすいカバンとはどういうものか(例えばポケットが多くて探し物をすぐに取り出せるなど)を考えて、持ち物を最適化することも自立神経を整えることにつながる。

【身体を整える】


★運動で内臓のコンディションを整える
体を動かすことで、血流を促す、腸をはじめとする内臓のコンディションが整い、脳にいい影響を与える。
腸の情報は全て肝臓に集まり、迷走神経(内臓機能を左右する、脳から腸まで届く唯一の神経)を通じて肝臓から脳にもいい影響を与えるから。

【行動パターンを整える】


★夜の習慣を整える(以下がおすすめルーティン)
・落ち着いた時間を30分持つ
・1にちを振り返り失敗したことは成功パターンに上書き
・1日1日を区切るために日記をつける
・明日1日をシュミレーションし、着る服を用意する
・布団の中で「感謝」する
※「感謝」ほど自律神経が整うものはない。「今日も一日ありがとうございました。明日もよろしくお願いします。」と自分自身に唱える。
 感謝すると心が穏やかになる。またゆったりとした呼吸が「休息モード」となり眠りにつきやすくなる。

★修正したいポイントを全て書き出し点数化する→直すべき点を意識し、行動の変化につながる

ちなみに、私の場合。。。

・甘いものを食べる
・人の成功を羨む
・余裕がなく、イライラする
・時間に追われて焦る
・将来のためにやらなきゃいけないことが1週間のうち何もできない
・ニキビができる

こういう風に書き出して点数化する。

★疲れて帰ったときこそ、「オフモード」への入り方が大事。
自律神経は温度など環境の変化に弱く、帰宅の瞬間も環境が大きく変わる瞬間。そのためすぐにリラックスするのではなく、何か一つ「やること」を決めておく(掃除、次の日の準備などなんでもOK)と体をちょっとだけ動かしながら「家」という環境に馴染みやすくなり。自立神経を乱すことなく徐々にリラックスモードに入ることができる。
家に帰って寝る前に何かやることを「1つ」決める。オフモードへの入り方重要。


これらを意識することで、自分の感情や心の状態に少し敏感になった気がする。
少しでもストレスを減らして、心穏やかに過ごすヒントをもらえた本でした。

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