Photo by nasigorendayo 俳句「葬ののち」(無季語) 4 今西えま 2024年5月7日 15:26 葬ののち書斎に祖父の匂ひあり亡き祖父を見送った後、帰路に着き書斎に入った私。主をなくした椅子と書棚の静かなこと。葬儀場では感じなかった祖父への懐かしさが込み上げてくる。ここには祖父の気配がまだ残っている。「ここにいたんだね」思わず口をついて出た。まだ少し一緒にいられるような気がして、目を閉じて祖父の匂いを感じていた。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 自由律俳句 29,403件 #家族 #俳句 #自由律俳句 #家族の物語 #短文 #祖父 #今日の俳句 #書斎 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート