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24卒ジャニオタの就活記


はじめに

はじめまして!24卒ジャニオタのMと申します。
就活を終えたので、自身の就活について振り返ってみようと思います。
これから就活を始める方の参考になれば幸いです!

自己紹介

  • 大学 ➡ MARCH 文系

  • アルバイト ➡ 塾講師

  • サークル ➡ ✖

  • TOEIC ➡ ✖

  • 推し ➡ Sexy Zone

コロナ禍のためサークルには入っておらず、唯一言えそうなガクチカは個別塾での講師としてのアルバイトのみでした。
英語は苦手で、とりあえずTOEICを受験してみるも600点に満たず。
Sexy Zoneのファン(通称:セクラバ)で、大学生活での思い出はオタ活しかありません!

就活の流れ

2年生

幼馴染と「就活しなきゃだよね~」「何から始めたらいいかわからないね~」と話しつつ、一緒に本を購入して自己分析を始めました。
しかし大学生活はオタク以外何もしていなかったため、自分の性格や集団の中での役割、ガクチカなどと言われてもそもそもエピソードが無く、、
全く分析が進みませんでした。

3年生 6月~11月

その内いつの間にかインターンが始まる季節に。
ESの書き方興味のある業界も分からず、マイナビで大手の企業を探してみるも、「今の私が応募してもこんな高倍率のところに通るわけがない」「インターンに行ったとしてもその企業に行かなければ選考が有利になるわけでもない」という考えで、結局どこにもエントリーしないまま。
周りの友達は「今日もES出した、もう就活やだ~」と話している中、私はSexy Zoneのライブで北海道まで遠征しました(^^♪
キラキラと輝くメンバーを見て「私も頑張らなきゃ!」とやる気にはなったものの、結局何から始めたらいいのか分からず秋が終わりました。

12月

さすがにそろそろやばい、と思い始めた冬。
一緒に自己分析の本を買った幼馴染と会うことに。彼女は真面目だからきっと夏から頑張っているだろう…と劣等感を抱えながらご飯に行きました。案の定「就活どう?」と聞かれてしまい、私は恥を承知で「実はあれから何もやっていない」と助けを求めました。すると彼女は【intee】という就活エージェントを使っていると教えてくれました。


どうやら自分から企業を探すのに疲れたから、inteeでメンターさんから企業を紹介してもらっているとのこと。そこで彼女のメンターさん(以下:Oさん)に連絡を取ってもらい、私の担当にもなってもらうことに。
ちなみにSexy Zoneは初めてのドーム公演を実施!私は東京と大阪に参戦し、クリスマスはメンバーと過ごしました♡
さらにAぇ! group(関西ジャニーズJr. )の舞台に行ったり、ジャニーズカウントダウンのコンサートで年越しを迎えたりと、これまでにないほど現場祭りの月となりました。

1月

Oさんとの面談では、志望業界の決まっていない私にはとりあえず無形商材を見てみたらどうかと人材、コンサル、IT等の企業を紹介してもらいました。初めて企業の説明会に参加しそこから何社も見ていく内に、自分の利益よりも人のために働ける環境がいいなと思うようになりました。
またinteeでは自己分析の質問項目や自己理解のためのオンラインでのコンテンツがあり、それらを使って就活生らしい意識を持つことが出来ました。

2月

説明会ラッシュでした。また2月から面接も受け始めました。正直あまり対策は出来ていない状態で不安が大きかったのですが、受けていく内に慣れていくことが出来ました。
そして業界としては人材への志望度が高まりました。自分の考えも定まってきて、軸は以下の3点に設定しました。

  • 誠実なサービスを提供したい

  • 社会貢献性の高い仕事がしたい

  • チームワークを活かしたい

始めはどの企業にもあまり差がないように思えましたが、軸の一つ目の「誠実なサービス」を提供することへの難しさを感じました。特に人材業界では、自社の利益のために求職者に向いていない企業を勧めなければならない企業があることを知りました。しかし私が出会ったある企業は、そういった考えを持った社員はおらず、全員が求職者を一番に考えて転職支援を行っていると知り、その企業が私の第一志望になりました。

3月

面接ラッシュでした。一次面接で落とされることばかりで正直少し病みました。しかし月末にはLilかんさい(関西ジャニーズJr.)のライブのために3回目の大阪遠征の予定があったため、それをモチベーションに何とか頑張りました。
また3日間で7社の面接を受けた時もあり、全て終わった時には疲れすぎて放心状態になりました。もうこれ以上面接したくないと心が折れそうになった時、自分が参戦したライブ映像を見ました。泣きました。元気をもらいました。推しの支えは偉大ですね。


4年生 4月

第一志望の3次面接を通過し、最終面接を受ける前に数週間の面談の期間がありました。何人かの社員の方とお話し、より志望度が高まったところで最終面接に挑むことにしました。対面での面接は一度しか受けたことがなかったためとても緊張しました。そこでOさんに面接対策を行ってもらい、軸や志望動機をブラッシュアップしました。言語化が難しいところを汲み取ってくださり、頭の中が整理されました。
そして最終面接の日。以下の2曲を聴いて会場に向かいました。


特に「ぎゅっと」という曲はとても温かくて疲れた心をぎゅっと包み込んでくれて、ジャニオタ以外の方からも人気です。ぜひ聴いてみてください(^^)

そして面接から数日後に無事内定を頂き、私の就活はここで終了しました。

思ったこと

私が就活を通して感じたことをまとめます。

自分のペースで

私が就活を始めたのは人より遅く「ここまで何もやらずにきてしまった」と自己嫌悪に陥りました。しかしそんな私でも無事志望していた企業から内定を頂きました。もしかしたらもっと早くから始めていれば、もっといろいろな企業を見て、インターンで実際に仕事を体験することで向いている仕事を知ることが出来たかもしれません。しかし4か月という短い間での就活だったからこそ、集中力を切らさずに走り切れたのかもしれません。面接を入れるペースも、1日に3社受けても平気な人もいれば、数日に1回の方が向いている人もいると思います。周りと比べて焦ることもあると思いますが、あくまでも自分が良いと思う方法、ペースで大丈夫です。

周りの人を頼る

私は幼馴染がいなければ就活を始められなかったかもしれません。またinteeが無ければ企業探しと自己分析、面接対策も進まなかったかもしれません。高校までとは違い、大学では自分のことを勝手にサポートしてくれません。ただでさえ不安の多い就活を一人で乗り切るのは私にとっては無理でした。しかし自分から助けを求めれば対応してもらえます。自分から動けないという人は周りの人の助けを借りることも大切だと思います。私を助けてくれた幼馴染とOさんに感謝したいです。

推しは偉大

就活を振り返ってみて、やはり推しの力は必須だったことを再確認しました。就活を始める前は「今後は趣味を控えなければいけないのだろうな」と思っていましたが、このnoteを読んで下さったら分かるように、私はバリバリオタ活していました。面接の無い日は友達とも沢山遊びました。時間は作ろうと思えば作れたので、無理して自分の好きなことを控えず、むしろ楽しみを支えにしながら就活をしても良いと思います。
私を支えてくれた推し、セクシーサンキュー!!!!!

さいごに

ここまで読んでくださってありがとうございました。
就活という言葉を聞くと憂鬱になったり、数ある企業から自分の生きたいところを見つける作業は気が遠くなったりするかもしれません。
しかし気を張りすぎずに自分の機嫌を取りながら、自身に向き合って就活を進めてみてください。
あなたが後悔の無い選択を出来るよう、願っています。


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