見出し画像

子どもを褒めることはいいこと?ねんね前のママ息子タイムにハッとさせられたこと

わたしには1歳9か月の一人息子がいます。

いわゆる『まじめ』『いい子』タイプの息子。

お片付けやお手伝いも率先して行ってくれることが多いです。

4月生まれで保育園のクラスでも一番お兄さんだからか、ぬいぐるみを胸に抱いてヨシヨシしたり、ぬいぐるみを寝かしつけたり、お兄さんっぽい仕草もよく見せてくれます

アンパン寝かしつけ中に一緒に寝落ち♡

最近ことばがだいぶわかるようになってきたので、一日の振返りがねんね前の私と息子の日課です。
昨日、その振返り中にハッとさせられることがありました。

いろんなお手伝いをしてくれる嬉しさから、自分を苦しめてきた『いい子=ママ嬉しい』呪縛を、同じように息子に浴びせてる自分がいることに気づきました。

『保育園の先生が○○ちゃんが”しぇんしぇ~”って呼んでくれるから、すっごい嬉しいって言ってたよ!』

『今日、服を洗濯機に自分で入れられたね。ママ、やらないといけないこといっぱいだったから、すっごい助かったよ!』

『夜ごはんのそぼろ丼もかぼちゃも、全部たべれたね。一生懸命作ったから、うれしかったよ!』

もちろん『ありがとう』や『嬉しかったよ』という言葉をしっかり息子に伝えることは大切だと思っています。

ただ、『どんな息子であってもママは息子が大好き』ということを一緒に伝えないと『いい子=ママ嬉しい』呪縛を息子にもかけてしまうことに気づきました。

文章を書くのもが下手ですし、知性も教養も高くないので、書くかとても迷ったのですが、私自身、中学・高校は常に成績は学年トップ、そのまま予備校なしで京大現役合格。その後は、大企業に就職しました。いわゆる『勉強できる』タイプです。

幸せな人生かと言われると、『いい子』でいると『喜んでくれる』両親を喜ばし続けるためのプレッシャーに苦しみ続けています。
正直いまだに『いい子でいないと』という呪縛にしばられ、しんどいです。

そんな両親はまったく教育熱心なタイプではありません。『勉強しなさい』と言われたこともなければ、『○○大学に入れないとダメね』など、そういったプレッシャーはまったくありませんでした。

一方で、『○○は本当に努力家ですごいよ!』という感じて、とにかく子どものことを褒めまくる両親です。

なので両親としては私にプレッシャーをかけている自覚はゼロだと思います。

私は『結果が出るたびに喜んでくれる』両親を落胆させないためにと、『いい子』でいるということをやめられなくなりました。

恥ずかしいことに、『両親が喜んでくれるいい子』でいる呪縛に小学校、中学、高校、大学、社会人、そして今もずっと縛らています

そして『いい子』でいることは家族内でとどまらず、仕事でも上司や同僚の期待に答えたいと思うあまり、必要以上に自分を追い込んでしまい、苦しくなることが多々あります

新入社員のころ、精神的にしんどくなり、1か月会社をお休みしてしまうこともありました。

自分を苦しめ続けている『いい子=ママ嬉しい』呪縛を、同じように息子に浴びせようとしている自分に本当に驚きました

息子にはありのままの自分を愛して、人生を歩んでほしいと思っています。

今日からは、ねんねの前の振返りタイムは、
『生まれてきてくれて、ありがとう。
 どんな○○ちゃんも
 ママの宝物だからね。』
で締めくくりたいと思います。

子育てなにが正解かわからなくてとっても難しいですが、親育てしてもらっている毎日です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?