【発達凸凹】良い○○は本当に良いのか?
「良い心理士の見分け方」を質問された白目みさえさん(臨床心理士)の記事を読んで、ビビッと通じるもの がありました(笑)
今日は、良い病院や事業所は本当に良いのか?そもそも良い○○は本当に良いのか?について書いてみます。
質的ニーズが変わってきた発達凸凹っ子の親
私は以前にも、相談者のザックリした「いい」について書いてました。
あのときも、「いいってなに?」を考えさせられたのだと思います。
運営する親の会では、さまざまな相談が入ってきます。
10年以上前までは、権威ある人の良い が誰にとっても良い(はずだ)と思い、「良い情報はありませんか?」と、情報を仕入れてきた親御さんは多かったと思います。いや、今もほとんどそうだと思いますが…。
でも、コロナが5類へ移行して一年。
一気に変わってきたことがあります。
それは、相談内容です。
人との交流を求めた相談、経験値のある先輩ママとのつながりを求める若いママたちが増えてきたのです。
これまでの「役立つ情報を知りたい」と思う親御さんたちのニーズが変わったのだと思います。そして「我が子にとって役に立つ情報を見極めたい」親御さんたちが増えたのだと私は考えています。
いい情報(病院や事業所等)とは、誰の何の目的のためのものなのか によって違っていることを情報を得る側、がコントロールし始めたのかもしれませんね。
誰にとっての良いなのか?
とはいえ、私たち発達凸凹っ子の親御さんは「良い情報、良い病院、良い医師、良い支援者、事業所…」とあらゆる情報を必要としています。
なのでやはり「良いとは?」を考えていたら、白目みさえさんの「良い心理士に出会うには?」にたどり着きました。
読んだら、うんうん、頷きましたので引用します。
はい、やはりそこですね。
そして我が子に「どうなってほしいのか?」が大事なポイントになるかと思います。
大企業に勤められたらエリートか?→ 子どもにエリートになってほしいのか?→ エリートになったら、誰が嬉しいのか?
「良い」を求めるあまりに、本質的なことを見抜けなかった…というご相談も、ありますから、我が子に「どうなってほしいのか?」を先ず、落とし込んで考えてもらえたら…と思います。
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