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今が人生最後なら後悔しかない【 20代で得た知見 】F
心が動いた感情こそが真のインプット
とはよく言いますが、最近読んだ中で爆発的に動かされた本に出会ってしまった。
それも人生観を大きく変えてくれるような、まさにそんな本。
世界的ベストセラーであるDIE WITH ZERO と 限りある時間の使い方という両方とも「人生は短い、後悔のないよう生きろ」がテーマの本が好きでこれを超える衝撃本にこの先出会わないだろうと思っていました。
( 2冊とも過去に投稿作りましたが、本要約をされているフェルミ漫画大学の動画が特に分かりやすかったので参考にリンク貼らせていただきます。長い内容なので倍速再生を推奨します。)
が、見つけてしまった
そんな素晴らしい1冊をご紹介します。
今回は
F 著
20代で得た知見
この本の説明前に著者の紹介から。
著書のFさんは作家をされている方です。
神戸市出身、東京在住とのこと。
「いつか別れる。でもそれは今日ではない」
「真夜中乙女戦争」
という2冊も出版されており、真夜中乙女戦争は2022年に映画化されました。
(下記参考)
この本は著者が数百名に及ぶ人から聞いた
「二十代の内に知っておいた方が良いこと」
が合計183項目に分かれて書かれています。
生き方も千差万別な方々が体験、名言にしてきたような人生のアドバイスが文壇に載ったまさに
「人生の攻略本」とでも表すべきでしょうか。
「不完全なままでいい」というメッセージ
現実に対しての話
ロマンチックテイストな内容
恋愛・同棲・結婚に関する話
の4項目で話が進んでいきます。
この本はビジネス書、自己啓発本というよりはエッセイに近い類となりますので、普段は心に寄り添うタイプな本を読んだ経験の少ない私にとってはとても新鮮でした。
結構ぶっ飛んだ考え、解釈の難しい箇所も数多く存在するので頭で理解するのも大変な所も多かったです。
先程参考に出したフェルミ漫画大学の動画で存在を知ったのと、私が推してるグループの「アンジュルム」でリーダーを務める上國料萌衣さんも「人生バイブル」に本書を上げていたりと触れる機会も多かったので、自分でも読んだうえで感想吟味したい!ということで手に取らせて頂いたのが経緯です。
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10/31追記 : 過去のフォルダ漁ったら見つかったので念の為参考文献として貼っておきます。
私個人的に読んでみた感想ですが
ホンッッッッットに読んでよかった!!!
何故20代前半で読まなかった俺ェ?!?!
手に取って大大大大正解でした。
心に響いたアドバイスがあまりにも多くピックアップ箇所を厳選するのも大変でした。
「 どうしても紹介したい 」ところだけ絞ったつもりでしたがそれでも13点あることをお許し願いたい。
ほとんどが私なりの解釈and心に響いた理由・個人的なエピソードで埋め尽くされてしまうが温かい目で読んでいただけると幸いです。
それでは進めてまいりましょう。
生き急げ
本書は全体的に生き急ぐことをテーマにしている印象です。
というのも " 死は望んでないタイミングでやってくる " のと " できるタイミングには限界がある " のがほとんどなのです。
本書での話に「三トントラックに飛ばされた話」と「団地から遊び半分で煉瓦を落とされ直撃しかける話」が載っていました。(170ページ)
大多数か分からないが、人は病棟や自宅の布団などの覚悟が決まるようなシチュエーションでこの世を去るイメージを持つように思いますが。
実際、人はいつ死ぬか分からないというのが事実なのです。
交通事故かもしれないし事件に巻き込まれるかもしれない。
誰にも予想などできないということです。
生死の例を抜きにしても体力面・歳面の限界というものもあります。
好意は覚める前に伝えた方がいいし。
物欲にも賞味期限があるからこそ早めに手に入れた方がいい。
難なく食べれていたトンカツもいつしか胃にダメージになるからこそ若い今のうち食べた方がいいでしょう。
旅行も早いうちにすべし。
後悔する前に、好きな人に好きと伝えるべし。
推しは推せる時になんとかも。
つまり" 今しかできないことを生きているうちに実行せよ " というのが全体的に伝えたいメッセージだとあくまで個人的主観ながら感じました。
限りある人生できるだけ後悔したくないですよね。
そんな後悔を少しでも減らせるようなアドバイスが本書内で多く書かれています。
『 本書番号 2、112参照 』
20代に自信は要らない
これは20代に限らず全ての人に該当すると思った箇所です。
自信を持つことは「しっかりしている」「余裕をアピールできる」などメリット大にも思えるでしょう。
逆に言えば自信があることによって前に進まなくなる場合もございます。
