皇統を受け継ぐルール（＝男系）を変えたら、あとで後悔すると思います

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このブログでは、２０１９年７月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年１２月からブログを始めて、それ以降、９００日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

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【　今日のトピック：日本の価値　】

イギリスに「エリザベス女王」というおばあさんがいらっしゃることは、日本でも有名だと思います。

イギリス王室を「ロイヤルファミリー」とか呼んで、チャールズ皇太子などのイギリス王室のファミリーが国民から熱烈に支持されているのは、日本のテレビでよく報道されています。

さて、日本も、イギリス王室と全く同じように、「皇室」があります。

この「皇室」の伝統は、イギリス王室よりも遥かに長いです。

エリザベス女王は、というか、今のイギリスは、「ウインザー朝」という王朝なわけですが、ウインザー朝が始まったのなんて、つい最近（西暦１９０１年）です。

しかし、皇室は、というか「日本」は、２６００年も前から、同じ王朝です。

現天皇陛下をずっと辿っていけば、王朝の始祖である神武天皇にたどり着きます。

この歴史・伝統は、本当にすばらしいと思います。数多くの危機を乗り越えて、王朝を存続させてきたことは、本当にすごいです。

日本ほど長く、同じ王朝が続いてきた国は他にないことからも、このすばらしさは裏付けられます。

どの王様だって、より長く自分の王朝を続けたいと願ったはずですが、例外なくすべて、その願いは戦争や政略によって踏みにじられてきました。

たった１つの例外が、日本です。日本だけでは、２６００年も王朝を続けることができているのです。

しかも、王朝を受け継ぐルールすら、２６００年前から変わっていません。すべて、「男系」です。

つまり、各天皇のお父さんをたどると、最後に神武天皇に行き着くのです。

こんな芸当ができるなんて、ふつうあり得ません。

イギリスのウインザー朝では、最近、王朝を受け継ぐルールを変えたらしいですが、まあ、ウインザー朝程度の歴史であれば、王朝交代のルールを変えたっていいと思います。

ただ、２６００年も続いてきた王朝交代のルールを変えるなんて、本当にもったいないです。

シンプルに「もったいない」のですが、今後、日本は、皇室の伝統に頼って生きることになると僕は思っているので、より「皇統」の権威に箔を付けておいたほうがよくて、そのためにも「男系」の伝統は守るべきと思います。

現在、日本では、円安と株安が続いています。多くの投資家が、円という通貨と、日本という国の経済にに見切りをつけているわけです。

日本経済に、誰も期待していないんです。日本は、経済で勝負することができなくなっています。

じゃあ、何が売りにできるかというと、歴史です。世界でも唯一無二の歴史を持っている日本で、これを売りにしないなんて、あり得ない。

円安によって、観光もしやすくなっていますから、観光立国になるのがいい感じだと思います。

ヨーロッパの観光地に、世界中から観光客が押し寄せていますが、あれを日本でやるわけです。

日本は、歴史が非常に長いだけでなく、非常に食材が豊かで、食べ物がとてもおいしいです。

この意味でも、日本は非常に観光に適しています。

で、観光客が求めてくる日本の「歴史」において、「天皇」という存在は大きなウエイトを占めています。

日本のあらゆる歴史が、「天皇」を中心に回っていて、その「天皇」の家系が、２６００年前と同じ「男系」というルールでつながっている。

こんなバリューを、みすみす捨てるのは、大馬鹿者です。

そんじょそこらの王朝とは、わけが違うんです。

歴史を作るには、時間がかかります。だから、歴史には代えがきかないんです。

かけがえのない「皇統」という歴史をみすみす捨てて、観光地としての価値を捨て去るのは、悪手です。

日本経済に望みがない現状を踏まえると、将来の観光立国を見据えて、男系を維持したほうがいいと思った次第です。

それではまた明日！・・・↓

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