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マラソン初心者がフルマラソン完走したら人生観変わった話②

マラソン初心者がフルマラソン完走したら人生観変わった話①を読んでくださった皆様、ありがとうございます。
まだの方はこちらからどうぞお読みくださいませ

ここでは、始まってしまった地獄の話をしましょう。

で、ですね。
まさかのフルマラソン当選で絶賛絶望中の中、
地獄の特訓が始まったわけですが、

フルマラソン42.195kmを走るのに、私は一体どれだけのポテンシャルを持ってるのかまず知る必要があるわけで。

職場から歩いて5分ほどに、走るにはもってこいのとてもいい総合公園があって、仕事終わりにボスと向かう。(すでに、仕事終わりで走るっていうのがストレス半端ない)

念入りにストレッチをした後、一周1キロのコースを走り始める。

もちろん、そんな嫌々な中でも、カタチから入る私はしっかりとスポーツウォッチを買っています笑

これ、マラソン始めるには必須アイテム!
私はもう5年以上前のモデルになりますが、ガーミン235jというシリーズを買ってます。
ウェアとかシューズとか、お気に入りのモノを揃えてテンション上げるの大事。笑

最新のやつもいいなぁ〜。見てると欲しくなる笑



走り始めは順調で結構いけるじゃん!って思ったのも束の間。

半分くらい進んだところで、(1キロの半分笑)

私「ハァハァ……ハァ…ハァハァ…ゲホっ……ハァハァハァハァ………」

ボス「大丈夫??」

私「は……はいっ、だい…丈夫です」


えぇ………しんどぉぉぉ〜っっ

体が重い、足上がらない、全身の脂肪が揺れている…

私「む…無理かも……」
ボス「頑張れ頑張れ!オレはまだ全然大丈夫!」

いやいやいやいや!!
オレの大丈夫情報いらんけどっっっっ!!!?

キロ9分台のペースで死にそうな私笑
何とか走れて2キロが限界でした。

え…フルマラソンあと40キロだよね…??


魂抜けかけました。
いや、抜けてました。

もう絶望ですよね。
走れる気が全くしない……

でも、私、
忍耐力と努力と頑固さだけは誰にも負けない

なんかちょっと悔しい気持ちにもなってきて、

絶対走れるようになってやる〜!!!

となったわけです。

あれだけ試合の勝ち負けは興味なかったはずなのに、できないとかは悔しくて、できるようになるまで頑張っちゃうタイプなんです。
【余談】むかし経理やってた時、入社当初、電卓が早く打てなくて、先輩たち指見えないくらい早くて、すげーっ!ってなって、迷惑かけないようにと家に電卓持ち帰って早打ちの練習したりとかね。

マラソンって、基本人と比べたりとか、誰かと競い合うよりも自分との戦い。
だから、きっとこんな気持ちになったんだと思います。実はドMなのかな・・・。

燃えてきた私と嬉しそうなボス。
まぁ、まんまと罠にハマったような感覚ではありましたが、もう逃げられないので覚悟を決めました。
 


やるからには徹底的にやりたい。

そもそもマラソンの練習ってどうやってやればいいんだ⁈むやみやたらに走ったらいいってわけでもないだろうし……

いろいろ調べると、どうもフルマラソン完走するためのプランを作ってくれるサイトがあることを知った。

当時(2018年)、アシックスがいいプランを考えてくれるアプリを作ってくれてて、しかもガーミンと連動もできたMY ASICSというサイトがあったんですが、今はなくなってて、ASICS Runkeeperというアプリができてるっぽいです。
ナイキとかもそうゆうプラン練ってくれるのやってるみたいだけど有料だったかな?

アシックス先生の練習プランのもと、フルマラソン完走に向けて、本格的な練習が始まったのです。


練習は基本的に仕事終わり。
短い距離から始めて、少しずつ距離を伸ばしていく。
当選したのが6月で、本番は11月。まだまだ時間はあるからちょっとずつ走ることに体を慣らすことに。

この間2キロ走れたから5キロを目指そうということになったんですが、
びっくりな事に、あんなにもしんどかった2キロが意外とすんなり走れるようになっていたんです!

