絵カードや写真などの視覚的情報を子育て・発達支援に取り入れるメリットの話
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ラインスタンプもひっそり始めました
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お子さんの言葉がでず相談に来られたご家族に、視覚支援で絵カードや写真での提示の支援を提案すると、こんなお話をされたご家族がいました
「絵カードを使うと言葉が出るのが更に遅くなるのでは」と
決してそんなことはなく、むしろ言葉の発達を促す力があると私は思っています
今回はその内容を記述していきます
視覚支援のメリット
コミュニケーションを楽しいと思える気持ちを育てることができる
お子さんが言葉を学ぶ意欲に、
「この人に解ってほしい」
「伝わると楽しい」
「伝わると嬉しい」
という思いがあります
言葉という手段を使えないお子さんにとって、この体験を得られる手段は限られます
まずは「伝わった経験」をもち、相手とのコミュニケーションをとることは「楽しい」と思ってもらうことが、言葉習得への第一歩だと考えています
絵カードはその第一歩をお子さんに自覚してもらう上でとても有効なのです
イメージを共有できる
例えば、「おばけ」を想像してみてください。想像できましたか?
でもきっと、私の考える「おばけ」とあなたの考える「おばけ」はちょっと違うのです
ある人は白装束の髪の長い人のイメージを持つでしょう
ある人は白い人魂に目と手がついたイメージを持つでしょう
舌はでていますか?いませんか?
このように口頭や文字では伝えられないイメージがあります
絵カードや写真には、相手との共通のイメージをはっきりさせる力があります
他者同士の言葉では伝わりにくいイメージを共有できる分かりやすさは、子どもの「伝えたい」という思いを助ける手段の一つになります
スケジュールなどの連続性のあるものも伝えやすくなる
絵カードなどでコミュニケーションができてくると、応用ができてきます
横、縦に絵カード、写真を並べてたり、数字を横に置くことで、一日のスケジュールといった見通しを分かりやすく伝えることができます
更にここの理解が深まっていくと、「変更を伝える」といった複雑な状況を伝える助けにもなるのです
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