自信がないからこそ「勉強」「人の優れた部分の真似」「相手を喜ばせることに必死になる」といった行動を起こせるというのが本書から読み取った内容です。
よくよく思い返せば、30代、40代、50代と歳を重ねた人の中で転落せず伸びている人達はみんな「学ぶことを継続しているイメージ」ですし何からでも勉強や知識を取り入れる姿勢は人生歩むうえで必要不可欠ということでしょう。
『 本書番号 4 参照』
「幸せ」は2つある
本書に書かれている幸せの定義ですが
・日常に帰ってくるための非日常の幸せ
・非日常に行くための日常の幸せ
と2つ存在するという考えです。
よく食べ、よく寝て、少しいいものを身につける、寝る前にアロマを焚くなどの日常で感じる幸せ。
やったことのない、見たことのない経験をしたり、旅行や通りかかったバスにノープランで乗る。予定全部放り投げてどこかへ行ってみるなどの非日常でしか味わえない幸せ。
どちらとも欠けてはならない幸せということです。
この2つあってこそ人間はプラスに生きられるということです。
特に現代人はそのどちらとも大切にできていないのかもしれませんね。
私も振り返れば日常の幸せを蔑ろでは無いにしろ、自分が自信持てるとは言いづらい労働で抑えていますし。。
人生基盤のひとつである仕事という「日常の幸せ」にも目を向けないとな〜と再び考えされられました。
非日常の幸せは、週末(時々平日)にあるコンサート、イベント行く時の新幹線や飛行機などで行く遠征。野外ゲームをする時間。人との交流。
などですかね。
こちらはめちゃくちゃ大事にしてますが改めて考えれば私にとっての幸せだなぁと感じました。
そして2つとも感じ取れている人は「自分が幸せか?」という事すら考えないとのことです。
これについては後ほど詳しく触れさせていただきますね。
『 本書番号 13 』
「好き」は長続きしない
ずっと好きでいることは誰にもできないように、ずっと好きでいてもらうこともまた誰にもできない。でも、ちょっとくらい好きでいることはできそうです。
ここも クッッッソわかるッ!! と共感したところでした。
学生時代気になった人、昔遊んでいたコンテンツ、かつて推しにあげていたアイドルなど同じ熱量で好きの継続は至難の業だと気付かされました。
社会人なってすぐまで学生仲間と嗜んでいた遊戯王も次第に離れてしまいましたし、昔推してたけど今全く熱量湧かなくなった人も正直います。
好きってどこまでも好きとは限らないんですよね。
上記あげた遊戯王も今は本格的に遊んではいません。
(そもそも学生時代の知人とここ数年会えてないのもある)
それでも当時集めたカードを見返したり、過去に放送されたアニメの配信を見た時などは過去の思い出ごと蘇りますし離れても好きは好きなままだなぁ〜と当時の熱が少なからず復活します。
高校、大学時代に費用切り詰めてでも遠征していた推しも、今は時々コンサートツアーに行く程度になってしまいつつ過去の思い出や好きは今でも残っていることの再確認をさせてくれますし。
今、四六時中かんがえる程好きな推しもコンテンツも時間と共にかつての好きから下がってしまう可能性も充分有り得ます。
現に数年前本格的にイベント行っていたグループへの熱も残りつつ当時程ではありません。
それでも時々思い出すかつての楽しい思い出はいつまでも大切にしたいと思えます。
このままでは私のトークで長尺取ってしまいそうなので一旦抑えます汗
好きを高い状態でキープするのは誰だって難しいでしょう。
ただ、依存しすぎず高い熱量であっても少しずつ好きを意識すれば長い目で好きなままでいれるかもしれません。
推しコンテンツ、コレクション、夫婦生活など全てに関わるマインドだと個人的には感じ取れましたね。
『 本書番号 22 』
普通なんてさっさと諦めろ
男らしい、女性らしいなど世間が勝手に決めた常識は世の中ゴロゴロ存在します。
・大手企業に入る。
・マイカー マイホームは基本ステータス
・結婚、出産は当たり前
・老後は年金と貯めた資産で暮らす
・営業や接客は誰でもできて当たり前
・会社内の出世競争に燃えろ
など戦後の高度経済成長やバブル全盛期など語弊はあるかもしれませんが " 経済的に上昇できた時代 " だからこそ通用した当たり前が今も引きづられているような気もします。
実際、所得から引かれる税金は年々増えていきますので昔の生活へのハードルが上がっていく感覚もございます。
逆に言えば普通なんて捨てて自分らしく生きたらええねん!という結論とも受け取れます。
所得も多く、家族もいる、夫婦生活も円満、仕事も上手くいっている。マイカーマイホーム苦なく持てているいわば「 全て完璧な人 」など考えてみればめっったに見かけない気がします。
誰かしら何ヶ所か問題や悩みはあるものですし、価値観もあるので正解は多種多様なのです。
・大手じゃいけど今の会社で活躍できている。
・正社員じゃないけどフリーランスとして自分らしく生きれている。
・生涯独身で楽しんだる!!!
