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ときどき日記(169)どんなに効率化して労働生産性を上げたとしても装置を持った者が全部さらっていく

「ツイッター社の従業員半数が解雇された」(2022/11/6読売新聞朝刊13版2面)。
すでに効率化が進んでいたか、効率化を進めるためであろう。

よく経済成長や経済拡大のために労働生産性を上げよというが、効率化し労働生産性を上げたとて、こうして労働者は解雇され、装置(この場合はツイッター)を手に入れた者が濡れ手に粟を得る。

労働者はがんばればがんばるほど解雇のリスクが高まる。

経済などいくら拡大しても民は永遠に幸せになれない。
資本主義経済という枠組みの中では、搾取され効率化が進捗すれば解雇される労働者であり、かつ、生きることすらも買わなければならない消費者というデススパイラルからは決して出ることができない。

経済は規模ではない。

規模が拡大すれば幸せになれるという幻想から早く目覚めよう。

経済は量よりも質が大事だ。

経済規模よりもカネの分配方法や暮らしの質の方が大事だ。

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