おぉぉぉ…なんか嬉しい🥹

でも、流石にまだ5キロは走れず、なんとか4キロまで走れるようになったんです!(あと1キロなんだけどなぁ頑張れなかった笑)

この調子で少しずつ距離を伸ばしていこう!
ということで意気込んでたんですが、、、
梅雨の季節に入り、雨だと走れないので本格的に走り始めたのは7月に入ってからになり、やや焦りを感じ始めていた。7月もそんなに走れてなかったから、8月くらいから本腰入れて走り始めたので残り3ヶ月・・・
まぁまぁヤバめ。

少しずつだけど、距離を伸ばしていって、7月下旬にはなんとか10キロ走れる様になり、8月には15キロ、10月には20キロは走れる様になった。

4日以上あくと筋力が落ちていくらしいので、そうならないように
週に2〜3は走るようにトレーニングをしていた。


言っておきますが、
走るの全然楽しくないです(私は)
練習の日は憂鬱になります(私は)
15キロ以上は辛くて涙出ます(私は)
長距離走った日は何度も吐きました(リアルに)

こんな苦しい思いして、まぁまぁなお金払って、
なんで42.195 キロも走らんといけんのだ。

と何度も思いながら、

それでも一緒に走る仲間がいて、
走るなら完走したいし、
少しづつ走れる距離が伸びる事、
スピードも上がってくる事に喜びを感じる時もあった。

いろんな矛盾が心の中で渦巻きながらも、
フルマラソンを完走するために頑張る私。


練習も大詰めとなり、10月には30キロ走が待ち構えていた。

この頃、足首を痛めていた私はみんなが30キロ走する時に一緒に走ることができず、傍で短い距離を走りつつ、縄跳びをしたり、筋トレをしたり、
今までの体力と筋力を落とさないようにしてトレーニングをしていた。

少し足が回復して、自分だけ30キロ走ってない事に不安を感じたので走る事にしたのだけど、もうみんな走っちゃってるから誰も付き合ってくれる人もおらず、寂しく一人で走る事に。30キロ走るって、軽く5時間はかかる。
もちろん仕事終わり。

心優しい人が20キロまで一緒に走ってくれたけど、流石に途中からは時間も遅くなってきたので帰ってしまった。
休憩を挟みながらなので夕方6時ごろから始めた練習は夜11時頃にやっとケリがついた。

周りに走ってる人はほどんどいないし、公園の灯りも少なくなり、見回りの警備のおじさんにたまに会うくらいで、めちゃくちゃ怖かった。
ボスは先帰るし、本当に本当に辛かった。

それでも何とか走り切れた30キロにホッとして、
職場に戻って倒れ込んだ。身体がしんどすぎて当分動けなかった。
気持ち悪くて、なんども泣きながら吐いた。

早く終わってほしい。
もう走りたくない。

それでも、30キロも走れた自分を少し誇らしくも思った。


本番まであと3週間ほど。
ここまでくると、もう長距離はやめて、体の疲れを取りつつ、筋力が落ちない程度に軽く走るようにするのがいいらしい。

これだけ練習したけど、
心配性&不安症の私は、もう負のオーラ全開で、
毎日のように「走れるかなぁ〜完走できるかなぁ〜涙」とぼやいていた。

そんな感じでついに本番前日。
受付を済ませ、ゼッケンを受け取り、
明日の本番に向けて心と体の準備をする。

遠足の前の日とかワクワクドキドキして寝られない私は、もちろん、違う意味で緊張して、
ほぼ寝れなかったのを覚えている。

そんな中、迎えた当日。

私の、人生初のフルマラソンがスタートしたのです。


つづく・・・・


で、結局どう人生感が変わったのかまでの道のりが長くてすいません笑
もう少し、興味のある方はお付き合いください笑

yumi














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