#306 うつ病発症296~298日目・発症後451日目 ~いよいよ終わり~

今日でうつ病発症から451日目(1年2か月と23日)ですが(2019年7月10日~),今日も今日とて,スマホのGPS記録をもとに,うつ病の経過を記録していきます。

うつ病経過記録:第1回目↓

うつ病経過記録:第2回目↓

ちょうど1年前(2019年10月2日)頃のうつ病経過↓

この1年間でだいぶ回復していることを見てもらえたら嬉しいです。

【過去のこと・思い出したこと(発症296~298日目)】

↓のブログでこれまでの経緯を結構きれいにまとめられたと思っているので,ご覧くださるとうれしいです。

さて,昨日からの続きです。

・4月30日㈭:この日で,うつ病発症から296日目(9か月と21日),発症直後から約2か月続いた実家療養を終えて一人暮らしを再スタートさせてからは217日目(7か月と4日)です(2019年9月27日~)。うつ病発症→実家療養→ひとり暮らし再スタートの経緯については,↑のブログをご覧ください。

また,2019年11月7日から「午前中の散歩」を始めていて,これがうつ病の回復を大きく後押ししています(「午前中の散歩」を始めてからは,この日で176日目(5か月と24日)です)。

「午前中の散歩」については,↓のブログをご覧ください。

そして,2019年12月3日から毎日ブログを始めています。

この日(2020年4月30日)でブログを始めて150日目(4か月と28日)ということになります。

この日のブログ↓(初日にブログを2つ投稿しているので,数字が1つズレています)

そして,2020年3月30日から,出勤練習(業務には携わらず給料も支払われないけれども読書などをしながら一定時間職場に滞在する)を開始しています。

出勤練習を開始する経緯について↓

この日(2020年4月30日)で出勤練習開始から32日目(1か月と1日)ですが,4月13日㈪から一時中断されています(一時中断の経緯は↓)。

この一時中断は5月11日までの29日間続き,5月12日から,週3日出勤(火木土)という形で再開します。一時中断前の毎日勤務から週3日勤務に変更されたのは,コロナウイルス感染拡大予防のため移動を減らすことが目的でしたが,今から振り返ると,うつ病治療の観点からも望ましいものでした(毎日勤務では身体が無理していたので,より負荷の小さいステップから始める必要があったので)。

この週3日勤務から,徐々に出勤日数を増やしていき,途中で調子を崩して勤務日数・時間を減らしたこともありましたが,今はなんとか,週2日の休みを挟んで毎日午前9時~午後6時(定時)の出勤練習ができるようになりました。

さて,長い長い前置きを踏まえて,この日(4月30日㈭)の経過を書いていきます。

この日の「SleepCycle」を見ると(睡眠記録アプリ「SleepCycle」についてはこちら),午前0時27分に布団に入ってすぐに寝つき,朝8時48分に目を覚ましています。睡眠時間は8時間20分,SleepCycle独自の「睡眠品質」も90%/100%で,非常に良好な睡眠がとれています。

(なお,僕のうつ病は,主な症状が不眠(①寝つきが悪い②中途覚醒③朝早く目が覚めてしまい二度寝もできない)で,この不眠症状の有無が,その日の調子の良し悪しや,回復の進み具合を左右します。そのため,毎日の睡眠時間や睡眠の質について,睡眠記録アプリ「SleepCycle」に記録されているデータをもとに逐一書き出すことにしています。)

前日(4月29日㈬)は,その前の晩に飲みすぎて大きく調子を崩しましたが,この日は好転しています。「調子悪い→調子良い→調子悪い」のループのうち,この日から「調子良いゾーン」に突入しています。

この日は,いつもより少しだけ活動開始が早めで,10時5分から散歩に出かけています。10時44分には帰宅し,それから午後3時46分まで引きこもりました。その後,なんか50分くらい近所をウロチョロして,近くのスーパーに50分くらい滞在して,午後5時45分に帰宅しています。

何をしていたのか,さっぱり思い出せませんが,調子が良かったので近所をウロチョロしてしまったのでしょう。今なら,ムダにウロチョロしても疲労を蓄積するだけなので,おとなしく自宅で過ごすはずです(笑)。

