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畑のかぼちゃでコロッケだ。今日もいつも通りに。

街中はハロウィンで盛り上がってたのかどうかも
知らないままハロウィンが終わった。
私が生活する小さな範囲では、ハロウィンを感じられなかった。

毎年、仮装するわけでもない
パーティもしないし、飾り付けもしない。

毎年、いつの間にか終わっているハロウィン。
それはそれでいい。


私たちは、この夏も畑でかぼちゃを作った。

思いのほかたくさん収穫できたので
家にかぼちゃが転がっている。
保存できるからありがたい。

せっかくだから、
ハロウィンはかぼちゃコロッケにしよう。

揚げないかぼちゃコロッケ


油を使わなくて済むから楽ちん。

冷凍のひき肉があったから使っちゃえ。


ひき肉を炒めて、塩コショウ。適当なボウルに移しておく。
そこに茹でたかぼちゃを加えて潰しながら混ぜる。

なめらかになった。ボウルの中で少し冷ます。


パン粉をフライパンで炒る。
美味しそうな焼き色がつくまでじっくりと炒る。

焼き色がついたらそのままフライパンで待機。


冷ましていたかぼちゃとひき肉を適当な大きさに丸める。
コロコロと形を作るのが楽しい。

8個できた。

丸めたかぼちゃをフライパンへ。
いい焼き色のパン粉たちが待ち構えていた。

パン粉を全体にまぶしていく。

あとは、食べるタイミングでトースターで温めるだけ。


かぼちゃコロッケを作っている途中で
帰宅途中の夫から連絡。


「おじいちゃんの誕生日やから、何かお供えを買いに行く」
私も料理の途中で家を出て合流した。


もう何年も前に亡くなっているので
私は直接お会いしたことはないおじいちゃん。

けど写真ではよく見ていた。


部屋の隅に小さな祭壇を作って
おじいちゃんの写真を飾り、チーズケーキをお供えした。

「食べてくれるかな」

お線香をたてて、手を合わせた。



そしてようやく、私たちの夜ごはん。

副菜は
ピーマンと塩昆布を炒めたものと、
茹でただけのオクラ。

すべて畑で収穫したもの。


あとは、夫希望の冷や奴。
かつおぶしと柚子胡椒、そこにお醤油。

さっき作ったかぼちゃコロッケをトースターで温めて
私たちは、どろソースをかけた。

まるまるしているから
たこ焼きみたいな見た目になったけど気にしない。


シンプルで、かぼちゃの甘みを感じられて美味しい。
なめらかでねっとりした舌触りの中に
ひき肉のごろっと存在感が嬉しい。


今日も、一緒に「いただきます」ができた。
ありがたくありがたく、今日の自分たちにハナマル。


ハロウィンも、いつもと変わらない日常を楽しみました。

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