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北欧の人たちから取り入れたくなった習慣。

人生初めての海外は、
ひょんなことから
北欧フィンランドでした。
(今改めて考えると、なんと幸運だったのかと思います)

10代の多感な時期に行ったので
わたしの人生に大きな影響を与えた旅で。

それ以来北欧はなんだか親近感があり、
この本も表紙の森の空気感に惹かれて手に取りました。

まず、写真がとても美しい!
そして、内容も読み応えがあります。

日本での暮らしに疲れきり、北欧に移住した筆者は、徐々に心満たされた感覚で暮らせるようになります。

デンマーク人との会話を通して語られるその変化へのヒントは、お金もかからず誰でも取り入れられるような事ばかりなのに、日本人には新鮮に感じられる。

読むとワクワクして色々試したくなり、
実際に取り入れた習慣は
今の生活にいい影響を与えてくれています。

実際に体験しての気づきを3つ、書きたいと思います。

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◆フリルフツリーヴ

聞き慣れない言葉ですが、自然の中で過ごす時間のことをいうそうです。
森の中を歩いたり、お茶を持っていって公園の中で飲んだり。

人と会うときはお店の中、という日本と違い、北欧ではよく「公園に行こう」などと誘われるそう。

自然の中で過ごすと心地よさからストレスも緩和されるそうです。

自然豊かな田舎で育ったわたしは、今の都会の生活、地面から離れたマンション暮らしが少し窮屈で不自然に感じることがあり、
「緑の見える家に住みたい!」と寝言のように常に言ってしまうのですが。

すぐには理想の家に引っ越せなくても、
自然の中で過ごす習慣なら取り入れられるはず!と思い、できるだけ自然散歩を取り入れるように。

新緑はあまりにも美しく気持ちよく、
5月は素晴らしい時間を過ごせたのでした。

気分良くなったところで
休憩にコーヒー屋さんに寄ったりすると、人の多さにげんなりしてしまい、
せっかく"フリルフツリーブ"したのになぜ人混みに混ざってしまったんだろう?と後悔するので、どうしてもコーヒーが飲みたい時はテイクアウトすることにしました。

つぎは友達を散歩に誘いましょうか。
日本だとやっぱりなんか変かな。笑

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◆to do は一日3つ。

デンマークの人はゆったりと過ごしているそうです。いつもバタバタ慌ただしい筆者が、同僚の方にどうしたらそうなれるかと聞いたところ、

todoは一日3つだけにする。たくさんやりたいことがある中で、どれが優先度高いのか考えて、絞る。3つが終わるまで、他のことはしない、とのこと。

実際にやってみたところ、これは
シンプルにみえて、結構大変でした。

なぜかといえば
まず、3つに絞るのが難しい。
欲張りです。

そして、他のことをしない、というのが難しい。つい簡単なことに手を付けそうになってしまう。

でもやりきってみると、今まで後回しにしていたようなほんとに大切なことをやり終えることができ、達成感で満たされます。

朝からコーヒーを飲みながら10分ほど
今日のしたいことを考えるのも楽しい。

忠実にやるとハードなので、たまに休憩しつつ、この習慣を取り入れています。

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◆失敗を恐れない仕事術

デンマークの人の仕事の仕方は無鉄砲でお気楽らしく、準備もそこそこに始めるので
え、ちょっと待って、
よく考えないからこういうことに〜と思うこともよくあるそう。

でも、彼らによると、

やってみないとわからないから、まずやってみる。
最初から成功の道、失敗の道、と分かれてるわけじゃなくて、ちょっとずつ前に進みながら少しづつ失敗していって、その過程で得られた経験やデータを活かしてまた前に進むとのこと。

そうか。
失敗するのが前提で、当たり前なんだ。
悪いことでも恥ずかしいことでもないんだな。

私は今まで、成功しそうな道を見極めて準備万端にしてから進む、もしくは準備が十分じゃないから、考えるだけで何も始められないことも多かったのですが、

失敗もするけれど、その都度対応すればいい、
もっと気楽に失敗しながらトライしてみよう!
という軽やかさを取り入れたいと思いました。
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そう思うと、このnoteを書き始められたのも
この本のおかげかもしれないな。

そして、始めたことで
様々な人との出会いや反応をいただいて、
自分の発するものからつながる世界を少しづつ垣間見れて、なんだか楽しい。

これからもたくさん失敗しながら、
進んで行きたいです。


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