この日は,良好な睡眠がとれていて,活動量も少なくなく(6697歩/日),調子は良さそうです。

・5月1日㈮:この日のSleepCycleを見ると,午前0時55分に布団に入っていますが,寝つきは悪かったようです。午前2時頃になってやっと深い眠りに入ることができ,朝9時26分に目を覚ましています。寝つきは悪かったものの,朝遅くまで眠ることができています。正味睡眠時間は約7時間30分,SleepCycle独自の睡眠品質は88%/100%なので,寝つきが悪かった割には,かなり良好な睡眠がとれたと評価してよいでしょう。

この日も,起床後すぐに活動を開始してはおらず,午前11時3分になってやっと散歩に出かけています。起床が遅かったので,散歩に出かけるのもかなり遅くなっています。11時23には帰宅して,それから引きこもり,午後3時30分から精神科に行っています。

僕が精神科を受診するスタンスについては↓

午後4時9分には帰宅し,4時20分から整体に行って午後5時19分に帰宅し,午後7時12分からはお寿司のテイクアウトを購入しに行っています。

ああ,思い出しました。この頃,コロナウイルスの影響で飲食店がこぞってテイクアウトを始めたので,気になっていたお店の「お試し」としてテイクアウトをたびたび利用するようになりました。この日にテイクアウトを利用したお寿司屋さんも,コロナウイルスの影響でテイクアウトを開始したお店です。

こうやって,近所のお店をたくさん食べ歩いた結果,最終的に「セブンイレブンの日替わりおかずセット」に落ち着く結果となりました(#あくまで僕の場合)。

いろいろと食べ歩いて思ったことは,「どのお店もおいしい」ということです。本当においしい。

そのせいで,「おいしい」の希少性がなくなり,「おいしい」に慣れ親しんでしまいました。何を食べてもおいしいので,わざわざ外食するモチベーションがなくなってしまいました。

(ただ,モチベーションが低下した中でも,ときたま,はちゃめちゃにおいしいお店に出会うこともあります。その1つが「刈谷スプーン」です。このお店には最近出会ったのですが,正直なところ,僕がこれまで食べたフレンチの中でナンバーワンです。素材,調理,接客のクオリティが段違いで,にもかかわらず,価格が手頃(2人でコミコミ1万4000円)でした。お店も狭いので,1晩に相手できるのは物理的に3組~4組までです(物理的に16人(4人席×4つ)以上お店に入れない)。だから,どうやって利益を出しているのか不思議なんですが,とにかく,はちゃめちゃにおいしいお店でした。「おいしい」の価値はどんどん下がっていますが,そのせいで,「はちゃめちゃにおいしい」の価値は爆上っています。)

「おいしい」に価値がなくなるのは,とても良いことだと僕は思っています。というのも,安くておいしいものがどこでも手に入るのであれば,貧富の格差が「幸せの格差」と,どんどん一致しなくなるからです。

人類の歴史上,「貧富の格差」は,幸せの格差に直結していました。富を独占する人たちが,豪勢な暮らし(安全な住宅,おいしい食事)をして,貧しい人たちは搾取されるばかりで,安全な住宅どころか,その日に食べる食料すらままなりませんでした。

かつての時代は,貧富の格差が大きな社会問題でした。貧しい人たちは,おいしいものを食べることができず不満が蓄積し,その蓄積した不満が大きな改革(時には暴動)を起こしてきました。

今の日本は,どんどん貧富の格差が広がっているものの,それと同時に,どんどん「安くておいしい」が溢れてきています。今の日本では,「貧」であっても,極端な「貧」でなければ,おいしい食事にありつけます。豪勢な住宅は確保できなくても,安全な住宅なら腐るほどこの国には余っています。日本は空き家だらけです。

こう考えると,「貧富の格差」はあまり問題じゃないと僕は思っています。その日の食べ物すらままならない貧困は解決する必要がありますが,きちんと知恵を働かせれば,ある程度の「貧」でも,100年前には想像もできないような豊かな暮らしができます。安全な住宅に住み,電気とガスを利用して毎日明るい光を浴びて暖かいお風呂に入り,セブンイレブンでめちゃくちゃおいしい食料を確保するという,かなり豊かな生活を送っても,家賃が安ければ月額10万円もかからないでしょう。