・今日の目標達成できなかったけどまぁいいか!
・何よりもヲタ活が生き甲斐
など自分らしく生きるマインドこそ重要だと思います。
大人だから、歳だからなどの世間が決めた常識より自分がどう生きたいかが重要だと受け取りました。
普通などあって実際ないようなものですし、生き急ぐなら構ってる暇などありませんから。
『 本書番号 26 』
人は「自分が触れたもの」しか生み出せない
人は見聞きした言葉しか話せない
人は食べた物しか出せない
優しくされたからこそ他人に優しく接せる
自分が救われた方法でこそ他人を救える
自分が知ったアプローチでしか人と接せない
本書の書き方を参考にしたものです。
本書では「本をたくさん読んだ方がいい」「読んだ数だけ言葉が増える」と結論づけられていましたが個人的には様々な世界や知見に触れた方がいいと感じ取りました。
いい脚本も、様々なコンテンツに触れなければヒントを得ることはできません。
いい動画も、様々な編集者やYouTuberを見なければ理解できないでしょう。
いい接客も、高級ホテルやレビュー悪めのホテルなど体験しなければ善し悪しの区別はつかないでしょう。
あげたらキリないです。
人は触れた数だけ選択や考えの幅が広がっていくのです。
より良くなる世界を知りたい。など人生の幅を広げるには「様々な物に触れる」これは何においても大切だと改めて実感しました。
『 本書番号 49 』
「外の世界」だけが正解じゃない
先程と真逆の話になります。
あくまで著者の感想ですが「外国にいった方がいい」というアドバイスを真に受けるより「東京でできる夜遊びを知り尽くしたい」と書かれていました。
これも個人的な受け取り方ですが内側にある良さも大切にせよと感じ取れました。
確かに海外には、日本で見ることのできない景色や価値観が広がっていることでしょう。
それも正論ですが、同時に国内の絶景や非日常、知らない世界も充分価値があると言うのも事実です。
エベレストやエアーズロックなどの絶景からしか得られない感動もありつつ、東京の下町の世界など何においても素晴らしい発見はある。
という、海外思考に逆らった意見ここまで大きく書いてる本珍しいな〜と思ってピックアップしてみただけの話です。
『 本書番号 73 』
人は「本当にやりたかったこと」から逃げられない
逃げても逃げても追いかけてくるもの。
と言われてパッと浮かぶであろう代表格はおそらく税金でしょう。
しかし、気づいていないだけで追いかけてくるものはもう1つ。
それが「 本当に自分がやりたかったこと 」です。
本書には、教師になりたかったけど諦めてコンサルになった人の事例が書かれていました。
上記の方の結末ですが、5年勤めた会社を辞めた後オーストラリアに旅立ち、そこで英語を学び、夢だった中学教師になったそうです。
それ以外の話も書かれていますが人は世間体や給料面などの関係で仕事を選ぶケースがほとんどでしょう。
世間体や高収入、安定を捨ててでも選びたいと思ったこと。生活レベルは下がってしまうにしろ自分らしく生きていける選択こそが本当にやりたいことというわけです。
その「 叶えたかった理想 」を追わなかった後悔は一生追いかけてくるものというのが本書の1考えではございます。
仮に挑戦した上で叶わなかったとしても未練なくスッキリしているというのが結論でしょう。
それに、冒頭の 「 生き急げ 」 の話込みですといつ死ぬか分からない人生ならできるだけ後悔なく挑んだ方がいいに決まっています。
一見綺麗事にもみえる「 理想は実現する 」というフレーズですが、他の書籍や実際に実現できた俳優など多くいることを知れたので私は信じ切っている派です。
なのでこの話は特に印象的でした。
めちゃくちゃ余談ですが
現時点の私が「やりたいこと・叶えたい理想」も掲げて終わりにします。
( 紙に書いたり宣言したりすると叶う率上がる話も見てきたので)
・自分が「心からイイ!!」と思ったものを広める仕事をしたい。
・欲を言うと経営者やフリーランスのような自分で生き方考えられるポジションにいきたい。
・たっぷり睡眠取って自炊も楽しめる生活がほしい。
・裏方として人のサポートをしたい。
・時間、場所に囚われない生き方を実現したい。
・お金で断念するような選択をしない生活をする。
・心置きなくヲタ活したい。
・自分らしく生きたい。
・黙々と作業できる環境で稼ぎたい。
・いい人間関係を築いていく!
