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姿勢がわるい、力が抜けているように見えるお子さんを感覚統合の視点からみる話

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お子さんと関わっている中で、集まりや、活動中にダランと力が抜けているように見える子をよく目にします

だらけている、さぼっているような印象を受けますが、固有覚や前庭覚が育っていないために

そのような状態になっている可能性もあります

今回はそれがどういう状態かを記述していきたいと思います

前庭覚と固有覚の連動

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感覚同士は常に連動、連携、協調し合っています。いまこの記事を見ているあなたも

座りながら、

スマホを落とさない力加減でつかみ、

その感触を感じながら、

目で見ているかもしれません

こういう感覚同士の連動が今回の記事に関係しています

・前庭覚は人間の揺れや、回転、姿勢を維持のためにバランスをとる感覚です

・固有覚は人間の筋肉を収縮させ、力加減や適切な筋緊張で身体を支える感覚です

例えば座っている時に、この感覚はどのような連動をしているかを解説していきたいと思います

座っている状態でも無意識に筋肉をは動いています。重力に逆らない姿勢を保持している状態は筋緊張で支えられているのです

では、ちょっと左右に揺れてみましょう。倒れませんよね?これは前庭覚が揺れる感覚を脊髄反射で受け取り、固有覚に伝えることで、

適切な筋緊張で身体を支えているからです。前かがみになったり後ろに倒れたりも同じです

この重力に負けず、身体の筋緊張で身体を支える動きを「抗重力」と言います。重力に抗(あらが)うのです

ただ、これが上手く連動していない状態はイメージできますでしょうか。揺れや回転した時に、身体はだらんとし、自分の意志では戻れないほど筋肉は弛緩してしまい、そのまま倒れてしまいます

それが「さぼっている」「やる気がない」「だらけている」ようにみえるお子さんの状態の可能性があります

大人がこの可能性を知らずにお子さんに対して「まじめにやりなさい」「しゃきっとしなさい」と声をかけると、お子さんは

「好きでこの状態になってないのに」と理不尽さを感じ、信頼関係の構築に悪影響を及ぼします

また、このような状態のお子さんは「身体遊び」も難しく、自己肯定感も自信も下がっているため、活動に参加したがらないこともあり、

負のループに陥りがちです

次回は 姿勢がわるい、力が抜けているように見えるお子さんにしたアプローチを投稿します

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以上になります

これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。
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