毎月の生活費が10万円未満であれば,「貧富の格差」のうち「貧」のほうに入りますが,かなり豊かな生活を送れるということになります。

ただ,僕の場合,いろいろと外食して食べ歩いた結果としてセブンイレブンに落ち着いているので,「これしか選択肢がない」という理由で結論を出したわけではありません。この点で,僕の意見の説得力は欠けるのかもしれません。僕の今の収入なら,いろいろと外食するだけのお金を確保することはできていますから,「他に選択肢がない!」という状態に陥ったことはありません。

外食という選択肢がない状態は,かなり苦しいでしょう。お金がなくて,食べたくても食べられないのは,ものすごい敗北感があるはずです。

でも,それだったら僕にもあります。僕だって,何でもかんでも外食できたわけじゃありません。収入の範囲でしか外食できません。分をわきまえた外食しかできないのは,僕だって同じです。

僕が言いたいのは「お金があればもっとおいしいものが食べられるはず!」「お金があれば!」と思う前に,自分の収入の範囲内で食べられるものにきちんと光をあててあげましょう,ということです。今は,「おいしい」の価値がどんどん下がり,安くておいしいものが溢れています。1人暮らしで月額3万円を食費に充てられれば,充分おいしいものが食べられます。

自分の不幸を「お金がないせいだ!」と嘆くのではなく,お金がなくてもおいしいものが食べられること目を向けましょう。

ま,自分の不幸をお金がないせいにしといたほうが,苦しいけれども生きててラクなんですけどね。何かを恨んでいれば,自分を守れるからです。

「自分の不幸が他でもない自分のせいである」という見たくもない現実を見なくて済むんです,自分以外のせいにしていれば。この点(「ラクに暮らせる」という意味)で,自分の不幸の原因をお金がないことに求める生き方というのは,めちゃくちゃ合理的です。

「ラク」なだけで苦しいんですけどね(笑)。今は,仏教が生まれたブッダの時代よりも,もっと悟りの境地に至りやすいはずです。お金がなくても幸せになれる時代ですから。今人類は,間違いなく歴史上最も豊かな時代に生きていて,その恵みが貧しい人たちにも流れていっています。だって,お金持ちたちにとっても,全員助かったほうが都合がいいからです。貧困によって鬱憤が蓄積してしまうと,その鬱憤が暴発してしまった際に,お金持ちたちの営むビジネスがストップしてしまい,お金儲けができなくなるのです。

今は,優しいお金持ちが勝つ時代です。

搾取するような優しくないお金持ちは,必ず負けます。

僕らも,この時代に合わせて優しくなりましょう。お金持ちじゃなくても幸せになれる,かつてないほど豊かな時代を謳歌しましょう。

もう,生きるために嘘をつかなくていいんです。大人にならなくてもいいんです。「大人になりなさい」なんて「大人」たちが使う言葉に惑わされなくていい。

これからは,悪いことを悪いと言えない「大人」になんてならなくていい。悪いことを悪いと言える,子供みたいな大人たちが,これからは勝ち残っていくんです。

それって,めちゃくちゃ良いことじゃありませんか?

悪いことは悪いと言い,良いものは良いと言える,素直な自分のままでいいんです。自分の感情を素直に吐露できる人が勝ち残るなんて,こんなに良い社会の仕組みが,かつてあったでしょうか。

人々は,こんな当たり前のことを無視して,「お金のため」とか「生き残るため」とかいう,都合の良い理由を持ち出して,悪いことを悪いと言ってきませんでした。でも,これからの時代は違う。悪いことを悪いと言える人が生き残るのです。

僕はまだ30歳で,これから何十年も,そんな時代を生きることができて本当に幸せです。

素直な人が生き残れる時代なんて,涙が出てきます。僕は,これからも優しい人であり続けます。悪いことは悪いときちんと言えるようになります。全員から見捨てられ,最後に残った,たった1人を救うべく法を使う弁護士になります。

だって,優しい人が生き残っていく時代なんだから。

僕も,この「優しい人が生き残っていく時代」を少しでも先延ばしにできるよう頑張ります。これからの時代を作っていくのは僕たち世代なのだから!