・自分の願望、本音に正直になる!
これが私の現時点で叶えたい願望かな。。
まだまだ溢れ出るんだろうけど。
パッと見贅沢すぎるけど何一つ叶わず明日で死ぬってなると後悔しかないから強欲に生きてやろうって思った。
2〜3年後見返した時に叶っていることを願いながらこの章は終わりにします。
『 本書番号 80 』
「本当にいいもの」は簡単には流れてこない
私たちは日常的に流れてくるものを目にし、選択している印象です。
Amazonも人気NO.1などの上位商品。
転職サイトにも人気求人など
何かと受動的にモノや進路を選んでいる印象です。
それを踏まえたうえで思い返すと転職サイトやエージェントが教えてくれる選択が必ずしも正解とは限らないのです。
冷静に考えればわかる通り本当にいい求人なら退職者が出ることがまず少ないという事にも捉えられます。
そりゃたまたま別キャリアを選ぶ人が出たというタイミングとも認識できるでしょう。
それもごく稀ということ。
過去に紹介した転職本の中でも全く同じ内容で書かれていましたが、もし自分で働きたい内容やビジョンが明確なら転職エージェントのみならずインターネットやSNSなど、ありとあらゆる方法で沢山の情報に触れてみるのも得策でしょう。
他の本の内容でももし先に会う人が求人にも載せないような美味しい話を持ってるとしたら?と書かせていただきました。
実は上記の内容ともこの本から受けた影響ということもここで白状しよう(小声)
能動的にも情報を知る姿勢を持つことも人生をより良くする上で大切なマインドだと改めて学ばされました。
とは書きつつ自分で方法試しながらより良い選択を見つけるのは至難の業なのは私個人的にも否定はできません汗
少しずつでも自分の叶えたい願望を形にしていき、欲いえば本当に素晴らしいオファーや自身のビジネスとして確立していけるような人材になりたい!と私の話ですが、より一層つよく抱いた感情です。
話が転職に偏りましたが、YouTubeのオススメや通販サイトの人気順などに惑わされず自身でいい情報を掴みにいく姿勢だけは忘れるな!というのが本書が伝えたかったことだと感じております。
『 本書番号 91 』
二度と会えなくなる人も増える
さよならだけが人生だという。
ほんとうは、さよならとさえ言えないのが人生だ。後悔だけが人生だ。
学生時代に会った人、取引先として知り合った人、家族、恋人
私たちは様々な出会いを重ねていきます。
その中で「あの時会ったので最後だったのか」と後々になって気づくこともあるでしょう。
今の時点ですら数人浮かびますがこの先尚更実感していくことになると思います。
価値観や運命的なタイミング誤差で会えなくなる人。死別する人だって出てきます。
私の話をしますと、投稿時点で中学、高校、大学時代の知人とも2019年末あたりで会ったのは最後です。
もしかするとこれも会えなくなる前兆なのかなと思っています。現に連絡全く返ってこなくなった。もしくは連絡先が消えた人もいますし。
というより会えるにしてもお互いの価値観、ライフスタイルが変わっていることも充分有り得ます。
夫婦生活、育児、仕事も絡むと付き合える人数と1人あたりに割ける時間も限られてくるでしょう。
それか今、もしくは社会人以降、趣味で繋がった人などがメインになり過去の知人と弾まなくなったという可能性すらあります。
周りの人も私も含めいつが最後か、そのタイミングでは理解できないということです。
死別はもちろんのこと生きてる間に会いたくても会えなくなることもありますから。
だからこそ人と会う " 当たり前 " を大事にしろというのが私がこの章で得た結論です。
『 本書番号 93 』
男女で「怒りを発散するタイミング」は異なる
この本は恋愛、結婚へのアドバイスも多く書かれているので夫婦生活をしている家庭や彼氏彼女がいる人には特にオススメです。
私はその両方に該当していませんが交流が避けられない人間という生き物である以上覚えておくに越したことはないと感じたので内容を共有しておきます。
以下あげるのは、あくまで本書での説明のため個人差はあるかと思いますが、怒りを爆発させるタイミングは男女で異なるというもの。
・女性は「怒りが溜まったら、満額で決済する」
・男性は「怒りはその場で都度、少額決済する」
女性は過去から溜まってきたものをその場で放出せず怒りの臨界点を超えたタイミングで爆発させるケースが多い。
