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人はなぜ戦争をするのか

地球のため、全人類、夜は戒厳令(80)

「人はなぜ戦争をするのか」

私の考えはあまりにも単純すぎて、詮無い話になりかねないが、要は、経済の奪い合いひと言に収斂されると思う。

地球システムは、量的限界という絶対的な制約がある。

生存に欠かせない食糧・資源・エネルギーは、人口が増えようが減ろうが、パイの大きさは変わらない。

経済など関係なく、天地の恵みなのであるから、平等に分けあえば、争いは起こらないが、経済というシステムが、天地の恵みをカネというものに変換することを許容し、そのことによって、それをより多く得んがために、虐める者、虐められる者、殺す者、殺される者が出現した。

この究極が戦争だ。

奪いたい、奪われたくない、奪えば明日の暮らしが良くなる、奪われれば明日の命がわからなくなる。

人間が勝手に始めた経済システムのせいで、人類が滅亡しかねない戦争も起きている。

経済では人類を救うことはできない。やった試しもないし、できた試しもない。

食糧・資源・エネルギーの適正配分システムが構築されないと確実に人類は滅亡する。

もはや、地球が壊れて死ぬか、戦争で死ぬか、このどっちが先に来るのかの差しか無くなっている。

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