この日のブログ↓

・5月2日㈯:この日のSleepCycleを見ると,午前0時2分に布団に入っていますが,寝つくまで30分ほどかかっています。しかし,無事に深い眠りに入ることができ,朝8時7分に目を覚ましています。正味睡眠時間は約7時間30分と,それほど長くはありませんが,SleepCycle独自の睡眠品質は84%/100%で高得点です。

この日は,8時7分に起床したものの,ベッドでゴロゴロする時間が長かったせいで,散歩に出かけたのは午前11時9分です。11時25分には帰宅し,それから午後2時56分まで引きこもり,買い物に行って3時14分に帰宅し,その後,午後6時44分から,テイクアウトを利用するため近所の居酒屋まで行っています。この居酒屋も,コロナウイルスをきっかけにテイクアウトをスタートさせています。

なんというか,僕の暮らしを振り返っていくと,自宅に引きこもる時間がかなり多めです。でも,僕にとっては自宅で過ごす時間はかけがえがありません。引きこもりタイムは,僕の人生にとって必須です。疲れた身体を休めて翌日のエネルギーを充てんするための時間ですし,なおかつ,読書したりYouTube見るなど,好きなことをする時間でもあります。

「引きこもり」というワードにマイナスイメージがついてしまっていることは非常に不満です。人間には陽キャと陰キャがいるわけで,陽キャの人たちは,外出して誰かと一緒に時間を過ごしてエネルギーを充てんするわけですが,陰キャは,誰にも会わずにゆっくりと1人で時間を過ごしてエネルギーを充てんするのです。

「引きこもり」にマイナスイメージをつけるのであれば,「外出」にもマイナスイメージをつけないと平等じゃありません。自宅でゆっくり過ごしてエネルギーを充てんすることと,外出して人に会ってエネルギーを充てんすること,この2つに優劣はありません。タイプが違うだけです。

陽キャと陰キャに優劣はないわけです。

自分にとって「引きこもりタイム」が必須であること,なおかつ,陽キャと陰キャに優劣はないこと,うつ病のおかげで,この2つを理解できました。

うつ病よ,ありがとう。(#でももう少し苦しみを減らしてくれたら本当に助かる)

この日のブログ↓

いよいよ,うつ病経過記録の初回に戻ってきましたね(笑)。今日で,うつ病経過記録(過去分)は一応終了です。ただ,明日以降のうつ病経過はずっと続けていきます。明日は,今日までの154日間(5か月と1日)にわたって記録してきたうつ病の経過をまとめようと思います。

【今日経験したこと・経験して考えたこと(発症451日目)】

・今日できた仕事・勉強

さて,今日で休職開始から451日目ですが(うつ病発症日から今日までずっと休職しています),今日は出勤(練習)しました。午前9時~午後6時(定時)まで滞在する予定です。今日は出勤してすぐブログを書いていますが,午後からは,昨日に引き続き『ソフィーの世界』を読んでいました。

・仕事・勉強以外に今日やったこと

特にありません。

【今日のうつ病】

今日までに経過した期間↓

・うつ病発症(2019年7月10日~):451日(1年2か月と23日)

・実家療養後の1人暮らし(2019年9月27日~):372日(1年と6日)

・午前中の散歩(2019年11月7日~):331日(10か月と26日)

・毎日ブログ(2019年12月3日~):305日(ちょうど10か月)

・出勤練習(2020年3月30日~):187日(6か月と3日)

さて,そんな今日のSleepCycleを見ると,昨日の午後11時25分に布団に入りましたが,なかなか寝つけず,いったん起き上がってマッサージ機をあてて耳栓をはめたら,なんとか寝つけました。夜中に1度,暑くて目が覚めた気がしますが,ほどなく意識はとび,朝7時27分のアラームで目覚めました。寝つきが悪かったのはマイナスポイントですが,朝起きてみれば,そこまで調子は悪くなく(絶好調でもありませんが),SleepCycle独自の睡眠品質も77%/100%でまあまあです。

過去を振り返ると,90%を超える日もあって,その反面,最近はぐっすり眠れていないなあと思います。特に夏は,睡眠時間が長くても点数が低い日が多く,暑さによるストレスが知らぬ間に負担になっていることを感じました。最近は涼しくなってきたので,全体的に点数は改善傾向ですが,もう少し高い点数が毎日出るようになったらいいなと思います。

まあ,これくらいの点数でも,毎日出勤するくらいはできるようになりました。近いうちに仕事を初めて,慣れていくしかないでしょうね。たぶん,仕事を始めて慣れていけば,そんなに睡眠の質が良くなくても,仕事くらいはできるよな,という自信がついていくような気がします。

今日もブログ書けてよかった!

それではまた明日!→こちら

前日のブログはこちら

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