男性は過去の事を覚えておく能力がそこまでないためその場で発散させるケースが多い。
というわけです。
ただ、例外もあるでしょう。
私は男性ですが怒りは忘れず貯めておくことが多い(というより忘れる前にメモっておくことが多い)ですし。
逆に怒りを定期的に発散する女性の方もいますので一概に言えることでは勿論ございませんのでご了承ください。
言われてみれば過去に体験というより見てきた事例そのままだと納得すらします。
私の両親の話。
既に離婚しているのですがお互いの話を子供という立場もあり何かしらで聞いたことがありました。
父は「何不自由なく生活させてきた」と仰っていましたが、母は「生活切り詰めていた話」「育児に積極的じゃなかった」ような話を聞く機会がありました。結構前なので事実違いはあるかもしれません。
この話のように男女間で怒りを忘れる人、忘れず貯めておく人という食い違いが生まれやすいのが男女および人間関係だなと実感させられた。ことを本書で思い出しました。
話を変えますと新聞記事で熟年離婚の話が載っておりましたが、子育てという夫婦一大イベントが終わったことで離婚を切り出されそうな夫の話を読みました。
文章内の彼は「ゴミ出しやちょっとした手伝いをしておくべきだった」と後悔されていたのです。
俗に言う「産後の恨みは一生」というもの。
解決法は本書で書かれていなかったので私が感じた点で補足しますと人が嫌がること、面倒くさがることを率先すれば信頼度数が上がるというのを他の書籍で読んだことがあります。
夫婦の話で照らし合わせますと育児はどうしても母でしかできない事が多いというあくまで私が浮かべる印象ですが、ゴミ出しや買い物など他のサポートを無理のない範囲でするだけでも怒りの積もり具合は最悪のケースと比べてマシになるかもしれません。
まぁ結婚していない私の話なので説得力皆無でしょうが(小声)
それに今朝もゴミ出し忘れたので自身の戒めにします(超小声)
ここから得られた知見は少しずつ積み上げる行いこそ人間関係において大切というのを私個人としては学んだというお話です。
ここは覚えていて損は無いと思ったので長めに残させていただきました。
『 本書番号 153 』
好きな人がいるなら、その人を褒め尽くせ
「好きは長く続かない」「二度と会えなくなる人もいる」と書いてきたので言うまでもないかもしれませんがこれも大切だと思ったんで触れさせていただきます。
「ずっと同じ熱量で好きは続かない」
「連絡も繋がらず疎遠になる場合もある」
「死別する可能性だってある」
全てにおいて永遠など有り得ないということは理解していただけたと思います。
そうなるとやることは1つ。
それが好きな人のいい所を褒めたり気持ちは伝えた方がいい!これに尽きます。
これは恋人に限りません、友人や家族、趣味仲間、推しなど好きな人いやすきなモノにも該当するでしょう。
友人・恋人・家族・作品などのコンテンツが今あるうちに感想や愛を形にするのも大切です。
現にこの投稿も読んだ感想・今の自分の心境が冷めぬうちに残しているようなものですから。
推しで例えましょう。
好きなアイドルもグループを卒業したり活動続くにしてもアイドル時代と違った活動になることも有り得ますし、もしくは引退する推しだっています(私もヲタ歴長いので何人も見てきました)
引退しても「好きな人」という気持ちは変わらないにしろ、今の推し、今のライフスタイルを過ごす中で同じ熱量で好きをキープなどできないはずです。ずっとこの人を好きで居続けるという決心を何度もしつつ新たなヲタ活に手を染めまくっている私も事例です。
推しで例えましたが夫婦生活やカップルでも同じこと、別れた後も「好き」という気持ち残ったにしてもかつて程の熱量ではないかもしれません。
夫婦生活も付き合っていた時からの好きとは変化するはずでしょう。
例えとして理解しづらいでしょうが、毎年作品の変わる仮面ライダーシリーズも「今年の作品一生愛す」と決め継続してもどこかしら失速します。私も今から7年前に放送された作品を未だにグッズ集めるほど好きではあるものの直近の作品への愛優先で熱量少し低めになっています。
娯楽や人間関係すべてに関係して好きでも熱量いずれ下がったり無くなったりすることは避けられないかもしれません。
前半の「好き」は長続きしない の復習になりますが「少し好きを続けることは可能かも」と書かれていました。
少しの好きは継続できる
俺 < それなーー!
