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うつ病 レールを降りるとそこは地面だった

「自分は今何にも縛られていないのか…。」
ぼーっと考える。

私は今うつ病で休職しています。
回復期で一進一退をしています。
今日は、日常でふと感じたことを書いてみます。

平日の午前にフードコートに行きました。
ほとんどお客さんがいません。
ガラガラの席に子どもと座りました。
不思議な感覚になりました。
フードコートからは、それぞれの店舗の中が見えます。
ハンバーガー屋、ラーメン屋、ドーナツ屋…
働いている人も見えます。
パートの人、アルバイトの人、社員の人
そして、僅かながらお客がまばらにいます。
朝からラーメンを食べている人、ハンバーガーを頼んでいる人、ゆったりドーナツとコーヒーを楽しんでいる人…

皆んなそれぞれ、何かやることがあるんだな。
私もかつて必死に何かをやっていたな。
けど、今何もやるべきことがない。


するとこんな考えが浮かびました。

あぁ私は、レールから降りたのかもしれない…。
今自分を縛るものは何もないのだ…。

決してマイナスな感情ではありません。
むしろ、心が少し自由になりました。
久しぶりに何も考えずにぼーっとしました。

なんで、何かに追われていたんだろう。
何に不安を感じてたんだろう。
私を苦しめてたものって何だろう。

見えない何かにずっと縛られてきました。
それがないと生きていけないような気がしてました。
みんなそうやって生きている気がしてました。
違いました。
縛られたレールを降りると地面があるだけでした。

どこへでも歩いていける。
そうか、自由なのだ。
何をしてもいいのだ。
私を縛っていたのは私だったのかもしれない。

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