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【感性のある人が習慣にしていること】感性(センス)は後天的に身につくのか?

20代は「センスがいい=トレンドやテクニックを知っている」ことだと思っていた。
「センスがいい人=情報を集められる人」だとも思っていた。

だけどそれは違うよねって今は思う。

興味のあることが多方面に渡っていて、信念を持って自分の好きなものを選択し、その好奇心で深くそれを掘り込みながら知識を増やしていける力がある、そして多方面に渡る興味を統合していける人だなと思っている。

この本は若い人がSNSやTiktokなんかで見る「これをやればモテるセンスついちゃうよ!」というような表層的な話ではない。本質的な部分について語られているところが非常に深みがあって良かったと思う。

5つの習慣
①観察する習慣
②整える習慣
③視点を変える習慣
④好奇心を持つ習慣
⑤決める習慣

上記の5つの習慣の章に具体的な行動のすすめがいくつも紹介される形で進んでいく。
その中で個人的にやってみたいと考えたことを挙げていこうと思う。

①得た知覚を表現する語彙力をつける。具体的な感覚にピタッと合う語彙を使うように心がける。(ヤバいとかで終わらせない)

②主体的な人づきあいをする。できるだけ不愉快な相手は遠ざけて自分と向き合う時間を作る。

③自分の常識(初期設定)は周りの人や環境によるものかもしれないと疑ってみる

④長く愛せそうな物を大切に使うつもりで購入する

⑤やることを決める前にやらないことを決める

他にもたくさん具体的な方法が示されていたが、あえて自分にできそうなことに絞ってみた。

感性とは持って生まれたものもあるけれど、好奇心や探究心の持ち方、インプットやアウトプットの仕方、最終的には人間としての深みによるものが大きい気がする。感性は年齢を経ても意識の持ちようで後天的に身につけるのは可能だと感じた。

最近意識が変わったことについて持論を一つ。
自分を可愛く見せるとかモテを意識することばっかりに集中させる美意識って表層的だよなってこと。

内面を豊かにできるような趣味、生活を豊かにするためのこだわり、生きる基礎となる食生活を充実させること(自炊力)等は、最終的には自分のQOLが爆上がりするし、小手先のメイク術なんかより人生を豊かに彩り、生涯役に立つのではないだろうか?

いやメイク術も知ってた方がいいんだけどね。
だけど習い事やスポーツを続けてたり、本格的な料理のスキルがあったり、心が豊かになる趣味に没頭できる方が人生スパンの長い目で見て、感性を磨く土台を作れそうに思う。また長く付き合うならそんな人との交流の方が得る物が多く楽しいな。

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