と再確認できたので好きは控えめ継続くらいがいいのかもしれませんね。
それでも大きくなった好きを伝えるに越したことはないでしょう。
「好き」という気持ちが最高潮のうちに形にしたり直接伝えることは自分のためにも大切というわけです。
人生に後悔を生まないうちにこのマインドだけは心に刻まなければと改めて気づかされました。
今の人間関係も今推してる人も「今の好き」「一緒にいて心地いい」がある内に伝えねばと鼓舞された。というだけのお話でした。
『 本書番号 180 』
「幸福とは何か?」と考える時間について
ここまで超絶長くなってしまいましたね。
ここで最後にします。
幸せには日常・非日常があると前半で書きましたが。
ここでは幸せというものを更に掘っていきましょう。
本書では幸せについてこう書かれています。
幸福とはなにか考えている時間は、間違いなく幸福ではない。
(中略)
どんなに冷静に考えても、いかなる幸福や不幸も、一瞬にして崩れ去る程、脆い。
確かに満たされている時、気分昂っている時に「俺今幸せかな〜?」なんて想像したことねぇ
幸せとは「幸せ」そのものを実感していない時なのかもしれません。
もしかすると、と思う。
私たちは幸福と不幸、そのジェットコースターの間でしか、人生を認識できないのではないか。
(中略)
つまりは「心が動いた瞬間しか記憶できない」ようにできているのではないか。
読んでてずっと思ったがこの本、人生観そのものの心理辿り着きすぎだろ!!!と興奮と感動で昂り抑えれんのだが!!!
そう「幸」と「辛」のジェットコースターなのだ。
ここから暫く私のお話になります。
私の推しも辛に一を足す努力こそが幸と深いMCをされていたことありますし。
引退された私の尊敬する女神様も皆さんのほうが 絶対に幸せになってくださいと残してステージ去りました。
それから私の幸せとは何かを模索する果てしない旅が開幕しました。
初めは「ちゃんと正社員になったりしっかりすることが幸せなんだ」という世間体での幸せが結論かと思っていました。
しかし最近になって思ったのが
幸せは目指すものでもある。けど本当は "在り方 " とも考えられるようになりました。
正社員でなくても。結婚してなくとも、世間体の生き方でなくても。自分らしく心地いい気分になれる。理想実現していない今そこに向かって夢中になっている時など。
状況など関係ない。
幸せに正解はない!!
となれば今幸せか?不幸か?は割とどーだっていい事なのかもしれません。
ホントに難しい話です。
この話に結論はございません。
なぜなら「 幸せ 」 とまだまだ向き合っていたいから。
ただ、仮に答えを出すなら
人生終えるタイミングで「最高だった!」と確信したい。
でしょうかね。
『 本書番号 181 』
話まとまらんのでこれで以上にします。
毎週読んだ本の感想作っていますが作っててここまで心動かされまくったのは久しぶりでした。
間違いなく人生感を変えてくれる1冊でした。
今回あげなかった個人的オススメも多く
・感性を磨くカギ
・真のインプットとアウトプット
・最強の通貨は貨幣じゃない
・悪評との向き合い方
・歳を取るとできなくなる三つのこと
・著書視点での同棲の概念
・著書視点での結婚の概念
などといった人生で必要になるかもしれないアドバイスが文壇に書かれておりました。
それと本書最後の締め方も衝撃だったので気になる方、著書の考えに共感できた人は是非手に取ってみてはいかがでしょうか?
20代と書かれてはいるものの10代でも、30代、40代、50代の人など歳関係なく生かせるような重要なマインドが詰め込まれている人生攻略本だと思います。
私も後悔のない人生。にするのは不可能に等しいでしょうができる限り「最高だった」と言えるように今掲げている理想に向かって突き進もうと再決心されました。
老若男女とわずオススメしたい1冊です。
ここまで読んでくださり誠にありがとうございます。
他にも読書感想の投稿をしておりますので気に入ってくださった方は是非マガジンから他の記事も見てくだされば私とっても喜びます。
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追記: 金曜目処に投稿してきましたがプライベート忙しくなってきたので土日遅れて投稿する場合もございます。申し訳ない汗
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