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うつ病をきっかけに人生が好転しました

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、800日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

毎日ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

【 今日のトピック:うつ病 】

僕は、2019年7月にうつ病を発症しました。

今年(2022年)の7月で、発症から丸3年が経過することになります。

今日の時点で既に発症から約3年が経過し、なおかつ、約1年間は全く通院していないので、いまだに自分が「うつ病者」であることを前提にしてブログを書くのもおかしな話かもしれません。

うつ病が回復して、「治った」とまで言えるような状態になった人たちの中には、自分がうつ病を発症していたことを思い出したくもない人もいらっしゃるでしょう。

というか、それがふつうだと思います。

つらく苦しかった病気と闘っていたことを、治った後にわざわざ思い出す必要はありません。

でも、僕は、うつ病が自分にとってプラスに働いたと思うので、たびたび思い出して、こうやってブログにしています。

もちろん、僕もめちゃくちゃに苦しかったです。いちばん苦しかったのは、発症から2ヶ月経過した、2019年9月頃からでしょうか。

眠れないことに対する恐怖・不安がマックスでした。

発症後すぐは、実家に戻って療養していましたが、2019年9月頃から、ひとり暮らしの自宅に戻りました。

実家で暮らしていたら両親とケンカしてしまったので、治療によくないと思い、自宅に戻りました。

まあ、多くのうつ病者に当てはまるでしょうが、うつ病者って、他人を傷つけるんですよ。

疲れ切っていて余裕がないので、他人を思いやることができません。他人を思いやるにも、体力が必要なので。

そんな状態の息子と、10年ぶりに同居するわけですから、そんなのケンカするに決まっています笑

というか、よく両親が受け入れてくれたと思います。本当に感謝しています。結局自宅に戻りましたが、実家で療養していたことが、その後と経過に好影響を与えたと思っています。

ただ、実家を離れた後はつらかったです。本当につらかった。

今だったら、眠れないことに不安や恐怖を感じるのはオカシイと冷静に考えることができますが、当時は、眠れないことを毎晩気にしていました。(そのへんの苦しみについては、このブログをくまなく探してもらえれば見つかります。)

苦しくて苦しくて、「この苦しみから逃れるために自殺する人がいるのもわかるな」とまで思いました。自分自身が死のうとは思いませんでしたが、こんなことまで思ってしまいました。

でも、仕事せずに休んでいると、少しずつ回復してきました。

今思うと、僕のうつ病は、その程度だったのです。身体を休めれば回復するような、いうなれば「軽度の」うつ病でした。

PTSDや、複雑性PTSDによって、慢性的に生きづらさを抱えている方たちが発症するうつ病は、身体を休めたら治るようなものではないと思います。

僕は、単に疲労が蓄積していたことが、発症した直接の原因でした。もちろん、疲労が蓄積しやすいメンタル面の特徴を持っているとは思いますが、そのメンタル面の特徴を変えなくても、疲労が回復すれば治っていきます。

さて、いろいろと書いてきましたが、こういう風に自分のうつ病を分析したり、うつ病でゆっくり休んだ期間があったからこそ、読書に興味を持ったりしたおかげで、大きく人生は好転しました。

うつ病前の僕は、お金を追い求めていましたが、うつ病後は、自分がそんなにお金を欲していないことにも気づけました。

今日のタイトルだけ見ると、うつ病のメリットを書いたように見えますが、メリットがあるからといってうつ病を発症したほうがいいとは思いません。

あまりにも苦しすぎるからです。うつ病なんか発症しないほうがいい。

だから、「うつ病をきっかけに人生が好転しました」というのは、うつ病を発症してしまった自分を正当化しているだけなんだと思います。

世の中には、うつ病を発症しなくても人生を良い方向に向けている人がいるわけで、にもかかわらず、自分は、うつ病でめちゃくそに苦しまないと、自分の人生を好転させることができませんでした。

そんな自分を覆い隠したいからこそ、タイトルのように思っているんです。

ここまで卑屈になる必要もありませんが、ただ、僕がうつ病をきっかけに、人生が好転したのは事実です。

こんなのは、うつ病が良くなってから思うことで、うつ病真っ最中の方々は、こんなふうに思う余裕はないでしょう。

僕も真っ最中は全く余裕ありませんでしたから。

僕の助言としては、とにかく、身体を休めることをオススメします。夜眠れないなら、昼寝しましょう。

昼夜逆転してもいいと思います。昼夜逆転したらしたで、働き口はあります。自分が最も身体を休められる時間帯に睡眠をとりましょう。

メンタル面の課題は脇においやって、まずは、身体の休養です。

身体の休養には、睡眠だけでなく、食事の改善も必要です。きちんとお金をかけて、バランスの良い食事をとりましょう。

自炊しなくても、お金を払えば、手軽にバランスの良い食事をとる手段はいくらでもあります(冷凍惣菜とか)。

ゆっくり休養すると、少しずつ病状が回復していきます(もちろん、良い日・悪い日を繰り返します)。

ゆっくりゆっくりやっていきましょう。回復した後、「うつ病をきっかけに人生が好転した」と少しでも思えたら素敵だと思います。

そう思えなくても、治ったらそれでヨシです。ゆっくりやりましょう。

それではまた明日!・・・↓

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