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エネルギーも食料も天地の恵み
地球のため、全人類、夜は戒厳令(162)
「エネルギーも食料も天地の恵み」
食料を実らせているのは自然の力。人はその手助けをしているだけで、人間の自力で実らせることはできない。これ絶対の掟。
つまり、食料の価格の内訳は、大部分が手助けをしている人間の人件費だ。
これを輸入すると言うことは、労働を輸入しているも同然と前回吠えた。だからバカバカしいとも。
これはエネルギー(化石燃料)にも言える。極端なことを言えば、農作物よりも酷い仕組みだ。湯水の如く湧いてくるものをタンクに詰めるだけ、ショベルカーでひとかきしてトラックに積むだけでカネになる。ともすれば買い手の足元を見て値をつり上げることもできる。
あまりにも高い人件費だ。バカバカしい。
日本は幸い自然エネルギー(再生可能エネルギー)が豊富な国だ。そして幸い、そのエネルギーはいわば分散型だから、却って雇用を生み出すことができる。外国の労働や足元を見られての加算にお金を払うために日本人は別途苦しい労働を強いられている。
個人で原発や火力発電を運営することはできないが、ソーラーパネルや小型風車、小型水力を接続することは十分に可能だ。近所で助け合ったり、近所に電気屋さんも帰ってくる。
経済の規模を云々言う前に、経済の仕組み・質、生き方、暮らし方を見つめ直したい。
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