軽井沢への旅で出会えた素敵な女性の話。

先日、軽井沢へ行きました。
自然が大好きな私は、ずっと新緑の軽井沢に行ってみたいと思っていて、
念願叶っての２泊３日の旅。

新緑がまぶしく輝き、
涼しい高原の霧やすがすがしい空気を吸い込み、
鳥のさえずりやカエルの合唱を聴き、
新鮮な野菜をたっぷり食べ
五感全てで思いっきり満喫してきました。

同時に、いつかやっぱり
リビングから木が見える静かなおうちに住みたい。
森の中の環境はなんて心癒され元気がもらえるのだろう。
望みを再確認しました。

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以前、山に住みたいんです、とある人に言ったとき
「思いっきり田舎だと大変でしょう、交通手段とか。
軽井沢とかがいいかもね」
と言われ、
軽井沢なんて、セレブの住む別荘地で、わたしのような一般庶民には無理無理、旦那さん１馬力で、私自身おこずかい程度の収入しかないような人が住める場所じゃないでしょ。
と他人事のように聞き流したのだけれど。

でも、移住者が多いし、文化的にも充実していて
東京に行きたいと思えば１時間強で行ける
いきなりどっぷり山に住むのではなくて
軽井沢に住めるならそれは素晴らしいよなぁ・・・
となんとなく思い始め

軽井沢に家を建てた人たちの暮らし、
家、楽しみ方などが書かれた本を手に入れ
憧れは増すばかり。

軽井沢 はじまりの森暮らし。

しかし、都会好きの夫に言うと
のれんに腕押し状態。
今のマンションに満足しているし、全く移住なんて考えていない、
ばっさり切られてしまって、夢は夢で終わるのかなぁなんて思っていたのでした。

それから時は経ち、(特に状況は変わっていないのですが)、

今回の旅の最後、あるお店に行ったときに
素敵な店主の方に出会い
「私ここ（軽井沢）に住みます！」
とうっかり宣言しそうになったのでした。

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そのお店は、たまたま立ち寄った自然派ワインのお店。

私はワインを飲むと膝や腕の関節が痛くなってしまうという謎の症状があって
ワインが飲めない体質なんだなぁと思っていましたが、
ある時、ビオナチュールワインというものがあることを知り
（除草剤や化学肥料を使っていないオーガニックなブドウの、酸化防止剤無添加のワイン）
試しに飲んでみたところ、全然関節が痛くならなくて
もしかしたらビオナチュールのものであればワインが飲めるのかもしれないと思い
こちらのお店にもいいものがあるかな？とふらり立ち寄ってみたのでした。

その話を店主の女性にすると
なんて素直な身体！と言って
金額の手ごろな、美味しいビオナチュールワインをいくつかピックアップしてくださりつつ、
色々話が盛り上がる。

おそらく私より年上（５０代位？）のその女性は
素敵な黒いワンピースをお召しで、柔らかな印象。
肌がつやつやで上気したようなピンク色の頬をしていて、
身体から健康的なエネルギーがほわわ・・・と溢れ輝いている感じで。

秘訣を聞くと、どうやら、毎日新鮮な無農薬のお野菜やお米！を食べているそう。
数年前に都会から移住してきているとのこと。

ゆったりした環境で、
美味しいお野菜を毎日食べられて。
自然がいっぱいで、車移動も混雑なく、
お店で働きながら色んな人たちとも出会えて、
毎日が本当に楽しいんですよ！
と、目が輝いている。

わぁほんとにいいですね、
うらやましい、私にもできますかね～

と言うと、
うん、できるできる！仕事だってこっちにはいっぱいあるし。
本当に楽しいわよ、
もう、ぜひぜひいらして！

と言われ

もう私ここに住みます！とついうっかり宣言しそうになったのでした。

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軽井沢に住めるか住むのかどうするのかというのは
ひとまず置いておいて。

今回の旅でこの女性に出会って思ったことは、

ほんとにこころ喜ぶ生き方をしているとき、
人はあんなにいい顔をするのか！ということ。

すばらしいな！って
なんだか感動と衝撃が入り混じるような感覚で
圧倒されました。

そんな風に楽しんでいる人って、
その幸せのエネルギーで
そばにいる周りの人まで幸せに包まれる。

仕事終わり、通勤電車の窓に映る自分の疲れた顔を見て
ぎょっとすることも多い自分ですが、、、

私も、あんなにいい顔をして人生を楽しみたい。
自分の心の奥にあるほんとの望みを叶えてあげたい。

本当にいい出会いとなりました。

この旅に来て、良かった。

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